メルセデス・マイバッハGLS600 4MATIC(前編)

2021.10.14 谷口信輝の新車試乗 「メルセデス・ベンツの最新技術とマイバッハブランドのラグジュアリーを融合させた」とうたわれる新型SUVと、レーシングドライバー谷口信輝がご対面。まず、こだわりの車内に乗り込んでみての印象は?

驚きの連続

今回、谷口信輝に試乗してもらうのは、いま、最も注目度の高いラグジュアリーSUVと言っても過言ではない「メルセデス・マイバッハGLS600 4MATIC」である。

これまでメルセデス・マイバッハといえばメルセデス・ベンツの「Sクラス」をベースとしたモデルのみだったが、メルセデス・マイバッハGLSはその名から想像されるとおりSUV「メルセデス・ベンツGLS」の巨大なボディーにマイバッハ流のぜいたくなおもてなし装備を満載。パワートレインやサスペンションにも独自のチューニングを施すことで、SUVのスペースユーティリティーとラグジュアリーカーの豪華さを両立させたモデルである。

ところで、われらが谷口は、サーキットでは思いっきりアグレッシブなドライビングを見せてくれるが、公道での走りは意外なほどジェントル。しかも、いかにも走り屋向きのスポーツモデルだけでなく、ゆったりとくつろげるラグジュアリーセダンにも同じくらい深い愛情を注ぎ込む、懐の深いレーシングドライバーなのである。そんなわけだから、メルセデス・マイバッハGLSを目の前にしたときには、まるで以前から欲しかったオモチャをようやく手に入れた子供のように、満面の笑みを浮かべていた。
「ええ、なに、これ? ドアを開けると乗降用のステップが自動的に出てくるの? わー、すごいですねえ」

キャビンに乗り込んでからも、谷口はメルセデス・マイバッハGLSの豪華装備に感動しっぱなしだった。
「なんですか、この巨大なガラスルーフは。そうじゃなくてもSUVだから天井が高いので、ものすごい開放感ですね」

さらに谷口を驚かせたのが、白いレザー張りのインテリア。しかも、クルマに使われる通常のレザーは、白といっても微妙にグレーがかっていたりアイボリーがかっていたりするが、試乗車に使われた白は、ややもすると青白く見える微妙な色合いで、自動車のインテリアとしては極めて異例なカラーといえる。
「いやー、この白い色もすごいですねえ。まるで舞妓(まいこ)さんのおしろいみたいに、真っ白。ただし、あんまり白すぎるから、ステアリングの握るところなんて、すでにちょっと黒ずんじゃっていますね」

 
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