トヨタが「カローラ」シリーズに一部改良を実施 パワーユニットを全面刷新
2022.10.03 自動車ニュース![]() |
トヨタ自動車は2022年10月3日、「カローラ/カローラ ツーリング/カローラ スポーツ」に一部改良を実施し、同日販売を開始した。
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先進装備の進化にも注目
今回の改良では、全モデルにおいてパワーユニットを刷新。ハイブリッド車には新しい電動モジュールを用いた1.8リッターハイブリッドシステムを採用し、優れたモーター性能により、素早く軽やかな発進と伸びやかな加速を実現したという。一方、純ガソリン車には、優れた燃費性能と走りの楽しさを追求したという新エンジンを採用。カローラとカローラ ツーリングには排気量1.5リッターのユニットが、カローラ スポーツには同2リッターのユニットが搭載される。
燃費性能は、カローラのハイブリッド車が25.3~30.2km/リッター、純ガソリン車が18.1~19.4km/リッター、カローラ ツーリングのハイブリッド車が24.9~29.5km/リッター、純ガソリン車が17.8~19.1km/リッター、カローラ スポーツのハイブリッド車が27.2~30.0km/リッター、純ガソリン車が17.2~18.3km/リッターとアナウンスされている(いずれもWLTCモード)。
機能装備についても改良しており、予防安全・運転支援システム「Toyota Safety Sense」では、プリクラッシュセーフティーに、交差点右折時に対向方向から直進してくる車両と、右左折時に対向方向から横断してくる歩行者を検知する機能を追加。歩行者や自転車、駐車車両に近づきすぎないよう、ドライバーのステアリング/ブレーキ操作を支援する新機能「プロアクティブドライビングアシスト」を採用した。また車両購入後も運転支援機能を最新のものに更新できる、ソフトウエアアップデートに対応した。
一方、コネクティッド関連では車内Wi-Fiをオプション設定したほか、インフォテインメントシステムにセンター通信型のカーナビゲーション「コネクティッドナビ」に対応した8インチのディスプレイオーディオと10.5インチのディスプレイオーディオ プラス(車載ナビ機能付き)を新設定。携帯端末との連携機能「Apple CarPlay」については、ワイヤレスでの利用が可能となった。
このほかにも、ドライブレコーダー(前方)とバックガイドモニターを標準で、録画機能付きバックガイドモニターをオプションで採用。ヘッドランプやフロントロアグリルなどの外装デザインや、一部外装色の設定についても変更している。
価格は以下のとおり。
- カローラ:199万円~299万8000円
- カローラ ツーリング:207万円~304万8000円
- カローラ スポーツ:220万円~289万円
また2022年4月に世界初公開、同年6月に日本仕様を公開した高性能スポーツモデル「GRカローラ」については、発売時期の遅延を発表。「GRカローラRZ」「GRカローラ モリゾウエディション」ともに、2022年冬ごろに抽選予約受け付けを開始し、2023年年初から台数限定で販売するかたちとなる。
(webCG)
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