ホンダが新型SUV「ZR-V」を正式発表
2022.11.17 自動車ニュース![]() |
本田技研工業は2022年11月17日、新型SUV「ZR-V」を2023年4月21日に発売すると発表した。
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ZR-Vは、ホンダのSUVラインナップにおいてコンパクトSUV「ヴェゼル」とミドルクラスSUV「CR-V」の間に位置するCセグメントの新開発SUVで、2022年9月に予約受け付けを開始していた。
開発コンセプトは「異彩解放」。SUVのコア価値である“実用性”や最新の安全装備と衝突安全性能が生み出す“信頼感”、そして異彩を放つ存在感のある“デザイン”、爽快かつ快適な“走り”を高い次元で兼ね備えるモデルとして開発されたという。
エクステリアデザインは、ボリュームがあり滑らかな面で構成される。フロントフェイスは、横長でシャープな形状のヘッドランプと縦基調のフロントグリルが目を引く。ボリュームを持たせたボディー下部と、上方を絞り込んだワイドトレッドを強調したスタンスもZR-Vの特徴である。
ボディーサイズは全長×全幅×全高=4570×1840×1620mm、ホイールベース=2655mmと発表されている。
インテリアは造形の美しさを際立たせ、機能的で上質な室内空間を目指したという。左右に広がる水平基調のインストゥルメントパネルや、運転席と助手席の間に設けられたハイデッキセンターコンソールを採用。多彩な収納スペースも用意されている。ドライバーの足元からヒップポイントまでの高低差を小さくすることでクルマとの一体感を高めたドライビングポジションを実現し、後席は体を預けられるセダンライクな乗車姿勢とするなど、パッケージングにも注力されている。
パワーユニットは2種類。最高出力141PSの2リッター直4直噴エンジンに同184PSの走行用モーターと発電用のモーターを組み合わせたハイブリッドシステム「e:HEV」と、最高出力178PSの1.5リッター直4直噴ガソリンターボエンジンを設定。いずれも現行型「シビック」ゆずりのユニットとなり、駆動方式にはFFと4WDをラインナップしている。
約100度の有効水平画角を持つ広角カメラと高速画像処理チップにより、衝突軽減ブレーキなどにおける対象物の検知精度を高めた安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」を全グレードに標準で装備。前後の誤発進抑制や衝突回避機能、車両の後側方25m以内に接近する車両を検知し斜め後ろにいるクルマの存在をドアミラーのインジケーターで知らせるブラインドスポットインフォメーションなども組み込まれている。
ボディーカラーは新色の「プレミアムクリスタルガーネット・メタリック」や同「ノルディックフォレスト・パール」を含む全7色が設定される。
ラインナップと価格は以下のとおり。
【e:HEV】
- X:329万8900円(FF車)/351万8900円(4WD車)
- Z:389万9500円(FF車)/411万9500円(4WD車)
【純ガソリンエンジン車】
- X:294万9100円(FF車)/316万9100円(4WD車)
- Z:354万8600円(FF車)/376万8600円(4WD車)
(webCG)