【ニューモデル情報】2030年までにデビューするアウディ車16台

2022.11.24 アウトビルトジャパン AUTO BILD 編集部

新型「Q5」に「TT RSクーペ“アイコニックエディション”」「A6 e-tronアバント」、新型「A4」「e-tron GTシューティングブレーク」などなど。2030年までに登場するアウディの新型車はこれで決まりだ!

※この記事は「AUTO BILD JAPAN Web」より転載したものです。

アウディは、内燃機関を段階的に廃止している。2026年以降、インゴルシュタットに本社を置く同社は、内燃機関を搭載した新型車を一切発売しない方針だ。これは、ハイブリッド車の終焉(しゅうえん)を意味するものでもある。最後の新型内燃機関アウディは、おそらく次のQ5になるだろう。

これは言うまでもなく、CO2を削減しなければならないからだ。EUは、2035年以降はディーゼル車とガソリン車の新車を認めず、新車からのゼロエミッションを達成したいと考えている。

もちろん、そのためにはある程度の準備が必要だ。だからこそアウディは、今後数年間にわたって、より多くのe-tronモデルを展開していくのだ。「Q6 e-tron」の登場は、それほど先の話ではないはずだ。ひとまわり小さいのは、小型SUVの形をした「A2」後継車となる可能性が高い。

これら2つのモデルは、アウディにとって重要な存在となるだろう。

1.アウディQ6 e-tron――e-tronの後継車の可能性
新しい電気自動車のSUVは、Q5並みのサイズと「Q7」の広々とした室内空間を兼ね備えているはずだ。電気自動車の「ポルシェ・マカン」と同様、Q6 e-tronはおそらく新しい「PPE」プラットフォームをベースにしているため、800Vの高速充電技術が搭載されているだろう。

航続距離は500kmという。アウディは、2022年末までに新型車を発表する可能性がある。

2.アウディA4 B10――将来的にV6ディーゼルを搭載しない場合
内燃機関を搭載する最後のA4は、より高級感を持たせることで、A6に近づけていく予定だ。しかし、大型エンジンとはおさらばしなければならない。せいぜい6気筒のガソリンエンジンがまだ「RS 4」に使われる可能性があるくらいで、V6ディーゼルはラインナップから外される可能性が高い。

そして、最高出力350PSの電動化4気筒に置き換わる可能性がある。電動化といえば、今後、新世代のどのエンジンも電動アシストなしで動くことはないだろう。

(Text=Katharina Berndt、Jan Götze and Moritz Doka/Photos=Audi AG、autobild.de)

記事提供:AUTO BILD JAPAN Web(アウトビルトジャパン)