新型「BMW X1」が上陸 フル電動モデル「BMW iX1」もラインナップ

2023.02.17 自動車ニュース webCG 編集部
「BMW X1」(写真はすべて欧州仕様車)
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BMWジャパンは2023年2月17日、BMWブランドのコンパクトSUV「X1」の新型を発売した。同年2月下旬にデリバリーを開始する。

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フル電動モデル「iX1」のエクステリアは、ブルーの差し色でドレスアップされている。
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「iX1」の0-100km/h加速は5.6秒

今回発売されたBMW X1は、2010年に国内デビューした初代から数えて3代目にあたるモデル。新型は、力強さとモダンさを追求したエクステリアや、シンプルかつ先進的なインテリア、デジタル化の進んだユーザーインターフェイスが特徴で、フル電動モデル「BMW iX1」をラインナップする点もトピックとなっている。

外観においては、正方形に近い大型キドニーグリルや立体的なデザインのリアコンビランプ、エアロダイナミクスに配慮したドアハンドルなどが特徴。ボディーサイズ(「X1 xDrive20i xライン」の場合)は全長×全幅×全高=4500×1835×1625mmで、先代(デビュー時)に比べて45mm長く、15mm幅広く、15mm高くなっている。ホイールベースは2690mmで、同20mmの延長となる。

内装では、メーターパネルとコントロールディスプレイを一体化させた「BMWカーブドディスプレイ」が目を引く。シフトレバーが廃止され、シフトセレクターやインフォテインメントシステムの操作スイッチ、ハザードランプスイッチなどがセンターアームレストの先端に集約されている。また、センターコンソールには、スマートフォンをはじめとするQi規格対応機器の非接触充電スペースを確保。荷室の容量(後席使用時)は540リッターで、後席の背もたれを倒せば1600リッターにまで拡大できる。

日本仕様のX1のうち、「X1 xDrive20i」は最高出力204PS、最大トルク300N・mを発生する2リッター直4ガソリンターボエンジンを搭載。燃費はWLTCモードで12.9km/リッターと公表される。

フル電動モデルのiX1は「iX1 xDrive30」グレードとして展開。モーターを前後に1基ずつ、計2基搭載する4WDモデルで、システム総出力272PS、システム総トルク494N・mを発生する。0-100km/hの加速タイムは5.6秒。リチウムイオンバッテリーの容量は66.5kWhで、一充電あたりの走行可能距離は465kmとされている。

エネルギーチャージについては、普通充電と急速充電(CHAdeMO)に対応。8kWの「BMWウォールボックス」(200V/32A)を利用した場合、約6時間30分で残量10%から80%まで充電することが可能という。

X1、iX1ともに、運転支援システムについてはストップ&ゴー機能付きのアクティブクルーズコントロールや、車線変更警告システム、衝突回避・被害軽減ブレーキ、クロストラフィックウォーニング、ペダル踏み間違い急発進抑制機能などを装備。パーキングアシストも標準化されており、路地などで前進が困難になった際の後退支援機能も搭載される。

ラインナップと価格は、以下のとおり。

  • X1 xDrive20i xライン:556万円
  • X1 xDrive20i Mスポーツ:556万円
  • iX1 xDrive30 xライン:668万円
  • iX1 xDrive30 Mスポーツ:668万円

モダンなイメージがウリの「xライン」とスポーティーさを強調した「Mスポーツ」という2つのデザインラインが用意され、ハンドル位置はいずれも右のみとなる。

(webCG)

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