「ボルボC40/XC40リチャージ」仕様変更 2024年モデルはRWDに

2023.03.08 自動車ニュース webCG 編集部
ボルボC40/XC40リチャージ(写真はすべて海外仕様車)
ボルボC40/XC40リチャージ(写真はすべて海外仕様車)拡大

ボルボ・カー・ジャパンは2023年3月8日、仕様および価格を変更したピュアEV「C40リチャージ」「XC40リチャージ」の2024年モデルを導入すると発表。同日、予約注文の受け付けを開始した。デリバリーは同年夏になる見込み。

C40リチャージ アルティメット シングルモーター
C40リチャージ アルティメット シングルモーター拡大
「C40リチャージ アルティメット シングルモーター」のコックピット周辺部。
「C40リチャージ アルティメット シングルモーター」のコックピット周辺部。拡大
XC40リチャージ プラス シングルモーター
XC40リチャージ プラス シングルモーター拡大
「XC40リチャージ プラス シングルモーター」のインテリア。
「XC40リチャージ プラス シングルモーター」のインテリア。拡大

今回の仕様変更により、これまでFWD(前輪駆動)と4WD(四輪駆動)が選択できたC40/XC40リチャージの駆動方式はRWD(後輪駆動)のみとなる。海外市場では今後もRWD車のほかに4WD車も設定されるが、FWD車は日本と同様に廃止される。

2024年モデルのリアに搭載されるシングルモーターは新たに自社開発されたもので、従来型のFWD車に対して最高出力が231PS(170kW)から238PS(175kW)へと3%アップ。最大トルクは330N・mから420N・mへと約27%増大している。

また駆動用リチウムイオンバッテリーの容量も69kWhから73kWhへと増えているが、現時点での日本仕様の一充電走行距離(WLTCモード値)は未定という。

その他の変更点は以下のとおり。

【全モデル共通の変更点】

  • Google Apps and Services(Googleアプリ/サービス)およびVolvo Cars app(テレマティクス・サービス/ボルボ・カーズ・アプリ)の無償利用期間を従来の4年から5年に延長
  • ワンペダルドライブに、自車両の前方に車両が検出されない場合にコースティング走行を可能にする「オート」モードを追加
  • ボディーカラーに「クラウドブルー」「ヴェイパーグレー」を追加
  • メタリックペイントとプレミアムメタリックペイントを無償化

【グレードごとの変更点】

  • 「アルティメット」グレードに「ピクセルLEDヘッドライト(フルアクティブハイビーム付き)」「LEDフロントフォグライト(コーナリングライト機能付き)」を標準装備
  • 「プラス」グレードに「エアピュリファイヤー(PM2.5センサー付き)」を採用
  • 「プラス」グレードに新デザインの19インチ5スポークアルミホイール(ダイヤモンドカット/ブラック)を装着

C40/XC40リチャージ(2024年モデル)のラインナップと価格は以下のとおり。

  • C40リチャージ プラス シングルモーター:699万円
  • C40リチャージ アルティメット シングルモーター:739万円
  • XC40リチャージ プラス シングルモーター:679万円
  • XC40リチャージ アルティメット シングルモーター:719万円

(webCG)

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