「カワサキ・エリミネーター」復活 装備の異なる2タイプをラインナップ
2023.03.17 自動車ニュース![]() |
カワサキモータースジャパンは2023年3月17日、新型フリースタイルモーターサイクル「エリミネーター」「エリミネーターSE」を発表した。発売予定日については、後日オフィシャルサイトなどで通知される。
エリミネーターは、1980年代から2000年代にかけて販売された、カワサキのネイキッドバイク。当時はアメリカン・ドラッグレーサーを思わせるロー&ロングなスタイルが特徴とされていた。
今回復活した新型はややヨーロピアンテイストながら、水平基調のフォルムは継承。カワサキがラインナップする250~500ccのオンロードモデルのなかでは最も低い735mmのシート高を実現している。
車体のサイズはエリミネーターの場合で全長×全幅×全高=2250×785×1100mm、ホイールベースは1520mm。ヘッドライトカウルやフォークブーツが追加されたエリミネーターSEは全高のみ40mm高くなる(1100mm→1140mm)。車重はエリミネーターが176kg、エリミネーターSEが178kgだ。
メインとなる骨格には、軽量化を追求したという新設計のトレリスフレームを採用。パワーユニットは水冷4ストロークの398cc直列2気筒エンジン(最高出力48PS、最大トルク37N・m)で、「低速域での良好なコントロール性と、高速走行時の力強さ、リニアなレスポンス」がセリングポイントとされている。
計器類は、コンパクトな丸型オールデジタル液晶インストゥルメントパネルに集約。カワサキの400ccクラスとして初めてETC2.0車載器キットが標準装備される。
エリミネーターSEはさらに、ミツバサンコーワ製GPS対応型ドライブレコーダーシステムと、防水設計のUSB Type-C電源ソケットを装備。2トーンのシートレザーを使用し上縁にステッチを施した「SEシート」も装着される。
各モデルの価格と車体色は、以下のとおり。
- エリミネーター:75万9000円(メタリックフラットスパークブラック、パールロボティックホワイト)
- エリミネーターSE:85万8000円(メタリックマットカーボングレー×フラットエボニー)
(webCG)