オールシーズンタイヤ「GOODYEAR VECTOR 4SEASONS GEN-3」の魅力を体感
<Sponsored by グッドイヤー>
迷えるユーザーの心強い味方
2023.04.10
進化したグッドイヤーのオールシーズンタイヤを試す<AD>
オールシーズンタイヤ人気の火付け役ともいえるグッドイヤーの「ベクター4シーズンズ」が第3世代に進化した。季節や天候、路面状況を問わないその実力を確かめるべくプジョーのMPV「リフター ロングGT」に装着し、山肌に残雪が白いたすきをかける北国を目指した。
悩み多いタイヤ選びの最適解は?
冬になれば必ず雪が積もる降雪地帯に暮らすドライバーにとって、季節の変わり目に行うタイヤ交換はいわば当たり前の“年中行事”。緊急用としてタイヤチェーンを常備することはあっても、通常はサマータイヤのまま過ごし冬場はチェーンを巻いてしのぐ、といった使い方はとても考えられないだろう。
一方、例えば今シーズン一度も本格的な積雪を経験することなく終わりそうな首都圏をベースに過ごすドライバーにとって、「万一」に備えた冬の準備をどのようにするかは大きな悩みの種だ。
もちろん、シーズン中に何度もウインタースポーツに出かけるという人なら、雪国に暮らすドライバーと同様に冬用タイヤに交換するハードルはグンと低くなるに違いない。しかし、そうではない人に同様の準備をおすすめするのは、コスト面でも外したタイヤを保管しておくスペース面においても現実的ではないといえそうだ。
そんな悩み多いタイヤ選びの最適解になってくれそうなのが、オールシーズンタイヤという存在だ。
文字どおり、条件次第では一年を通しすべてのシーズンをこれひとつで過ごせるというのが、オールシーズンタイヤの基本コンセプト。例えば、いま履いているサマータイヤが交換時期に差しかかった際の次期タイヤ候補としても、大いに検討するに値するタイヤとなりそうである。
→「GOODYEAR VECTOR 4SEASONS GEN-3」のより詳しい情報はこちら
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オールシーズンタイヤのパイオニア的存在
季節を選ぶことなく使用可能であることが最大の特徴といえるオールシーズンタイヤの歴史は古い。その草分け的ブランドであるグッドイヤーが、世界初のオールシーズンタイヤを世に送り出したのは1977年のこと。そこから数えると歴史はすでに45年以上である。
最近ではオールシーズンタイヤをラインナップするブランドも増え、またそうした動きによって知名度が高まるにつれて、オールシーズンタイヤそのものの性能も急速に向上しつつあるという“好循環”が明確になってきている。
というわけで今回は、オールシーズンタイヤブームの火付け役となったグッドイヤーが2022年8月に発売した最新進化版「ベクター4シーズンズGEN-3」の走りを、あらためて確かめてみることにした。欧州で開発されたベクター4シーズンズGEN-3は、“GEN-3(Generation 3)”の名前が示すとおりベクターシリーズの第3世代にあたり、“グッドイヤー史上最高のプレミアムオールシーズンタイヤ”と紹介される。既存のモデルに対し、スノー性能やウエット性能はもちろんのこと、静粛性や耐摩耗性に至るまで、すべての性能を向上させているという。
装着する車両は、SUVテイストの外観と拡大されたキャビンに3列のシートレイアウトを組み合わせた多様性が魅力の最新MPV「プジョー・リフター ロングGT」だ。昨今は日本のみならず、世界のマーケットで注目されているのはご存じのとおりである。そのリフター ロングGTの純正ホイールに装着したベクター4シーズンズGEN-3のサイズは、オリジナルと同じ215/60R17である。
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冬用タイヤとは異なるパターンデザイン
冬道の性能──特に凍結路面での性能──が重視されるスタッドレスタイヤの場合、可能な限り接地する面積を大きくし、吸水性を高めたトレッドコンパウンドに滑りの原因となる水分を一時的にため、路面を離れた瞬間に排水し次の接地に備えるというのが昨今の技術トレンド。
それゆえ最新世代の一般的なスタッドレスタイヤは、接地幅の確保を狙ったことで必然的にタイヤの断面形状はスクエアに近くなり、ウエット路面での排水性を意識しながらも溝面積は削減傾向にある。同時に氷上を引っかくため、細かなサイプがさまざまな角度で数多く刻まれるのもスタッドレスタイヤにおけるトレッドパターンの特徴だ。
それらに比べればベクター4シーズンズGEN-3の断面積は明らかにより強い丸みを帯びていて、溝の面積の大きさも目立つ。パターンは正面から見て力強いV字型を描き、回転方向性を持つのが特徴だ。端的に言って見るからにウエット路面には強そうな一方で、パターンノイズの原因になるといわれる溝の要素を多数持つことで、ノイズ発生に対する懸念が持ち上がることもまた事実である。
ところが、まず走りはじめて早々に姿を消すことになったのが、そんなノイズ面に対する懸念だった。一般的に低回転域でも圧倒的な駆動力を誇るディーゼルターボエンジン車では、平滑な路面で急加速を行うとパターンノイズが急増して目立ちがちだが、リフター ロングGTとベクター4シーズンズGEN-3の組み合わせではそうした印象も皆無。従来品と比べパターンノイズを36%低減させたというセリングポイントに偽りはなく、現実にはこれといって目立ったパターンノイズは感じられなかった。
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身構えることなく自然に付き合える
高速道路でのクルージング時にも、このリフター ロングGTの特徴であるフラット感が高く快適な乗り味に、何らかの影響が及んでいる感触は認められなった。タイヤに関して何か気になる印象をお伝えしたくても、目立っていた点は皆無。むしろいい意味で「走行を続けているうちに、タイヤに対する思いは意識から遠のいていってしまう」と表現するのが適当だ。特徴的な見た目とは裏腹に「オールシーズンという特別なタイヤを装着している」という印象はなく、じきにごくごく当たり前のタイヤとして、体になじむようになった。
ドライやウエットを問わず、加減速の際の縦方向のグリップ力にもコーナリング時の横方向のグリップ力にも、不満を感じなかった。一部のスタッドレスタイヤでは気を使わされるわだち乗り越え時の挙動も、このタイヤではやはりいい意味でのマイルドさが安心感につながることになった。
ごく短い距離ではあったが、春先の水分を多く含んだ雪上も難なくクリア。アイスバーンなど一部のシビアコンディションに対しては留意する必要がありそうなものの、降雪地帯を除く多くの地域では文字どおりあらゆるシーズンでの使用に適性が高そうで、幅広い車種と用途に対するマッチングも良さそうだ。
摩耗や経年劣化で現在履くサマータイヤの交換時期を迎えたとき、多くの恩恵を受けられそうなオールシーズンタイヤの最右翼として、その存在を思い出したいベクター4シーズンズGEN-3。きっと迷えるユーザーの心強い味方になってくれるはずである。
(文=河村康彦/写真=花村英典)
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- coreroadさん
- 満足度:
レビュー 5
CROSSCLIMATE + 225/45R18から履き替えましたので簡単に比較します。★評価は履き替え前の物を3としての評価です。
・走行性能
ドライ路面でのハンドルの軽さ便りなさが改善され燃費も少し良くなりました。
・乗り心地
ほぼ変わりません、段差での突き上げは気にはなりません。
・グリップ
ドライでのタイヤの鳴き始めが遅く不安感が減りました。ウエットブレーキの効きが良くなりました。
2023年1月18日 22:34
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車両データ
プジョー・リフター ロングGT
ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4760×1850×1900mm
ホイールベース:2975mm
車重:1700kg
駆動方式:FF
エンジン:1.5リッター直4 DOHC 16バルブ ディーゼル ターボ
トランスミッション:8段AT
最高出力:130PS(96kW)/3750rpm
最大トルク:300N・m(30.6kgf・m)/1750rpm
タイヤ:(前)215/60R17 100V XL/(後)215/60R17 100V XL(グッドイヤー・ベクター4シーズンズGEN-3)
燃費:18.1km/リッター(WLTCモード)
価格:455万円