ドゥカティとランボルギーニがコラボモデルの納車式を開催 貴重な一台が日本のオーナーの手に
2023.09.07 自動車ニュース![]() |
アウトモビリ・ランボルギーニ・ジャパンとドゥカティジャパンは2023年9月6日、東京・六本木の「THE LOUNGE TOKYO」において、「ドゥカティ・ストリートファイターV4ランボルギーニ」の納車式を開催した。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
「ウラカンSTO」をモチーフにした貴重な限定モデル
ドゥカティ・ストリートファイターV4ランボルギーニは、最高出力208PSの1103cc水冷V型4気筒エンジンを搭載した高性能スポーツモデル「ドゥカティ・ストリートファイターV4」をベースとした、ドゥカティとランボルギーニのコラボレーションモデルである。両社の協業によるスペシャルモデルとしては、2020年に「ランボルギーニ・シアン」に着想を得た「ドゥカティ・ディアベル1260ランボルギーニ」が登場しており、今回のモデルは同プロジェクトの第2弾にあたる。
デザインのモチーフとなったのは、ランボルギーニのラインナップのなかでもサーキット走行に主眼を置いた「ウラカンSTO」で、ドゥカティ・スタイルセンターがチェントロ・スティーレ(ランボルギーニのデザインセンター)と連携して開発を推進。ウラカンSTOのコンセプトをドゥカティ流に再解釈し、バイクの造形に落とし込んだという。
カラーリングは、ウラカンSTOにも用いられる「Verde Citrea」(グリーン)を基調に「Arancio Dac」(オレンジ)のアクセントを加えたもので、トゥキャップやラジエーターカバー、ウイング、タンクカバー、テールなど、各所にランボルギーニのスポーツモデルと同じカーボンファイバー素材を採用。ウラカンSTOのデザインを模したという鍛造アルミホイールや、リアのチタン製クランプナットも同車専用の装備だ。
さらに、フロントフェンダーなど各所に備えられたエアダクトには、やはりウラカンSTOのエアダクトをモチーフにしたデザインを採用。ボディーの各所を飾る「STO」「63」(ランボルギーニが創業した1963年を表す)の文字や、ランボルギーニの牡牛(おうし)のエンブレムなども特徴となっている。販売台数はグローバルで630台のみとなっており、一台ごとに鑑定書とシリアルナンバー入りのプレートおよびイグニッションキーが用意されている。
納車式が行われたTHE LOUNGE TOKYOは、ランボルギーニが情報発信や顧客とのコミュニケーションなどに用いるブランド体感スペースで、当日はドゥカティとランボルギーニの双方の関係者が参加。ドゥカティジャパンのマッツ・リンドストレーム代表取締役社長より、オーナーにキーが手渡された。
今回のモデルのオーナーは、これまでにランボルギーニを3台、ドゥカティを3台乗り継いできたというエンスージアストで、納車後は仲間とのツーリングなどにバイクを使い、「自分一人だけでなく、皆に見て、楽しんでもらいたい」と語っていた。
(webCG)
関連キーワード:
ストリートファイターV4,
ドゥカティ,
バイク, 自動車ニュース