長〜いミツオカ、「ガリューリムジンS50」発売
2008.10.23 自動車ニュース長〜いミツオカ、「ガリューリムジンS50」発売
光岡自動車は2008年10月23日、新型車「ガリューリムジンS50」を発表。同日に発売した。
「日産フーガ」をベースに、顔やお尻をクラシカルに仕立て直した光岡自動車のセダンが「ガリューIII(スリー)」。今回発売された「ガリューリムジンS50」は、そのストレッチバージョンだ。
1990年の「ラ・セード」以来ストレッチリムジンの乗用車を手がけてきた同社だが、ここ8年ほどはパッタリ。最近は、霊柩車(!)を年間40台以上生産するなど、特装車の部門でストレッチ技術を培ってきたという。
そんなミツオカ渾身の「S50」、ボディサイズは全長×全幅×全高=5490×1805×1530mm。ホイールベースは「レクサスLS600hL」より300mm、「メルセデス・ベンツS600 ロング」より225mm長い、3390mmに達する。足を組んでも余裕タップリの、後席スペースを確保した。
インテリアは、本木目のフィニッシャーやHDDナビゲーションシステムが標準で、後席には、63万円のオプションで「モニターAVセット」なども用意される。
エンジンは、2.5リッター(223ps、26.8kgm)と3.5リッター(313ps、36.5kgm)の2本立て。前者は801万6750円〜837万3750円、後者は855万7500円〜934万5000円と、ストレッチ前から約5割り増しのプライスタグを付ける。
年間の販売予定台数は国内外あわせて10台ほどで、すでに中東地域に向けて4台を出荷したとのこと。同社では、ハイヤーなどビジネスユースだけでなく、個人ユースの需要も期待しているという。
(webCG 関)