高速道路の渋滞時にステアリング・ホイールから手を離すことができるハンズ・オフ・アシスト(※一定の条件下で起動可能。機能の搭載状況や作動条件はモデルによって異なる場合があります)など、安全ならびに運転支援の装置は最新のシステムが備わっている。ただ装備されているだけでなく、使い勝手が優れている点が好ましい。
例えば高速道路で先行車両に追従するアクティブ・クルーズ・コントロールは、ステアリング・ホイールを握ったまま、左手の親指のワンアクションで作動し、ツーアクションで設定も完了する。一度でも使えば視線を動かすことなくブラインドタッチで操作できるようになるので、使いやすいだけでなく安全にも寄与するはずだ。
運転支援装置だけでなく、新しい技術とのインターフェイスが優れているのがMINIクーパーの特徴だ。前述した音声アシストのほか、あっという間にスマートフォンと接続するセンター・ディスプレイなど、直感で扱うことができる。実際に使ってみると、スマホを便利に使う普段の生活をシームレスに車内に持ち込めるわけで、これが快適でないわけがない。
使い勝手に触れておくと、現行MINIクーパーには3ドアと「コンバーチブル」もラインナップされるけれど、やはり5ドアは便利だった。3ドアよりホイールベースが70mm長いぶん後席も荷室も広いし、後席に人を乗せなくても、手荷物をポンと置くだけでも、後席用のドアがあるのはうれしい。
もちろん好みのスタイリングや使い方に合わせて選ぶわけだけれど、MINIクーパーのなかでも汎用(はんよう)性の高さでは5ドアに軍配が上がるだろう。
このように、デザインからファン・トゥ・ドライブに至るまで、1950年代から積み上げてきた伝統と未来に向けた最新のテクノロジーが融合しているのがMINIクーパーの特徴だ。一台のなかに、世紀をまたぐ時間が流れているという、唯一無二のモデルなのだ。
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