快適でいながらスポーティー

走行前に気になっていたのは、ホイールベースが長くとられていることで走りに影響が出ていないのか、サスペンションの動きの収まり具合はどうなのか、ということだった。しかし、それはいらぬ心配だったようだ。

普段とは違って、あえてやや粗めの加速やブレーキング、ややラフなステアリング操作を心掛けてみたのだけれど、そうした動作がほとんど気にならない。車体がねじれてフロントの動きに対してリアの追従が遅れるような感覚もない。アルミ合金とスチールに加えてカーボンファイバーが用いられた車体は、それほどに強固なのだ。

「7シリーズ」には、車線の逸脱を防止する「ステアリング&レーン・コントロール・アシスト」が備わる。作動状況は、写真のようにメーターパネルに表示される。

エグゼクティブドライブプロと呼ばれるサスペンションのコントロールシステムも、かなり効いているのだと思う。これは、フロントウィンドウに備わるカメラから得られる路面の凹凸情報を制御に反映させるとともに、アクティブスタビライザーがボディーの動きを絶え間なく抑えるというシステム。加速時ののけぞるような感じも減速時のつんのめるような感じもなければ、ゆがんだ路面を通過するときの横揺れや、コーナーでロールした後の揺り返しも、あまり意識することなくゆったりと構えていられる。サスペンションの基本的な引き締まり具合もほどよい感じだ。平たく言えば、とても快適なのだ。

言うまでもないことだが、リムジン的な要素のあるLiとはいえ、BMWはBMW。ドライバーズカーとしてのパフォーマンスに不足のあろうはずがない。低回転域から強大なトルクを発生し続け、途中から直線的に立ち上がっていくパワーへと昇華しながら速度を稼ぎ出していく4.4リッターV8ツインパワーターボは、その気になれば、ジェントルな7シリーズの姿に不似合いなほど強力な加速を味わわせてくれる。中心に硬く太い芯が通ってるかのようなステアリングの頼もしいフィールに連動する、さわやかで素直なハンドリングも健在。快適性に最大限に配慮した大型のラグジュアリーセダンであっても、スポーツマインドに満ちている。そう、“駆けぬける歓び”は、この7シリーズでも全くおろそかにされていないのだ。

クロームのバーが左右のL字型ライトをつなぐ、リアビュー。BMW らしいパワフルな個性が表現されている。

(文=嶋田智之/写真=郡大二郎)

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