東京を出発し、目指すは熱海

生田さんがステアリングホイールを握るボルボXC90は、東名高速を西へ向かう。それにしても生田さんは、本当に楽しそうに運転する方だ。ご本人によると、レッスンやオーディションで忙しくなった現在でも週2回のタクシー乗務を続けているのは、「楽しいから」だという。

「タクシーの乗務を辞める気はまったくありません。確かにお客さまをお乗せするのは緊張するし、疲れます。でも、それ以上に運転が好きだし、お客さまとの会話も楽しい。先日は、祖父ぐらいのお客さまをご自宅にお届けしたら、ちょっと待ってて、と言われたんです。なんだろうと思っていたら、フルーツのプレゼントをいただいて、うれしかったですね(笑)」

本日の試乗コースは、東名高速から小田原厚木道路に入って、箱根のターンパイクをひとっ走り。その後は海沿いのワインディングロードを熱海へ向かい、まずはリニューアルしたばかりのMOA美術館を訪ねる。MOA美術館にオープンした話題のビストロでランチをとるためだ。
そして、生田さんが前から気になっていたというオーベルジュ、星野リゾート 界 熱海の別館「ヴィラ・デル・ソル」を見学してから都内に戻る。

東名高速道路を東京から厚木方面へ。合格率約2割という普通自動車第二種運転免許を取得し、今年でドライバー歴3年目というだけに、生田さんの運転は非常にスムーズだ。

ハンドルを通して手のひらに伝わる感覚

東名高速から小田原厚木道路にかけて、生田さんは巡航しながら時折、車線変更を試みて、アレンザ001のフィーリングを確認する。そして生田さんは、「ゴゴゴゴゴゴッ、という感じですね」というファーストインプレッションを口にした。「ゴゴゴゴゴゴッ」とは、いかなるフィーリングか?

「すみません、うまく言葉にできないんですけれど、タイヤの動きがダイレクトにステアリングホイールから手のひらに伝わってくる感じがします。タイヤが地面をしっかりグリップしている感じや、タイヤがどの方向を向いているのかがはっきりわかって、この感覚、私は好きです」

都心をスタートしてから1時間ちょっと、生田さんはアレンザ001のスポーティーなフィーリングを体感しているようだ。

ボルボの最上級SUVである「XC90」。2016年に発売されたばかりの最新鋭モデルであり、大柄なボディーサイズを感じさせない軽快な走りと、快適な乗り心地を両立している。