自信を持ってカーブを曲がれる
小田原厚木道路から、試乗ステージは箱根のターンパイクに移る。長野生まれの生田さんにとって、ワインディングロードは慣れ親しんだ場所だ。
「長野のなかでも、どちらかというと山に近い場所に育ったので、実家に帰ると山道を運転しますよ。でも、こんなに開けていて運転がしやすい道はなかなかありませんね」
巧みなハンドルさばきで中高速コーナーの連続をクリアしながら、生田さんはこんな感想を口にする。
「車高が高いSUVなのに、グラッと傾いたりする不安感が一切ありませんね。もちろん、ボルボのセッティングも上手なんでしょうが、この安心感はタイヤによる部分も大きいと思います。高速道路でもお話ししましたが、ステアリングホイールから伝わるしっかり感のおかげで、自信を持ってカーブを曲がることができるんです」

箱根のターンパイクでは突然の雨に見舞われたが、高いウエット性能が自慢の「アレンザ001」にドライブフィールの変化は見られず、安心して日本屈指のワインディングロードを楽しむことができた。
景勝地の美術館で、芸術とランチを味わう
箱根のターンパイクでのドライビングを満喫した後は、目的地のひとつである熱海のMOA美術館へ。2017年2月5日にリニューアルしたこの美術館は、展示もすばらしいけれど館内のレストランにも注目が集まる。
1986年に日本初のオーベルジュ「オーベルジュ オー・ミラドー」を開業した勝又 登シェフが監修する、「カフェ レストラン オー・ミラドー」がオープンしたのだ。
幸いにもこの日は勝又シェフがいらっしゃり、「地場の有機野菜や早川の港に揚がった魚介、地元のジビエを使った料理を提供したいと思っています」というコンセプトをうかがうことができた。
生田さんがランチに選んだのは、伊豆の鹿肉のひき肉を使ったハンバーグ。鹿の骨からだしをとったソースには甘みがあり、早川産のミカンのムニエルや地場産のカブのローストなどが添えられる。
「実は鹿を食べるのは初めてだったんですが、クセがないのに驚きました。さっぱりとしているのにお肉の味がしっかりと感じられて、鹿ってこんなにおいしいものとは知りませんでした」
レストランのほかに、本格的なメニューを気楽に選べるカフェテリアも併設されているので、ドライブのついでに立ち寄るのにおすすめのスポットだ。

MOA美術館では国宝や重要指定文化財とされている数々の展示品を鑑賞。またカフェ レストラン オー・ミラドーでのランチを楽しんだ。いただいたのは「伊豆鹿ミンチ肉のフリカデル」。










