将来はトヨタのランクルに乗りたい

半年近くにおよぶ猛勉強の末、合格率約2割という狭き門の普通自動車第二種運転免許を取得した生田さんは、2014年にタクシードライバーとしてのキャリアをスタートした。
「週に2日から3日、昼間の時間帯に乗務しています。エリアは渋谷や恵比寿が多いですね」

研修で道順などをみっちり仕込まれ、さらに都心部の実務で経験を重ねたから、生田さんのルート選択は完璧。取材班一行は、スムーズに新宿のNEWoManへと向かう。
生田さんは本当に運転とクルマが好きな様子で、レクサスNX300hのさまざまな走行モードを熱心に試していたのが印象的だった。
「実家が長野なので、クルマは生活必需品なんです。スタッドレスさえ履いていれば、雪道でも運転しますよ。将来はランクル(トヨタ・ランドクルーザー)に乗りたいと思っているくらいSUV が好きなので、レクサスNXにはすごく興味があります」

新宿駅南口に誕生した新しい商業施設「NEWoMan(ニュウマン)」と、プレミアムSUVの「レクサスNX」。今回試乗したのは、ハイブリッドモデルの上級グレード「NX300h“バージョンL”」である。

静かでスムーズ、滑るように走る

では試乗開始から数十分、レクサスNX300hとデューラーH/L 850のファーストインプレッションはどんなものだろう。
「滑るように走る、スムーズな乗り心地が好印象です。もちろんクルマの足まわりもよくできているのでしょうが、タイヤと路面がまろやかに接しているように感じられます」

ここで生田さんは、「EV MODE」を試した。エンジンが停止し、モーターだけで走りはじめる。
「エンジン音がなくなるとタイヤの音が目立つはずなのに、すごく静かですね。このタイヤは、すごくノイズが少ないのではないでしょうか」
確かに、市街地でのスピードでは風切り音は気にならないレベルだから、エンジンの音が消えると最大の音源はタイヤになる。

「普段乗っているタクシーと比べると、タイヤからの音が気にならないというか、音質が耳障りじゃない気がします。このタイヤ、タクシーにも履かせたいです(笑)」
そして生田さんは、「ハイブリッド車とか電気自動車の時代になってクルマの音が静かになると、タイヤの音が目立つようになります。だからタイヤ選びは、ますます大事になりますね」という名言を残した。

さすがは現役タクシードライバー。「レクサスNX300h」に乗るのは初めてとのことだが、生田さんの運転に不安な様子はない。市街地では「EV MODE」を試し、ロードノイズの少なさに驚いていた。