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ホンダS660 αブルーノレザーエディション(MR/6MT)

魅せるミドシップオープン 2017.06.29 ホンダS660と過ごす おとなの休日 <PR> コンパクトミドシップオープン「ホンダS660」の持つスポーツ性に、おとなの魅力をプラスした一台――。それが「S660 αブルーノレザーエディション」だ。休日のパートナーとして彼を連れ出したリポーターは、特別装備のレザーシートに体をゆだね、都心から一路鎌倉の海を目指した。

S660の世界観をより強く感じさせる

月の光とラブソングはけっして時代遅れにならない。映画『5つの銅貨』で知られたダニー・ケイの「ララバイ・イン・ラグタイム」の有名な一節だ。ぼくはこれにオープンスポーツカーをつけ加えたい。

本田技研工業が2015年に発売したホンダS660はとくにそう思わせる一台だ。64ps(47kW)の0.66リッター3気筒エンジンをミドシップした2人乗り。

安全性などを考慮して乗員の背後にロールオーバーバーを残しつつ、ソフトトップの採用でほとんどオープンカー感覚だ。

スタイリングもさえている。エッジの効いたキャラクターラインを採用することで、古典的なミドシップの美しいプロポーションを崩さず、うまく現代性を表現している。

最大の特徴はスポーツカーであること。ゆえにレザーシートもファブリックシートも用意されるけれど、カラーはブラック。ホワイトのステッチなどで雰囲気はあるけれど、走りを楽しむためのクルマという印象が強い。

そこにあって、2017年6月2日から「α」グレードに追加設定して限定販売されている「Bruno Leather Edition(ブルーノレザーエディション)」 はもうひとつの魅力的な側面を見せてくれる、好感が持てる仕様だ。

ひとことでいって、他人の目も意識した仕様。外観上も専用ボディーカラーをはじめ、専用ブラックホイールや専用のブラックドアミラーなどを装備するが、最も際立つのはジャズブラウンと呼ばれるレザーを使ったしゃれたシートだ。

イタリア製の高級ソファを思わせるぱんっと張りのあるシートを半光沢のブラウン系レザーが包む。中央は滑りにくいアルカンターラというコンビネーション。

加えてステアリングホイールとダッシュボードの前面にもジャズブラウンのレザーが張られている。ブラックとブラウンとそれにアルミニウムのような金属の質感がアクセントだ。

オープンにして走ったときの演出効果は抜群である。なによりいいのは、S660の世界観を強く感じられる点だ。

S660の世界とはなにか。それがこのクルマの本質と関係しているのだ。

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「S660 αブルーノレザーエディション」は、2017年6月2日から同年11月30日までの期間限定で注文を受け付けている。車両価格はベースモデルの「S660 α」からわずか10万円アップの228万円。
「S660 αブルーノレザーエディション」は、2017年6月2日から同年11月30日までの期間限定で注文を受け付けている。車両価格はベースモデルの「S660 α」からわずか10万円アップの228万円。拡大
エッジの効いたキャラクターラインが、古典的なミドシップスポーツカーのプロポーションと、現代性を備えたデザインを高いレベルで両立させている。
エッジの効いたキャラクターラインが、古典的なミドシップスポーツカーのプロポーションと、現代性を備えたデザインを高いレベルで両立させている。拡大
ダッシュボードの前面やステアリングホイール、そしてシートには上質なジャズブラウンのレザーを使用。ベースモデルに比べてぐっとラグジュアリーな印象がもたらされる。
ダッシュボードの前面やステアリングホイール、そしてシートには上質なジャズブラウンのレザーを使用。ベースモデルに比べてぐっとラグジュアリーな印象がもたらされる。拡大
「S660 αブルーノレザーエディション」のスポーツレザーシートは、まるでイタリア製の高級ソファを思わせる仕上がり。ヘッドレストやサイドサポートには半光沢のレザーが、中央のグレーの部分には滑りにくいアルカンターラが用いられている。
「S660 αブルーノレザーエディション」のスポーツレザーシートは、まるでイタリア製の高級ソファを思わせる仕上がり。ヘッドレストやサイドサポートには半光沢のレザーが、中央のグレーの部分には滑りにくいアルカンターラが用いられている。拡大

すべてのバランスが素晴らしい

ブルーノレザーエディションには、ベースになったS660の魅力が凝縮されている。

このクルマのよさは、楽しいのひとことに尽きるといっていいかもしれない。

運転しているひとを飽きさせないよう、エンジンの回り方、トルクカーブの設定、シフトフィール、加速感、ステアリングフィール、足まわりの動きなどが設定されている。

バランスのとりかたがみごとだ。0.66リッターのエンジンだから頭が後ろにのけぞるような加速こそないが、回転があがっていくときの加速感はドライバーの期待値によく合っている。

6段マニュアルギアボックス車の場合、比較的ローギアードの1速からちょっとはやめに2速へシフトアップし、そこで引っ張り3速、そしてそのあと4速……この連係がじつに気持ちよい。

ターボチャージャーを装着しているが、トルクの落ち込みを明確に感じることはない。ギア比は接近していて、2600rpmで104Nmと最大になるトルクカーブは比較的なめらかなものだ。まるではるかに大きなトルクを発するエンジンを運転しているようで、シフトワークに神経質になる必要もない。

2ペダルを好むひとにはCVT(無段変速機)搭載モデルもあるけれど、もし可能であるならば、ぜひマニュアルを薦めたい。

入念なチューニングを施してあるとメーカーが強調するだけある。短いストロークでゲートに吸い込まれるようなシフトワークが可能だ。

シフターのヘッドの部分は、手にしっとりとなじむ革巻きで、重さのバランスも適切。軽く手のスナップでギアシフトできる。

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ミドシップに搭載される0.66リッター直3ターボエンジンは、最高出力64ps(47kW)、最大トルク104Nm(10.6kgm)を発生。わずか830kgの車重も相まって、軽快なスポーツドライビングを楽しめる。
ミドシップに搭載される0.66リッター直3ターボエンジンは、最高出力64ps(47kW)、最大トルク104Nm(10.6kgm)を発生。わずか830kgの車重も相まって、軽快なスポーツドライビングを楽しめる。拡大
軽乗用車としては初めて搭載された6段MT。開発陣が力を入れたというだけあって、シフトフィールは秀逸。2ペダルを好む向きには、シフトパドルを備えたCVT仕様も用意される。
軽乗用車としては初めて搭載された6段MT。開発陣が力を入れたというだけあって、シフトフィールは秀逸。2ペダルを好む向きには、シフトパドルを備えたCVT仕様も用意される。拡大
「S660 α」と同様に、ステンレス製のペダルを採用する。踏み替えやヒール&トウがしやすいようにレイアウトされている。
「S660 α」と同様に、ステンレス製のペダルを採用する。踏み替えやヒール&トウがしやすいようにレイアウトされている。拡大
ホンダの市販車では最小となる、直径350mmのステアリングホイール。握り心地のよさが追求された専用開発品だ。
ホンダの市販車では最小となる、直径350mmのステアリングホイール。握り心地のよさが追求された専用開発品だ。拡大

クルマとは乗って楽しむものだ

ハンドリングも気持ちいい。操舵への反応はそれなりに鋭いが神経質というほどではない。エンジンのトルクに合わせてサスペンションが上手にチューニングされている。

驚くほど速いというわけではないが、0.66リッターエンジンのポテンシャルを味わい尽くすような操縦感覚は他に類がないといえる。

サーフボードを積んだりキャンプにいけたりするミニバンや、スノーボードが似合う4WDもいい。そこにあってS660はよりピュア。クルマは乗って楽しむものだという大原則に忠実に作られているのだ。

似合う場所は多いけれど、気持ちのいいデスティネーションといえば鎌倉など最高だ。

鎌倉のよさは海あり山ありで、ドライブが楽しめるところだ。もうすこし厳密にいうと鎌倉を含む逗子から江ノ島あたりの海岸を含めて、ということになる。

東京からだと1時間ほどのドライブで、自然のなかで上手に暮らしている、鎌倉の人々のライフスタイルの一端に触れることができる。

横浜横須賀道路の朝比奈インターチェンジから山をひとつ越えていくところでは(あまりすいているところではないけれど)、ワインディングロードでS660がじつに機敏に動いてくれることがよくわかる。

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海辺のコーナーを駆け上がる「S660 αブルーノレザーエディション」。ブレーキを自動で制御してコーナリング性能を高める「アジャイルハンドリングアシスト」機能を搭載する。
海辺のコーナーを駆け上がる「S660 αブルーノレザーエディション」。ブレーキを自動で制御してコーナリング性能を高める「アジャイルハンドリングアシスト」機能を搭載する。拡大
「S660 αブルーノレザーエディション」の発売にあわせて、S660専用のiPhoneアプリ「REV BEAT(レブビート)S660」もリリースされた。走行データからギアチェンジのタイミングを判定し、その良しあしをセンターディスプレイに「Excellent」「Good」「Bad」の3段階で表示する。
「S660 αブルーノレザーエディション」の発売にあわせて、S660専用のiPhoneアプリ「REV BEAT(レブビート)S660」もリリースされた。走行データからギアチェンジのタイミングを判定し、その良しあしをセンターディスプレイに「Excellent」「Good」「Bad」の3段階で表示する。拡大
視認性に優れた単眼式のメーターパネル。中央にデジタル表示の速度計、それを囲むようにエンジン回転計(レッドゾーンは7700rpmから)が配されている。
視認性に優れた単眼式のメーターパネル。中央にデジタル表示の速度計、それを囲むようにエンジン回転計(レッドゾーンは7700rpmから)が配されている。拡大

オープンモータリングの本質に触れる

134号線という横須賀から大磯を結ぶ海岸線は、S660のもうひとつの魅力が堪能できる場所だ。

S660は高速道路では幌(ほろ)を閉めて意外なほど静粛性の高い快適な走行を楽しめる。いっぽう、(いったん降りる必要はあるものの)簡単な操作で幌を取り外せるのですぐにオープン化できる。

オープン走行時、ちょっと目を上げるとウインドシールドの上端から上に空が見える。これだけでフルオープンの雰囲気を十分に味わえるのだ。

オープンモータリングの本質はどこにあるか。S660の開発者はよく分かっていると感じた。ウインドシールドの上下高が入念に計算されており、海と空との景色、そして風を味わうドライブを最高のものとしてくれる。

アップとダウンのある道ゆえ、坂を上がった先に海が広がる光景など、視覚的にドラマチックな体験ができるのもこの道のよさだ。

江ノ島と西湘バイパスをつなぐ区間は4車線化されたことで渋滞が緩和され、さらに快適になっている。

ガラスとスチールでできた大きな箱のようなセダンも快適だけれど、ランニングやゴルフなどとも同じで、下界との接点が多いほど気分は爽快になるものだ。

S660は気楽に“ちょっと海を見にいこうか”といえる雰囲気であるところもよい。スポーツドライビングの楽しみという昔からの価値観を大事にしながら、最新の技術と最高の気配りによるチューニングが施されたクルマである。

湘南は70年代からのお店も残っているし、新しいレストランや海辺のカフェもできている。その共存関係が、S660 αブルーノレザーエディションを楽しめるおとなによく合っているのではないだろうか。

もちろん湘南でなくてもいいし、海でなくてもいい。S660さえあれば週末が特別になるからだ。それだけでも持つ価値がある一台といえる。

(文=小川フミオ/写真=郡大二郎)

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「ロールトップ」と呼ばれるルーフは、2カ所のロックを外せば左右どちらからでも簡単に巻き取ることができる。取り外したあとは、ボンネット下に収納できる。
「ロールトップ」と呼ばれるルーフは、2カ所のロックを外せば左右どちらからでも簡単に巻き取ることができる。取り外したあとは、ボンネット下に収納できる。拡大
試乗車のボディーカラーは、特別色の「ベルベットマルーン・メタリック」。「ブルーノレザーエディション」にはこのほか、「プレミアムスターホワイト・パール」と「アドミラルグレー・メタリック」の全3色が用意される。
試乗車のボディーカラーは、特別色の「ベルベットマルーン・メタリック」。「ブルーノレザーエディション」にはこのほか、「プレミアムスターホワイト・パール」と「アドミラルグレー・メタリック」の全3色が用意される。拡大
タイヤはフロントが165/55R15、リアが195/45R16の前後異径サイズ。専用開発された「ヨコハマ・アドバンネオバAD08R」が装着される。
タイヤはフロントが165/55R15、リアが195/45R16の前後異径サイズ。専用開発された「ヨコハマ・アドバンネオバAD08R」が装着される。拡大
「ホンダS660 αブルーノレザーエディション」は、おとなの週末を特別に彩ってくれる一台だ。
「ホンダS660 αブルーノレザーエディション」は、おとなの週末を特別に彩ってくれる一台だ。拡大

車両データ

ホンダS660 αブルーノレザーエディション

ボディーサイズ:全長×全幅×全高=3395×1475×1180mm
ホイールベース:2285mm
車重:830kg
駆動方式:MR
エンジン:0.66リッター直3 DOHC 12バルブ ターボ
トランスミッション:6MT
最高出力:64ps(47kW)/6000rpm
最大トルク:104Nm(10.6kgm)/2600rpm
タイヤ:(前)165/55R15 75V/(後)195/45R16 80W(ヨコハマ・アドバンネオバAD08R)
燃費:21.2km/リッター(JC08モード)
価格:228万円

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