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インターナビならではのシーニックルート。テーマごとに選ばれたルートがどんな道なのか興味がつのる。

シーニックルートのにはおすすめルートも。タイトルの付け方が絶妙で、つい走りたくなる。
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携帯端末にナビ機能を持たせドライブに役立てようという動きにインターナビも敏感に反応した。それが、インターナビの新たな会員制度「インターナビ・リンク」だ。インターナビ・リンクとはパソコン、携帯電話、スマートフォンを使ってドライブに役立つ交通情報をクルマに乗っていないときでも利用しようというもの。
スマートフォンといっても現在のところiPhoneだけでアンドロイド端末は今後の対応となる。今回ホンダが独自開発したiPhone用(iOS4.0以上)アプリ「ドライブロケーター」は、インターナビのサーバーが持つ各種情報をgoogleの地図と組み合わせる。定評のあるインターナビ渋滞情報とともに他のiPhoneアプリにもない目玉機能が「シーニックルート」だ。一番早く着くルートを提示するだけでなく、ちょっと寄り道してでも景色のいい道を通るルートを走ってみたらいかが?という、いかにもクルマメーカーならではの発想だ。「おすすめ機能」をオンにしておけば、現在地から目的地までのルート周辺にある「ぜひ走ってみてほしい」景色のいい道を、音声で知らせる。現在地や目的地から周辺50km以内にある景色のいい道を検索することもできる。
では誰しも関心を抱く“iPhoneインターナビ”がカーナビとして使えるかというと、そういうわけにはいかない。目的地を設定すれば渋滞考慮ルートは引くし、ルート上に自車位置を表示することもできるが、ナビ機能としてはそこまで。曲がるべき交差点で右左折案内は出ないし、ルートを外れたときのリルート機能もない。ましてや音声案内もない。渋滞情報が更新されても新たに回避ルートを引き直すわけでもない。あくまで出発時の参考ルートとして利用してほしいというのがホンダの意向のようだ。走行時には同乗者が確認用として利用する。そのあたりがインターナビ対応のカーナビとの棲み分けと言えそうだ。
インターナビ・リンクはホンダ車のユーザーであることが利用の前提条件。アプリは誰でも入手できるが、利用するにはホンダ・ディーラーで認証を受けることが必要となる。インターナビ対応のカーナビをオーダーしなくても、ホンダの新車登録をすればIDを発行してくれる。また、すでにホンダ車に乗っているユーザーでも利用できる。


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