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ドコモ・ドライブネット+ナビクレイドルの 性能ポジション
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NTTドコモとパイオニアが共同で開発したスマートフォン用のナビアプリが「ドコモ・ドライブネット」だ。このアプリ自体は、アンドロイドマーケットから無料でダウンロードでき、地図表示、現在地表示、周辺検索といった機能は無料で使える。
カーナビとして機能するのは、ドコモ・ドライブネットのスマートフォン向け有料サービス(月額315円)を契約したとき。これで、ルート探索&案内といった、カーナビとしての基本機能が使えるようになる上に、駐車場の満空情報やガソリンスタンドの価格情報といった、リアルタイムの情報サービスも使えるようになる。
さらに専用のナビクレイドルを使用すれば、渋滞情報を取得できるようになるし、自車位置の測位精度も飛躍的に高まる。というのも、このクレイドルには、GPSアンテナおよび各種センサーが内蔵されており、クレイドルに装着して使用しているときは、クレイドル側の情報を元に自車位置の測位を行なうからである。パイオニアがカーナビで長年培ってきた測位精度向上のノウハウを駆使しているので、一般的なスマートフォン用ナビアプリはもちろんのこと、GPSのみで測位を行なうPND以上の測位精度が期待できる。
また、このクレイドルにはBluetoothやスピーカーも内蔵しており、ハンズフリー通話が可能。この内蔵スピーカーでは、ナビの音声案内も行なう。またASL(オート・サウンド・レベライザー)という機能により、走行スピードに応じて、案内の音量を自動的に調整してくれる機能もある。さらに、センサーを活用して、エコ度の判断もしてくれる。これは、クレイドルのイルミネーションの色で確認できる仕組みだ。
今回、使用したスマートフォンはギャラクシーSII。使用可能なスマートフォンはドコモのサイト等で確認してもらいたい。スマートフォンはギャラクシーSIIの場合は、本体のお尻部分に電源ケーブルを差し込む端子があるが、クレイドルの台座部分には配線を通す穴が空いているので、ここにコネクターを通せば配線ができるよう工夫されている。
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