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パナソニック「Strada」CN-R500WD-D
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ナビ性能をディープに評価
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検索
カーナビのメモリーに収録されたデータでは50音の名称検索、住所検索、電話番号検索、主要施設検索、周辺ジャンル検索など、11通りの検索ができる。電話番号検索は個人宅も含む全国約2570万件。住所検索は全国約3890万件のデータ数だ。それ以外に、スマートフォンアプリの「おでかけナビサポート ここいこ♪」の検索が使える。ここいこ♪では、るるぶDATAをベースとした観光スポットやぐるなびのデータがベースのグルメスポット、コンシェルジュ機能などが使える。検索機能は十分だ。
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探索
目的地を設定してルート探索をすればおまかせルートを探索。他のルートを調べたい時は、画面下のやや左にある5ルートにタッチすれば、有料優先/一般優先/距離優先/ecoの他のルートも表示することができる。色で区別された各ルートは同一地図上で確認できるので、違いを見ながら判断できるし、全行程一覧に切り替えれば、距離や料金などを見比べることも可能だ。ecoルートは燃料消費量と料金を節約するモードで、信号の数や道路の種別、右左折の数、渋滞、距離等を考慮して計算する。
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道案内
フルスクリーンマップは、ふだん何も操作しない時に画面周辺のボタンを表示しないようにし、スッキリさせることで地図の視認性を高めようというもので、これは見やすい。交差点拡大図はシンプルで、交差点名を表示するし、道路によってはレーン案内もあり。また複数レーンの広い道では交差点ごとにどこの車線にいれば適切かを示すレーンリストも表示可能で、安心感がある案内だ。さらに、複雑な交差点では3Dイラストの難交差点拡大図が登場することもあり、わかりやすさを高める。音声案内の声も優しい。
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操作性
モーションコントロールが、操作性のキモ。実はRシリーズのデモカーには何度か乗る機会があったが、乗るたびに反応が違っていて、量産モデルがどうなのかは、正直いって正確には判断しかねる部分がある。ただ言えるのは、後に乗るほどスムーズに動くようになっていたということだ。最後に乗った時には、画面に手を近づけると登場するランチャーメニューもフリック&ドラッグによるボリューム調整も違和感なく操作できて、不満を感じないレベルに達していたことは報告しておく。
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その他の特徴1
ストラーダチューンは前からあった機能だが、設定しやすくなった。ルートチューンとマップチューンがあり、ルートチューンは有料道路や道幅、抜け道、分岐音声案内頻度の優先度合いを、それぞれ高/中/低の3段階に切り替えることができ、マップチューンは地図色や道路色、文字サイズなどを変更できる。この設定によって、それぞれのユーザーの感覚にあったルートを探索するようにできるし、よりユーザーの好みにあった見やすい地図に設定することもできる。細かくカスタマイズして好みに近づけるのは楽しい。
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その他の特徴2
今回の試乗では不具合があって試すことができなかったが「ここいこ♪」のほかに「DriveP@ss」というスマートフォンアプリも用意されている。これはストラーダでさまざまなスマホアプリを利用するための窓口となるランチャーアプリで、ナビメニューのDriveP@ssを選べば、ダウンロード済みのアプリが並ぶメニューが登場する。現時点ではYahoo!ニュースとmusic player、Title Finderという3つのアプリをリリース済み。夏以降もアプリは追加予定というから期待したい。
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ストラーダRシリーズ、その他のラインナップ
ストラーダRシリーズのボディータイプは2タイプ。デモカーに搭載されていた、横幅200mmワイドボディーのほかに、通常の2DINサイズのボディーもある。また、それぞれにDSRCがセットのものと、DSRCなしのナビ単体モデルの両方が用意されているので、ラインナップとしては、今回の試用モデルも含めて計4モデル。それぞれの型番は、デモカーに付いていたのがワイドボディーのDSRCセットがCN-R500WD-D、ワイドボディーのDSRCなしはCN-R500 WD、2DINサイズのDSRCセットはCN- R500D-D、2DINサイズのDSRCなしがCN-R500Dとなる。すべて画面サイズは7型ワイドVGAで、機能面は共通。
まとめ
価格的にはHDDナビのHシリーズとメモリーナビのSシリーズの中間に設定されている。Hシリーズに採用されたモーションセンサーによるランチャーメニューの表示ができるあたりを見ても、Hシリーズの後継機としてストラーダの主力モデルとなっていくのだろう。スマートフォン感覚でフリック&ドラッグ、ピンチイン&アウトなどの操作ができるインターフェースは使いやすいものと、他の方法で操作したほうがやりやすいものが混在している印象だが、スマートフォンアプリ連携も含めて、市販ナビらしさを出そうという意欲が感じられる。
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目的地到着までの検索・案内
スマートフォンで機能拡張
独自の使いやすさ
ナビ性能をディープに評価
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