このパナメーラは“大人のポルシェ”
ところでドライブ中、モードを変更しフルパワーでのアクセルレスポンスも確認されていましたね。
「私はクルマの魅力において、エンジンが占める割合が高いと常々思っているのですが、パワフルなエレクトリックシステムはさすがポルシェですね。実は社用車も某ハイブリッド車なんですが、完全に別物でした(笑)」
ライフスタイルの提案を通して、お客さまに未来を示すお仕事をされていますが、パナメーラS E-ハイブリッドにどんなスタイル、未来が見えましたか?
「大人のポルシェということでしょうか。大人というのは、社会性を帯び、仲間と連携し、自分自身を深掘りし表現できることを指すと思うんです。いま、当店でも若いお客さまの来店数が減少傾向にあり、どう魅力的な大人へのアプローチを提案するかは、大きな課題となっています。

「パナメーラS E-ハイブリッド」のパワーユニットをチェックする鷹野氏。大学時代は自動車部に所属し、モータースポーツに明け暮れたという。
私自身、今日ポルシェ パナメーラS E-ハイブリッドをドライブして、ひとつ大人になった気がしていますが……(笑)」
鷹野さんのドライブは、百戦錬磨のレーシングドライバーの、プライベートタイムのそれを思わせるスムーズさだった。聞けば大学では自動車部に属し、ラリーやダートラを満喫されていたのだそうだ。その逸話にはさらにプロローグがあり、そもそもはジェット戦闘機の操縦士になるべく市ヶ谷で受験。最後の最後、幹部と1対1の面談まで果たしたが惜しくも思いかなわず、それじゃあクルマでも、となったという。
インタビューの最後は、こう締めくくられた。
「ライフスタイルという言葉をよく使いますが、洋服を売るためにその横に雑貨を並べることではないと思うんです。日々の生活の中で、人生のバリューアップを図りたいという方々にお応えすることが、ライフスタイルの提案だと思います。この店にお客さまがいらして、それを見つけてくださったらもうそれは最高ですね。理想です。ポルシェがクルマ好きを引きつけてやまないのも、バリューアップにちゃんと応え続けてきているからではないでしょうか」

システム最高出力416psを発生するハイパフォーマンスセダン「パナメーラS E-ハイブリッド」。0-100km/hの加速タイムは5.5秒。
(文=瀧 昌史/写真=吉澤健太、田村 弥)








