ランドクルーザープラド×田中ケン 大自然が育む父と子の絆

父親なら、いつ何時でも、強く、たくましく。どんなことにも果敢に挑戦し続け、子供たちをリードする存在でありたい。ランドクルーザープラドは、そんなタフな父親の頼もしいパートナー。大自然を味方につける達人・田中ケンが、アウトドアスポーツを通じて育んだ父と子の絆、そして、プラドの魅力について語る。

父親なら、いつ何時でも、強く、たくましく。
どんなことにも果敢に挑戦し続け、子供たちをリードする存在でありたい。ランドクルーザープラドは、そんなタフな父親の頼もしいパートナー。
大自然を味方につける達人・田中ケンが、アウトドアスポーツを通じて育んだ父と子の絆、そして、プラドの魅力について語る。

文=サトータケシ/写真=尾形和美
取材協力=outside BASE

撮影車両 トヨタ・ランドクルーザープラドTZ-G(オプション装着車)

ボディーカラー:ホワイトパールクリスタルシャイン(メーカーオプション)
ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4760×1885×1835mm
エンジン:2.8リッター直4 DOHC ディーゼル ターボ 駆動方式:4WD 乗車定員:7人

自然相手の本格スポーツが
父と子を成長させる

いまから24年前、男性誌を中心にファッションモデルとして活躍していた田中ケンさんは、あるきっかけで本格的に仕事としてアウトドアに取り組むようになった。友人に誘われて中東オマーンで開催された「レイドゴロワーズ」という究極のサバイバルレースに出場したのだ。ケンさんが28歳の時だった。

「当時、長女が3歳で長男が0歳。長男の1歳の誕生日に完走をプレゼントしたいと思って、それがレースに出るきっかけでした」

全行程約500km、約2週間に及ぶレースは過酷を極め、特にカヤックのセクションでは命の危険を感じるほどだったという。それでも無事に完走を果たし、ご長男に「完走」という誕生日プレゼントを贈ることができた。

トヨタ・ランドクルーザープラドは、強靱さで知られる伝統の
ラダーフレーム構造を継承するとともに、本格的な4WDシステムを
備える。ヘビーデューティーに使うことができるSUVの雄だ。

今回の企画は、アウトドア好きが高じてこの趣味を世間に広める立場になったケンさんに、本格的なSUVであるランドクルーザープラドで遊んでいただくというものだ。

「レイドゴロワーズ」を完走してから、ケンさんは家族でアウトドアを楽しむようになった。さまざまな場所でさまざまな遊びを楽しみながら、子育てをするうえで忘れられない経験があるという。

「ゴールデンウイークには必ず静岡に1週間ほどキャンプに行きます。いい川があって、そこをカヤックで下るんです。長男が3歳の時、カヤックが早瀬でバランスを崩したので、僕はバランスを保つために自分から川に落ちたんですね。よくあることなんですが、やっぱり父親が川に流されたのが怖かったんでしょうね。それ以来、長男はカヤックに乗ろうとしなくなったんです」

最新の第4世代は、従来モデルよりさらに引き上げられたボディー剛性の高さや最新のサスペンションシステムを備えることで、オフロードだけでなく高速道路を快適にクルーズする能力も備えている。

そして2年後、同じ川でケンさんは7歳になった娘さんと作戦を練った。ふたりでカヌーに乗り、息子さんの前で「すっごい楽しかった!」と猛烈にアピールしたのだ。すると、息子さんは「僕も乗る!」と言い出した。

「その時、長男は2年ぶりにカヌーに乗ったんですよ。カヌーに乗りながらすごくうれしそうで、彼なりに何かを乗り越えたんでしょうね。山登りも小さい頃はつらそうにしていたのに、次第に楽しめるようになりました。そうやってステップアップ、成長できることがアウトドアのいいところだと思います。アウトドアを経験するのとしないのとでは、ふたりの子どもの成長の度合いも違ったでしょうね」

現在のケンさんは、快適生活研究家としてアウトドアの楽しみ方を広めている。その拠点となるのが自身でプロデュースし、群馬・北軽井沢にオープンさせたキャンプ場「outside BASE」である。
ここでは、キャンプのほかにロッククライミングやキャニオニング(沢下り)なども楽しむことができる。

ご自身がプロデュースし、群馬・北軽井沢にオープンさせたキャンプ場outside BASEで、アウトドアの素晴らしさについて身振り手振りをまじえて語るケンさん。話が熱を帯びると、ケンさんのよく通る声が森に響いた。

アウトドアの達人とお呼びすると、ケンさんは「僕はアウトドアを楽しんでいるだけで達人じゃないんですよ」と謙遜なさるが、アウトドアに縁遠い人間から見ればやはり達人だ。
ではアウトドアの達人は、クルマをどのように使いこなすのか。駐車場に停められたプラドを目にしたケンさんは、「アウトドアを楽しむにあたって、クルマってすごく大事。僕はアウトドアのギアと同じだと思っていますから」と言いながらうなずいた。

親子2人分のキャンプ道具をランドクルーザープラドに積み込む。
荷室容量が十分に確保されていることはもちろん、荷室の形状がスクエアなので荷物を積みやすいことも大きな特長。