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解説=石田功 写真=小林康雄

アプローチセンサーの採用で地図上へのメニューの表示をなくし、すっきり見やすい地図を実現。

トヨタ/ダイハツ車にある横幅200mmサイズのモデルのほか、2DINスペースにフィットするCN-H500Dもある。
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トヨタ車やダイハツ車の横幅200mmパネルにぴったり
2011年、パナソニックのカーナビは、PNDも含めて大きく変わった。ひとつは、PNDが「パナソニック・ゴリラ」シリーズになったこと。ゴリラといえばサンヨーのポータブルナビの代名詞だが、パナソニックがサンヨーを子会社化した流れで、PNDをゴリラに一本化し、効率化を図ったわけだ。これで従来のストラーダ・ポケットはなくなり、パナソニックのPNDはゴリラと旅ナビの2 本立てとなる。
そして、もうひとつが新しい2DIN 一体AVナビ、Hシリーズの登場だ。このHシリーズ、位置づけとしてはフラッグシップのFクラスと、リーズナブルなメモリーAVナビ、Sクラスの間を埋めるモデル。この価格帯には現在、ストラーダ・ミドルクラスがあり、いずれはHシリーズがミドルクラスにとって代わることになりそうだが、しばらくは値頃感のあるミドルクラスと、最新鋭のHシリーズを併売することになりそうだ。
そのHシリーズの特徴は、デザイン性とユーザーインターフェースの2点だ。Hシリーズには、パナソニックとしては初めて、横幅200mmのCN-H500WDをラインナップ。このサイズは一般的な2DINサイズより幅が20mm 広く、トヨタ車やダイハツ車のインパネにぴったりとフィットする。専用取り付けハーネスも同梱している。なお、通常の2DIN(幅180mm)サイズのCN-H500Dもラインナップされている。
内蔵HDDは60GBの容量で、ディスプレイはLEDバックライト採用の7型ワイドVGAタイプ。内蔵地デジチューナーはフルセグ対応の4チューナー×4アンテナタイプだ。なお、ユーザーインターフェースについては、次ページでじっくりと紹介する。



トヨタ車やダイハツ車の横幅200mmパネルにぴったり

新・モーションツートップメニュー/アプローチセンサー&
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