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地図スクロールの動きはスマートフォンやタブレットの地図アプリとまったく変わらないほどのスムーズさ。

地図の縮尺変更はピンチイン/アウトでできる。こちらの動きもスムーズ。210mスケールなど途中のスケールで止められる。

本体フレームの左上に指を置き、右にドラッグすると子画面地図が現れ、地図2画面表示が可能。子画面のサイズは2段階。

自車周辺のガソリンスタンドを価格付きで検索できるようになった。レギュラーやハイオクの切り替えもできる。

日光へは東北道で日光宇都宮道路に分岐して終点まで。手前の今市で降りて杉並木を通るのもいい。
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スマホ・ユーザーほど使いやすい
最後に、ぜひ操作性にふれておきたい。スマートフォン感覚のフリックやドラッグ、ピンチイン/ピンチアウトといった操作を採用したカーナビは増えているが、レスポンスのよさで彩速ナビにかなうものは、いまのところない。操作レスポンスはほとんどスマホと同じレベル。地図の上に指を置いて払えば気持ちよくスクロールするし、指を置いたまま前後左右斜めに動かせば、地図も追随する。
また2本の指を地図において、指の間隔を広げるピンチアウトで地図スケールは詳細側にズームアップするし、逆のピンチインでは広域側にズームアウトするのだが、210mスケールとか120mスケールのような、中途半端(?)なスケールで止めることができる。従来のナビでは100mと200mスケールの間の縮尺の地図が欲しいと思ってもかなわなかったのだが、ちょうどいいスケールで止められるのはなんて気持ちがいいんだろうと実感できる。
他にも、画面左上から引き出しのように地図を引っ張り出して、2画面地図を表示したり、その下から引き出しを引っ張り出せば、地図とAVの2画面になったり、右側からはAVソースのメニューや電話帳を引き出せるなど、ドラッグ操作対応を生かした新しい機能もあり、スマートフォンの操作に慣れている人ほどスムーズに使いこなせると思う。
さて、自宅に近づいた。ガソリンも減ったことだし、給油して帰ろう。新しい彩速ナビは、ガソリンスタンドの周辺検索を価格付きで検索できるので、価格が安いガソリンスタンドが探せる。その操作も、わざわざ通信しているのを感じさせないのがいい。このあたりもスマートフォンやタブレット感覚。OSにAndroidを採用したこともあるが、もっともスマホやタブレットに近づいたカーナビといえる。
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