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音声認識「カラフル」で探す


天気予報を尋ねたりもできるカラフルだが、用途は検索が中心になる。カラフルの音声操作を行うには、まずスマホの画面の右下にあるマイクのアイコンにタッチ。これで音声認識の待ち受け状態になるので、好きな言葉を話してみるといい。「近所の蕎麦屋」とか「腹減った」とか「近くに蕎麦屋ある?」とか「蕎麦を食べたい」とか、さまざまな言葉で試してみたが、認識はパーフェクト。リストアップしたお店は、話す言葉によってちょっとずつ違っていたが、蕎麦屋をリストアップしてくれた。従来のカーナビ内の音声認識エンジンとデータを使う音声認識とは明らかに違い、認識率が高い。
キャラクラーの着せ替えも楽しい

音声認識アプリ「カラフル」を立ち上げると、スマホの画面にキャラクターが登場する。そのキャラクターと対話する感覚で操作できるのだが、このキャラクターには着せ替え機能もある。たとえば、出発地の東京では江戸前の寿司屋の格好をしているのだが、相模湖のある神奈川県に行くと、おそらく横浜中華街にちなんだのだろう、チャイナドレスに着替えさせられるという具合。この衣装は、その都道府県を走って初めて手に入れられるそうだ。着替えの衣装欲しさに全都道府県を走破するドライバーがいるかも? さすがにいないか。
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Wi-Fiテザリングを利用して
音声認識+検索をクラウドで
Wi-Fiを内蔵したAVN-ZX03iの最大の売りは、CarafL(カラフル)という新スマホ・アプリを利用した対話型音声認識だ。スマホにアプリをダウンロードし、カーナビとスマホをWi-Fiテザリングした状態でアプリと会話すれば、目的地を探してくれたり、天気予報などのさまざまな情報を教えてくれたりする。しかも、音声認識はカーナビに内蔵されたエンジンで行う従来型とは異なり、クラウドの高性能エンジンを使って行うため、従来のような決まりきった文言にだけ反応するのではなく、言葉遣いは普段通りでいい。念のため「東京五輪のカヌー会場は?」と聞いてみたところ、さすがにこれには反応してくれなかったが、相模湖を目的地に設定したあと「目的地の天気は?」と聞けば「相模湖付近の天気は曇りです」と答えてくれた。
また、問いかけをしない時間が長いと、アプリのキャラクター側から問いかけてくることもある。カメラマンと2人でのドライブの最中に「ニックネームはなんですか?」とか「好きな食べ物は?」などと問いかけられても困るが(笑)、一人でドライブしているときなどは、暇つぶしにいいかもしれない。そうそう、このキャラクターには名前が設定してあるそうで「お名前は?」と聞くと答えてくれる。iPhoneのSiriの場合は「私の名前はSiriです」なのだが、カラフルのキャラクターは「当ててください」と返してくる。実は、すでに名前を知っているのだが、ユーザーの楽しみを奪うことになるので、ここでは公表しないでおこう。
「つながる」を一層強化した AVN-ZX
Wi-Fiテザリングを利用して 音声認識+検索をクラウドで
スマホで取り扱いの 説明操作も代行してくれる
9型大画面は迫力もの 視認性、操作性も高い
コンセプトは安心・安全 音声操作と大画面がそれを実現
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