新型「フィアット・パンダ」が日本上陸

2013.05.08 自動車ニュース
3代目となる新型「フィアット・パンダ」

新型「フィアット・パンダ」が日本上陸

フィアット クライスラー ジャパンは2013年5月8日、新型「フィアット・パンダ」を、同年6月1日に発売すると発表した。

■扱いやすい小柄なサイズをキープ

パンダは1980年に初代モデルが誕生して以来、全世界で累計640万台以上を売り上げているフィアットのコンパクトカーである。今回の新型はその3世代目に当たり、初代や2代目の思想を受け継ぎながら、安全性や低燃費、低エミッションなど、現代のクルマに求められる性能を追求したモデルとなっている。

ボディーは従来モデルよりわずかに大きくなったものの、全長×全幅×全高=3655×1645×1550mm、ホイールベース=2300mmと、依然として街中でも扱いやすいコンパクトなサイズをキープしている。
笑顔を連想させるフロントマスクが特徴的な外観デザインは、小さなリアクオーターウィンドウが特徴的なシックスライトを踏襲しつつ、より丸みを帯びたスタイリングに一新。滑らかなラウンドシェイプは空力特性にも貢献しており、空気抵抗の大きさを示すCd値(空気抵抗係数)は、0.32に抑えられている。
また被視認性を高めるためにテールランプを高い位置に設けるなど、実用性にも配慮。バンパーやドアパネルにはボディーを軽い接触などから守るプロテクトストリップを採用している。


■キモはデザインと使い勝手の両立

一方、室内空間は、ボディーサイズの拡大に加え、スリムな形状のシートを採用するなどといった各部の設計の見直しにより、乗員スペースとラゲッジスペースを拡大。従来モデルに比べて室内幅は前席で+26mm、後席で+5mm、室内長は20mm延長しており、特にリアのレッグスペースのゆとりが増している。
ラゲッジスペースも従来モデルに比べて10リッター増しの225リッターへ拡大。6:4分割可倒式のリアシートをたためば、フラットな870リッターの積載スペースを得ることができる。
デザインについては、インストゥルメントパネルをインテリアトリムに合わせてコーディネートされたフレームで囲うなど、初代パンダをほうふつとさせる工夫を随所に採用。通常のグローブボックスに加えて助手席前に大きな収納ポケットを備えるなど、使い勝手も重視しており、「実用性に裏打ちされた遊び心と洗練度を大切にするイタリアのプロダクトデザインの理念を表現」したという。


■気になる燃費は18.4km/リッター

エンジンは「フィアット500」などでおなじみの0.9リッター2 気筒ターボの「ツインエア」を採用。85ps(63kW)/5500rpmの最高出力と14.8kgm(145Nm)/1900rpm の最大トルクを発生する。これに組み合わされるトランスミッションは、「デュアロジック」と呼ばれる5段セミATのみ。アイドリングストップ機構やエコスイッチなどの採用とも相まって、燃費性能は18.4km/リッター(JC08 モード)となっている。

安全性については、フロントエアバッグ、サイドエアバッグ、カーテンエアバッグや5名の定員全員分の3点式シートベルトを完備。ブレーキアシスト付きABSや急制動時点滅ブレーキランプ、ESC(エレクトロニックスタビリティーコントロール)なども、全車に標準装備される。

ラインナップは「Easy」のみのモノグレード展開。今のところハンドル位置は右、駆動方式はFFのみとなっている。価格は208万円。

(webCG)
 

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