「スズキ・スイフト」エンジン変更で燃費向上

2013.07.17 自動車ニュース
「スズキ・スイフト」
「スズキ・スイフト」

「スズキ・スイフト」エンジン変更で燃費向上

スズキは、コンパクトカー「スイフト」の仕様を変更し、2013年7月17日に発売した。

熱効率を極限まで追求したという、改良型1.2リッター直4エンジン「K12B デュアルジェット」。
熱効率を極限まで追求したという、改良型1.2リッター直4エンジン「K12B デュアルジェット」。

「スズキ・スイフト」エンジン変更で燃費向上の画像
一部グレードには、エコドライブをサポートする専用メーターが備わる。
一部グレードには、エコドライブをサポートする専用メーターが備わる。

「スズキ・スイフト」エンジン変更で燃費向上の画像
こちらは、スポーティーな特別仕様車「スイフトRS」。標準タイプの「スイフト」同様、エクステリアやシート表皮が変更された。
こちらは、スポーティーな特別仕様車「スイフトRS」。標準タイプの「スイフト」同様、エクステリアやシート表皮が変更された。

現行型の「スズキ・スイフト」がデビューしたのは、2010年8月のこと。それからおよそ3年を経て、大規模な仕様変更が実施された。

中でも目玉となるのは、燃費性能の向上だ。従来の1.2リッター「K12B」型直4エンジンをベースに、以下のような変更を実施。より熱効率に優れる「K12B デュアルジェット」ユニットを開発した。

・吸気ポートの小径化による吸気流速のアップ
・ピストン形状の最適化(ピストン上部の凹面化)
・燃焼室の容量縮小および、バルブの径とリフト量の変更
・インジェクター(燃料噴射装置)の数を1気筒あたり1本から2本に増やし、さらに設置場所を燃焼室に近づけることで筒内直入率を向上
・排気を冷却して燃焼室に再循環させる「クールドEGR」を採用し、燃焼時のノッキングを抑制
・タイミングチェーンやクランク、シリンダーなど、各部フリクションロスの低減

これらの工夫によって、最高出力91ps、最大トルク12.0kgmのアウトプットはそのままに(最高出力は91ps/6000rpmの据え置きで、最大トルクの発生域は4800rpmから4400rpmへと400rpm低下)、JC08モードの燃費値は、FF車がこれまでの最高21.8km/リッターから26.4km/リッターに、4WD車は同18.8km/リッターから22.6km/リッターに、それぞれ向上した。

軽乗用車「ワゴンR」にも採用されている“スズキグリーン テクノロジー”、すなわち、リチウムイオンバッテリーを用いた高効率なエネルギー回生機構「エネチャージ」や、13km/h以下まで減速すると機能する「新アイドリングストップシステム」、蓄冷材を使った空調システム「ECO-COOL(エコクール)」が採用されたことも、燃費向上の一助となっている。


また今回は内外装にも手が加えられており、バンパーやグリル、フォグランプ、16インチアルミホイールが新たな形状に。ファブリックシートの表皮も、ブルーを配した光沢感のある素材に変更された。専用の内外装や足まわりを持つ特別仕様車「スイフトRS」についても同様で、前後スポイラーの形状やシート地がリニューアルされている。
走行中の姿勢を安定させるESPが全車に与えられたのもニュースだ。

なお、従来の「K12B」型エンジンを搭載するグレードも併売される。ラインナップと価格は以下の通り。

「スズキ・スイフト」
・XG(5MT):127万9950円(FF)
・XG(CVT):127万9950円(FF)/148万9950円(4WD)
・XG-DJE:139万7550円(FF)/157万6050円(4WD)
・XL(5MT):136万7100円(FF)
・XL(CVT):136万7100円(FF)/157万7100円(4WD)
・XL-DJE:148万4700円(FF)/166万3200円(4WD)
・XS:149万1000円(FF)/170万1000円(4WD)
・XS-DJE:160万8600円(FF)/178万7100円(4WD)

特別仕様車「スズキ・スイフトRS」
・スイフトRS(5MT):142万6950円
・スイフトRS(CVT):142万6950円(FF)/163万6950円(4WD)

(webCG)

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