INTERVIEW
詩歩が語るレンジローバーの魅力
レンジローバーなら、行ける
いかなる道をも踏破する堅固な足まわりを備え、その一方でラグジュアリーサルーンをもしのぐ
しなやかな乗り心地を誇るSUV界の最高峰「レンジローバー」ほど、“絶景巡り”で心強いパートナーはないだろう。
一度見たら忘れられない景色を求めて世界中をめぐる「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」プロデューサーの
詩歩さんとともに、記憶に残るドライブへ、いざ出発!
語り=詩歩/まとめ=鈴木真人/写真=荒川正幸


究極のSUVで絶景を見に行く
「絶景かな、絶景かな! 春の眺めを値千金とは小さいたとえ、この五右衛門が目からは値万両、万々両。日もはや西に傾きて、誠に春の夕暮れの、桜の色もひとしお、ひとしお。はて、うららかな眺めじゃなァ」
これは、夕暮れ時に南禅寺の三門楼上から満開の桜を眺めた石川五右衛門の台詞。豪快な心意気が伝わってくる名場面だ。天下の大泥棒にとって、どんな金銀財宝よりも価値があったのが絶景である。大泥棒じゃなくても、絶景を見たいという気持ちは同じ。遠くに出掛けて見たことのない場所に行ってみたい――クルマ好きなら誰もが思うことだが、どこに行けばいいんだろう。迷ったら、この人に聞けばいい。「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」プロデューサーの詩歩さんだ。

「これまで行った国は、50カ国ぐらいでしょうか。最近はもう数えなくなりましたね(笑)」
著書は合計55万部を超えるベストセラー。アジアの寺院を巡り、オセアニアの海や山を訪ね、ヨーロッパの訪問国は数知れず。アフリカのエチオピアやエジプトでは砂漠を踏破し、中南米ではボリビアの高地の道なき道をゆく。ハードな旅をこなしてきたのだから筋金入りの冒険家かと思えば、詩歩さんは小柄で華奢な女性。とても世界を股にかけて飛び回っているようには見えない。

「もちろん、行くのが大変な絶景も多いんですが、アクセスしやすい場所も少なくないんです。日本国内にも絶景ポイントはたくさんありますよ。東京に住んでいても大丈夫。近くにあるのに、意外に知られていないんですね。クルマがあれば、絶景を見に行くのは簡単です」
詩歩さんオススメの近場絶景は、栃木県にある。編集部から約150kmで、2時間半ほどの行程だ。乗っていくのは、レンジローバー。70年にわたってオフロード車両を作り続けてきたランドローバーのSUVの中でも、最高峰に位置するクルマだ。世界中のあらゆる道を走破してきた4WDテクノロジーは、他の追随を許さない。それでいて武骨さとは無縁で、洗練とモダンを極めた高級車でもある。まさに、究極のSUVなのだ。絶景を見に行くのに、これほど頼りになるパートナーはないだろう。





