ミラーにモニター、最後は自分の目で確認!
狭い道を走るのは緊張するもの。ボディーを擦ってしまう心配があり、端に溝のある道では脱輪もコワい。危ないと思ったら徐行が基本。自分のクルマの大きさと位置をつかみ、ゆっくりと走ることが大切だ。
そもそも軽自動車の車幅は1.48m以下なので、狭い道では有利。
「まずは先ほどの正しいシートポジションを思い出して調整してください。車両感覚をつかむことができれば怖くありません」 スタート前に藤島さんがそうアドバイスをくれる。
曲がりくねった道では“内輪差”でボディーを擦ることがあるので、ドアミラーで後ろの状況を確認しながら進もう。見えにくい時は、モニターで確認すると安心だ。クルマを真上から見ているように映し出すパノラマモニターを使えば、容易に自分の位置がわかる。
障害物スレスレに通る時は、パノラマモニターのレフト&ライトサイドビューというモードが役に立つ。ボディー側面の様子を拡大して映し出してくれるので、確実に障害物を避けることができるのだ。
パイロンを使って作られたのは、狭くてクネクネした難コース。ところが、「ウィンドウから顔を出して、確認しながら進めば大丈夫!」と藤島さんに励まされてスタートすると、みんな見事に完走してしまった。クルマから降りたらガッツポーズを披露する人もいて、まわりからは拍手が巻き起こった。