■【出展車紹介】「スズキPIXY+SSC」合体する2つの移動ユニット
今年のショーも、前回に引き続き「小さなクルマ、大きな未来」がスズキ四輪車のテーマ。5台ものワールドプレミアを含む19台を出展し、力が入る。
■トヨタに挑戦!一人乗りコミューター「PIXY(ピクシー)」
ひとり乗りの小さな低速移動ツールたる「ピクシー」と、これと合体して自動車としての移動を可能にする外側の殻に相当する部分、軽自動車型移動ユニット「SSC」との組み合わせ。
セニアカーをおしゃれにしたような「ピクシー」の外寸は、全長1300×全幅875×全高1500mm、ホイールベースは787mmで、モーターを動力源として後2輪の直接駆動。
人が歩く程度のスピードで走行し、威圧感を与えないところがミソ。加えて、衝突防止センサーや超広角リアビューカメラを備え、ボディにはソフトな衝撃吸収素材を用い、人との接触に最大限の注意を払う。
大きなフロントウィンドウはオープンにすることも可能。運転は、パソコンのマウスのようなコントローラーを操作して行なう。その場で360度回転もできる。運転者の意思や車両の状態を光で表現する「インフォライト」を採用。
■ピクシーと接続、合体し移動する自動車型ユニット「SSC」
SSCは「スズキ・シェアリング・コーチ」を意味し、新しい都市交通における共同使用(シェアリング)を提案するもの。
SSCのパワーユニットは、燃料電池システム+後2輪インホイールモーター。補助エネルギーとしてルーフおよびウィンドウに太陽電池パネルを設置し、ここで得たエネルギーを車載バッテリーに充電する。
さらに、ピクシーへの急速充電も可能。植物由来樹脂でできたボディパネルは、大気中のNOxを分解する浄化作用を持ち、汚れが付着しにくい酸化チタンを含んだコーティングを使用。
SSCには2台のピクシーを載せることができる。車体寸法はホイールベース2620mm、全長3395×全幅1475×全高1880mmの2人乗り。
軽自動車ユニットSSCのほか、スポーツカーユニット「SSF」やボートユニット「SSJ」など、生活シーンに合わせてさまざまなユニットを使い分け、パーソナルモビリティとシェアリングシステムの可能性を提案する。
(文=knzy)
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