マツダの新型クロスオーバーSUV「CX-7」発売、306.0万円から

2006.12.19 自動車ニュース

マツダの新型クロスオーバーSUV「CX-7」発売、306.0万円から

マツダは、5人乗りの新しいクロスオーバーSUV「CX-7」を、2006年12月19日に発売した。


「マツダは楽しいクルマを作るメーカーだと、日本にようやく浸透してきた。CX-7の発売で、さらに勢いをつけていきたい」と語った、マツダの井巻久一社長。

■スポーツカーとSUVのクロスオーバー

既に予約受付がスタートしていた「マツダCX-7」が正式発売された。主戦場の北米では2006年春にリリース済みで、ミニバン「MPV」をベースに、スポーツカーとSUVをかけあわせた、クロスオーバーモデルというキャラクターを持つ。

彼の地でのSUVは、フルサイズから脱却し、小型化が進んでいるという。
そのなかでCX-7のセリングポイントは、マツダのアイデンティティともいうべき“スポーティさ”。全長4.7m、躍動感あるスタイリングのボディに、自慢の2.3リッター直噴ターボ&6段ATを搭載。さらに455リッターのラゲッジスペースや各種収納スペースなどをあわせ、見栄え、走り、使い勝手の3方向から「Zoom-Zoom」を体現したと謳われる。




日本でのラインナップはシンプルだ。機関面を共通として、ベーシックな「CX-7」と、電動シートなどを備える「CX-7クルージング・パッケージ」(34.0万円高)の2種類。それぞれでFF、4WDを選ぶことができる。パッケージ車を含めた価格は306.0万円から366.0万円まで。北米戦略車の我が国における月間目標販売台数は380台となる。

なお、兄貴分の7人乗り「CX-9」(3.5リッターV6)の北米投入も予定されている。




■2.3リッター直噴ターボ+アクティブマチック付き6AT

大きく張り出したフェンダーアーチや18インチホイール、大口フロントエアインテーク、傾斜したAピラーなどでダイナミックさを表現したのが「CX-7」エクステリアの特徴だ。

ディメンションは、フルサイズSUV比でこそ“コンパクト”だが、全長×全幅×全高=4680×1870×1645mm、ホイールベース=2750mmと堂々としたもの。「トヨタ・ハリアー」(4735×1845×1670-1680mm)と大きくは変わらない。

インテリアに移れば、シリンダー形状の3眼メーター、フロントバケットシート、ブラックのトリムなどでスポーツカー・ライクな演出を施したコクピットが待ち構える。34.0万円プラスで「クルージング・パッケージ」を選べば、本革シート、ピアノブラック調ATシフトパネル、黒木目調センターコンソールパネルも装着可能だ。




エンジンは日本の「MPV」と同じ「L3-VDT型」2.3リッター直4DOHC直噴ターボ。アウトプットは若干デチューンされ、238ps/5000rpmと35.7kgm/2500rpmを発生する。

6段ATは、全車マニュアル変速可能な「アクティブマチック」付き。FFに加え設定される4WDは、電子制御アクティブトルクコントロールカップリング4WDシステムとした。サスペンションは、前マクファーソンストラット、後マルチリンクと形式はMPVと同じである。


「ロック付き大型マルチパーパスフロアコンソール」には、2リッターペットボトル3本やA4サイズのノートパソコンなどを収納可能。

■「クルージング・パッケージ」で電動シートも

横滑り防止装置の「DSC」をはじめ、駐車支援システム(サイドモニター/バックガイドモニター)、盗難を防止するイモビライザーやバーグラアラーム(盗難警報)、30GB HDDナビゲーションシステム、クルーズコントロールなどは、全車に標準装備される。

使い勝手の面では、260mmスライドするドライバーズシートや、通常時455リッター、レバー操作により後席シートバックを倒すことで拡大できる荷室、ロック付きの大型フロアコンソールボックスなどを採用した。




また前述のクルージング・パッケージを選べば、前後スライド/前後リクライニング/シート座面前部と後部の上下調整がスイッチでコントロールできる「8ウェイ電動パワーシート」や「運転席ランバーサポート」を手に入れられる。

さらに同パッケージでは、ミリ波レーダーセンサーによる先行車両との車間距離制御機能を付加した「マツダレーダークルーズコントロールシステム」「マツダプリクラッシュセーフティシステム」が標準で付いてくる。

(webCG 有吉)




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