スティックを押すと画面に出てくるメニューはルート走行時と地図時とでは変わる。これはルート走行時のメニュー。
非ルート走行時のスマートコマンダーメニューがこちら。よく行く場所や自宅へのルート探索が簡単にできる。
停車時には普通にタッチパネルで操作し、走行時にはスマートコマンダーやステアリングリモコン、音声で操作。これが「クルマ最適発想」というコンセプト。

■運転姿勢を保ったままブラインド操作が可能

そのスマートコマンダーだが、例えばBMWの「iDrive」のコマンダーのようなものといえば、CG読者にはわかりやすいかもしれない。スマートコマンダーで操作できるのは7種類のコマンド。中央にスティックがあり、これを傾けると地図のスクロール(8方向)。スティックを押せばダイレクトメニューの呼び出しおよび決定ができ、スティック周囲のダイヤルを回せば地図スケールの拡大/縮小が可能だ。その周辺にある4つのボタンは、AVキーと現在地キー、そして使用頻度が高い操作をユーザーが自由に割り当てられる2つのキーという具合だ。また、サイドにはナビ/ AV切り替えのスライドスイッチがあって、AV側に切り替えればスティックを傾けて曲送りをしたり、ロータリーキーを回してボリュームを調整できたりもする。

これが快適に使えるかどうかは、設置場所による。ドライビングボジションをとり、肘掛けに肘を置いた状態で自然に手が伸びる位置にスマートコマンダーを設置できるかどうか。そこが重要なのである。その点、今回のドライブに使用した「トヨタ・プリウス」はセンターコンソール上にスマートコマンダーがあり、うまい具合に自然に手が伸びる位置に置けた。これだと快適に操作できる。筆者は頻繁に地図スケールを変えるほうだが、画面を見ることなく、手元のロータリーキーで地図のスケールを変更できるのは、実に使い心地がいい。