トラックの買取で信頼できる店は?
【2025年】トラック買取おすすめランキング トップ10|人気・クチコミ・評判を徹底比較

2025.10.07
【2025年】トラック買取おすすめランキング トップ10|人気・クチコミ・評判を徹底比較
この記事では、いまwebCGが注目しているトラック買取業者をランキング形式で紹介いたします。また各業者の特徴を、専門家の解説を交えてわかりやすくお伝えします。

執筆:渡辺陽一郎(カーライフ・ジャーナリスト)
執筆・編集:webCG 編集部
※本コンテンツには広告が含まれております。

1.トラック買取業者とは?

トラック買取業者とは、不要になったトラックや使わなくなった商用車を買い取ってくれる専門業者のことです。車両の状態や年式、走行距離、市場における需要などをもとに査定し、買取価格を提示します。

売買成立後(買い取り後)は、整備や修理をしたうえで再販するほか、海外に輸出したり、部品取り用の車両として利用したりすることがあります。通常の乗用車とは異なり、トラックには特殊な装備、そして用途があるため、専門知識を持った業者が対応することが多くなります。特殊であるがゆえに、高く売れる可能性もあります。

業者によっては、無料査定や出張買取、名義変更などの手続き代行も行っており、スムーズな取引が可能になります。

一般的な車買取店との違いは?


1.専門性の違い
トラック買取業者は、ダンプや平ボディー(フラットフロアで側面を板に囲まれた荷台を持つトラックのこと)、冷凍車、ユニック車など商用トラック特有の構造や装備に精通しています。一方、一般的な車買取店は乗用車をメインに取り扱っており、トラックの査定に必要な専門知識については不足している場合があります。

2.査定基準の違い
トラックは年式が古くても、走行距離が多くても、作業用途や輸出向けなどの理由で、スペック以上の価値が残ることがあります。一般の買取店では評価が低くなることもありますが、トラック専門業者なら適切に価値を判断し、結果的に査定額がアップする可能性があります。

3.販売ルートの違い
トラック買取業者は、業務用車両を求める法人や海外バイヤーとのネットワークを持っていることが多く、そのため高値での買取が可能になるケースがあります。

このように、トラックを売る際は専門業者に依頼することで、より有利な条件での売却が期待できます。

2.トラック買取業者 いま注目の3社


webCGがいま注目しているトラック買取業者3社の特徴を、以下の表にまとめました。それぞれの違いを項目別にチェックし、買取サービスを利用する際の参考にしてください。

         
  トラックファイブ カーネクスト トラック王国
 
創業年 2003年 2008年
(サービス開始:2012年~)
2006年
(サービス開始:2008年~)
従業員数 120人 170人 168人
実績 査定実績75万台以上
買取総額757億円以上
累計買取台数45万台
(2022年時点)
非公表
専門分野 トラック・重機・バスなど
幅広い業務用車両
廃車・事故車を含む
中古車全般の買取
トラック・重機・バスなど
幅広い業務用車両
出張査定 無料 無料 無料
支払い 即日対応 即日対応 即日対応
満足度 非公表 91.9% ※1 90.3% ※2
公式サイト 詳しく見る 詳しく見る 詳しく見る

2025年8月時点の情報です。最新情報は公式サイトをご覧ください。
※1 2021年カーネクスト お客さまアンケート「オペレーター対応満足度」による数値
※2 2017年トラックファイブ お客さまアンケート「お客様満足度より」に基づく数値

【注目の業者 その1】トラックファイブとは?

※引用:トラックファイブ公式サイトより

トラックファイブは、トラックや重機、バスなどの買取を専門に行う会社で、全国対応・スピード対応を強みとしています。査定は最短、即日で行われ、現金での即日支払いにも対応しているため、急いで現金化したい方にとって非常に頼りになります。また、全国に展開する直営ネットワークによって中間マージンを排除し、在庫コストを抑えることで、高額査定を実現できる仕組みが整っています。

さらに、買取に必要な複雑な書類の手続きもすべて無料で代行してくれるため、初めての方でも安心して利用できます。創業20年以上で累計買取台数は1万台以上という実績もあり、信頼性の高いサービスが魅力です。高値でトラックを売りたいと考えている方にとって、トラックファイブは非常に有力な選択肢といえるでしょう。

\創業20年の信頼と実績 年間買取1万3000台以上/

トラックファイブ
公式サイトへ

【注目の業者 その2】カーネクストとは?

※引用:カーネクスト公式サイトより

カーネクストは「どんなクルマでも0円以上で買取」を掲げ、トラックや商用車、事故車、故障車といった車種でも積極的に買い取ってくれるのが最大の特徴です。全国の解体業者や輸出業者との強力なネットワークにより、引き取りから廃車手続きまですべて無料で代行され、さらに引き取り費用やレッカー費用も請求されない点も大きな魅力です。

査定は現車確認不要で、オンライン申し込みと電話でのヒアリングのみで完結。累計45万台を超えるデータを活用し、スピーディーかつ妥当な査定額を提示してくれます。また、輸出ルートを生かした商業車・ディーゼル車および海外需要の高い車種には、相場以上の高額査定のチャンスもあります。

総じて、手間をかけずに廃車や過走行トラックを処分したい方や、すぐ無料で引き取り・手続きまで任せたい方には、カーネクストが非常に使いやすく、安心して任せられる選択肢です。

\レッカー・廃車手続き無料/

カーネクスト
公式サイトへ

【注目の業者 その3】トラック王国とは?

※引用:トラック王国公式サイトより

トラック王国は、中古トラック・重機・バスなどの商用車に特化し、全国対応の買取・販売サービスを展開しています。創業16年以上の実績と査定士資格を持つ専門スタッフによる丁寧な出張査定で、どんな状態の車両でも柔軟に対応できる体制が整っています。

無料出張査定・名義変更・レッカー引き取りなどすべての手続きを代行し、査定成立後は即日現金払いにも対応。特に、古い年式や過走行・事故車・不動車など、他社では買取を断られてしまったという車両でも買取できる点が強みです。また、豊富な国内外の販路によって、中古車市場だけでなく輸出ルートにも展開しており、たとえ状態が悪い車両でも、再販チャンネルが確保されているため、思いがけず高額査定につながることがあります。

さらに「マカセル」という委託販売マッチングサービスを提供しており、売り手は車両を手放さずに利用しつつ、希望価格での売却を目指すこともできます。掲載中でも車両の使用が継続でき、納車後のクレーム対応もトラック王国が請け負うため、安心して任せられる点も魅力的です。 公式サイトによれば、販売実績は2万3000台超と圧倒的な規模であり、利用者にとっては、選べる在庫の多さも大きな利点です。

【トラック王国公式動画】マカセル サービス概要

※引用:トラック王国公式 YouTubeチャンネル「トラック王国ch」より

これらにより、「とにかく高く」「スピーディーに」「手間なく」トラックを売却したい方にとって、トラック王国は非常に有力な選択肢といえるでしょう。

\トラック・重機業界 創業16年の実績/

トラック王国
公式サイトへ

3.トラック買取業者の選び方

トラック買取業者を選ぶ際は、何に注目して選べばいいのか? 4つのポイントを解説します。

買取・販売実績で選ぶ

買取や販売の実績を見ることで、その業者が信頼できるかどうかを判断できます。

まず、買取実績が多い業者は、それだけ多くの人に選ばれている証拠ともいえますから、安心して利用できる可能性も高くなります。また、豊富な販売実績があるというのは、在庫の回転が速い、つまり「次々と売れている」ことも意味しており、高値買取に対する期待も高くなります。

こうした理由から、買取実績・販売実績の多い業者を選ぶというのは、ひとつの手段としておすすめできます。

         
  トラックファイブ カーネクスト トラック王国
創業年 2003年 2008年
(サービス開始:2012年~)
2006年
(サービス開始:2008年~)
実績 査定実績75万台以上
買取総額757億円以上
累計買取台数45万台
(2022年時点)
非公表
公式サイト 詳しく見る 詳しく見る 詳しく見る

トラックに関する専門知識の有無で選ぶ

買取業者と一口に言っても、それぞれ得意としている分野は異なります。前述のとおり、トラック買取業者は「専門性」「査定基準」「販売ルート」などが、一般的なクルマの買取店とは大きく異なります。

できるだけ高く売りたい場合は、トラックの買取を専門としている業者を選ぶのがポイントです。

トラックに詳しい業者なら、国内であまり人気のない車両でも、海外への販売ルートを活用して高値で買い取ってもらえる可能性もあります。

業界の大手か否かで選ぶ

トラックの売却に不慣れな方は、大手の買取業者を選ぶのがおすすめです。その理由となる主な傾向は、以下のとおりです。

・大手では、どの店舗でも接客マニュアルが統一されているため、丁寧に対応してもらえる
・査定基準がはっきりしていることが多く、適正な価格での買取が期待できる
・保証や制度が整っていて、アフターサービスやサポートも充実している

中小規模の業者を選ぶ場合には、問い合わせをして信頼できるかどうか確認しておくことが大切です。

         
  トラックファイブ カーネクスト トラック王国
従業員数 120人 170人 168人
公式サイト 詳しく見る 詳しく見る 詳しく見る

クチコミ・評判や顧客満足度を見て選ぶ

トラックの買取業者を選ぶときは、クチコミや評判、顧客満足度も参考にしましょう。

クチコミや評判を見ることで、実際に利用した人の体験談に触れることができ、その業者が信頼できるか、サービスの質がどうかを客観的に判断できます。特に評価の高い業者は、丁寧な対応や適正な価格での買取が期待でき、結果的に顧客満足度も高くなる傾向があります。

こうした情報を事前にチェックしておくことで、買取業者選びでの失敗を未然に防ぐことができます。

         
  トラックファイブ カーネクスト トラック王国
満足度 非公表 91.9% ※1 90.3% ※2
公式サイト 詳しく見る 詳しく見る 詳しく見る

2025年8月時点の情報です。最新情報は公式サイトをご覧ください。
※1:2021年カーネクスト お客様アンケート「オペレーター対応満足度」より
※2:2017年トラックファイブ お客様アンケート「お客様満足度より」に基づく数値

迷ったら一括査定を利用しよう!

いきなりどの業者にすればいいのか判断ができない、または多くの提案をもとに検討し、なるべく高値で売りたい。そういった方はトラック買取の一括査定サービスの利用をおすすめします。例えば、大手のカービューは、500万人以上の利用実績があるという点でも安心できます。

※画像:カービュー公式サイトより

カービュー(トラック・バス・重機の一括査定)の特徴
  • 複数社への一括査定依頼可能:LINEヤフー傘下のcarview!が運営し、トラック・バス・建機など商用車に特化した査定が可能。申し込み後、最大10社の専門業者から査定が受けられ、競合関係を生かして高額査定を狙える。
  • 簡単入力+スピーディーな手続きで利便性が高い:車両情報や連絡先をフォームに入力するだけの、45秒程度の手続きで申し込み完了。査定結果をすばやく比較できるため、忙しい方でも手間なく進められる。
  • 査定相場が把握でき、納得できる業者選びが可能:一括査定を利用することで複数社の見積額を容易に比較でき、相場感をつかめるため、妥当な価格や信頼できる業者を選びやすくなる。
\一括査定で高値の業者を選ぼう/

カービュー
公式サイトへ

4.トラック買取おすすめランキング

【1位】トラックファイブ

※引用:トラックファイブ公式サイトより

トラックファイブの特徴
  • 全国対応・スピード買取:全国10拠点で即日現地対応し、査定当日に現金支払いも可 
  • 高価査定:直営運営で中間マージンなし/在庫コスト削減/全国ネットワークによる経費低減→査定額に還元
  • 査定制度と書類代行:ネットワークを活用した正確無比な査定システムと、複雑な書類の無料代行サービス 
  • 豊富な買取実績:創業20年、累計買取1万3000台以上、年間実績約757億円以上の圧倒的信頼と実績  
\創業20年の信頼と実績 年間買取1万3000台以上/

トラックファイブ
公式サイトへ

【トラックファイブ公式動画】トラック・重機はどこまで買取可能? 不動車・火災車・車検切れは?

※引用:トラックファイブ公式 YouTubeチャンネル「トラック買取プロ集団ch」より

トラックファイブに対する専門家の評価

カーライフ・ジャーナリスト 渡辺陽一郎

カーライフ・ジャーナリスト 渡辺陽一郎さんからのコメント

トラックファイブは文字どおりトラックを対象にした買取店で、バス、ブルドーザー、フォークリフトまで、さまざまな商用車や重機を扱っています。

それだけに1年間の買取台数は、1万3000台以上に達します。査定実績は75万台を超えています。買取総額も757億円以上です。このようにトラックファイブは、商用車や重機を大量に買い取って流通させることにより、ビジネスの効率を上げています。その成果はまた、高価買取というかたちでユーザーに還元しているわけです。

全国出張査定も無料で行い、支払いも、最短では即日で対応しています。トラックなどの商用車、重機などは資産価値が高いという事情もあり、トラックファイブでは、低年式の車両や廃車寸前の車両でも買い取ります。トラックや各種商用車を売却したい時は、まずトラックファイブに相談するとよいでしょう。

\創業20年の信頼と実績 年間買取1万3000台以上/

トラックファイブ
公式サイトへ

トラックファイブのクチコミ・評判

営業のOさんは迅速な対応で、思っていた以上の高額で買い取ってもらいました。ありがとうございます。わざわざ、お礼の連絡までいただいて。今後も定期的に声をかけさせていただきます。

Fさんの対応は、大変素晴らしかったですよ。返しが即答なの! すぐにその場で返してくださるんですよ。ポンポンと聞いたこと的確に返ってくるから、本当に彼女は素晴らしいなと思いました。

新車が届いたタイミングで古い車両の売却を考えていたんです。担当してくれたトラックファイブのSさんは、こちらの要望にできる限り応えてくれて、いろいろと力になってもらいました。スムーズに取引できたので、今後も引き続きSさんにお願いしたいですね。売却したい車両があったら、Sさんに直接連絡します!

※引用:トラックファイブ公式サイトより

\創業20年の信頼と実績 年間買取13000台以上/

トラックファイブ
公式サイトへ

トラックファイブの買取事例

 
メーカー 車種 年式 走行距離 買取金額
三菱ふそう スーパーグレード 2013年 35万km 800万円以上
日野 プロフィア 2014年 40万km 550万円以上
いすゞ フォワード 2012年 35万km 350万円以上
トヨタ ダイナ 2018年 518km 200万円以上

トラックファイブ公式サイトにて、2025年7月確認

トラックファイブ
公式サイトへ

【2位】カーネクスト

※引用:カーネクスト公式サイトより

カーネクストの特徴
  • パーツ商品または資源としてリサイクルする販路があるため、例えば「極端に古いクルマ」「過走行のクルマ」「不動車」「水没車」など、状態の悪い車両でも買取に応じてくれる。
  • レッカーでの引き取りを無料で行っている。一部離島を除き、全国の地域で対応可能。
  • 運輸支局や軽自動車検査協会で行う廃車手続きを、すべて無料で代行してくれる。
\レッカー・廃車手続き無料/

カーネクスト
公式サイトへ

【カーネクスト公式動画】店舗がない!? 3つのサービス特徴をご紹介!

※画像:カーネクスト公式 YouTubeチャンネル「カーネクスト公式チャンネル」より

カーネクストに対する専門家の評価

カーライフ・ジャーナリスト 渡辺陽一郎

カーライフ・ジャーナリスト 渡辺陽一郎さんからのコメント

カーネクストには「廃車買取」というキャッチフレーズがつけられています。カーネクストは、パーツなどをはずしてリサイクルする事業にも力を入れており、どのような車両でも原則として「0円以上で買い取る」としています。

廃車の引き取りやレッカー費用も、一部の離島などを除くと無料です。従って、例えば事故車や走行できない車両についても、引き取りを依頼できます。さらに、廃車に要する手続きも無料で代行してくれるため、ユーザーは出費をさらに抑えられます。

このようにカーネクストは、極端に古くなったクルマ、事故車、走行できないクルマ、水没車など、廃車にすべき車両を手放したいユーザーに適しています。事故車や走行できない車両は、ユーザーがお金を負担して処分することも多いため、仮に「0円」でも好条件になる場合があるのです。

\レッカー・廃車手続き無料/

カーネクスト
公式サイトへ

カーネクストのクチコミ・評判

見積もり依頼から、車両の引き取りまでがとても速かった/今のクルマの値段がわかった/連絡したらすぐに対応してくれた。(webCG 読者アンケートより)

無料引き取りだけでなく、事故車でも買い取っていただけたのでよかったです。ウェブサイトから査定依頼して、引き取り・振り込み・廃車手続き完了までスピーディーでした。また、説明も丁寧でわかりやすかったです。

実際にクルマを見ずに査定をできるのがすごいなと思います。オペレーターの対応もとてもいいと思います。引き取りの方もすごく丁寧で カーネクストさんが好きになりました。

※引用:カーネクスト公式サイトより

\レッカー・廃車手続き無料/

カーネクスト
公式サイトへ

カーネクストの買取事例

 
メーカー 車種 年式 走行距離 買取金額
ダイハツ ハイゼットトラック 2021年 2500km 150万円
ダイハツ ハイゼットトラック 2022年 1万3250km 100万円
日産 バネットトラック 2011年 9000km 103万円
スズキ キャリイトラック 2019年 3万5000km 60万円

カーネクスト 公式サイトにて、2025年7月確認

\レッカー・廃車手続き無料/

カーネクスト
公式サイトへ

【3位】トラック王国

※引用:トラック王国公式サイトより

トラック王国の特徴
  • 全国対応・即日現金化:専門の査定士による無料出張査定と、名義変更やレッカー引取もすべて無料対応。買取成立後は即日現金払いも可能で、スピーディーに売却できる。
  • 状態不問で高価買取:古い年式のクルマや過走行車、事故車、不動車なども積極的に査定。国内外に販路があるため、状態にかかわらず高値がつく可能性がある。
  • 委託販売サービス「マカセル」:車両を手元に残したまま希望価格での売却が目指せるサービス「マカセル」も選択可能。納車後のクレーム対応もトラック王国が行うため安心できる。
\トラック・重機業界 創業16年の実績/

トラック王国
公式サイトへ

【トラック王国 公式動画】テレビCM30秒バージョン

※画像:トラック王国公式 YouTubeチャンネル「トラック王国ch」より

トラック王国に対する専門家の評価

カーライフ・ジャーナリスト 渡辺陽一郎

カーライフ・ジャーナリスト 渡辺陽一郎さんからのコメント

トラック王国は、トラックを中心に、バスやショベルカー、フォークリフトなども含む商用車や重機を幅広く買い取っています。

車両の程度はさまざまで、低年式車や事故車、動かなくなった車両なども買い取ります。車種や車両の状態に応じて輸出ルートも活用するため、国内のニーズが乏しい場合でも買取が可能です。

出張査定を無料で行い、名義変更などの面倒な手続きも代行します。しかも査定が成立した後は、最短であれば即日、現金での支払いにも応じてくれます。

トラック王国ならではのサービスとして「マカセル」も注目されます。トラック王国のホームページに、販売したい車両を希望の価格で掲載して、購入者が現れたら売却。高値で売れるケースもあり、しかも、売る直前までその車両を使い続けられます。

掲載のための撮影などは、マカセルが対応するので、ユーザーは手間を要しません。今まで査定を受けて、希望の金額に達しなかったなら、トラック王国のマカセルを検討するとよいでしょう。

\トラック・重機業界 創業16年の実績/

トラック王国
公式サイトへ

トラック王国のクチコミ・評判

今回初めてなので信用できるか不安でしたが、ネットで調べても悪い印象がどこにもなくスタッフ、オペレーターともに好印象でした。また、前のクルマが売却され利用されることに安心いたしました。

早くトラックを売却したいと思い連絡したら、すぐに査定に来ていただけて助かりました。また、ローンで支払っていたので、名義が違って、すぐには売却できなかったけれど、書類が整うまで待っていただけてとてもありがたかったです。

正直、年数や走行距離などから値がつかないと思っていましたが満足する金額を提示していただけました。実はもう1社見積もり(大手)を依頼しましたが、トラック王国の金額とスタッフの丁寧な対応で私どもはトラック王国への売却を決めました。あと売却(引き取り)後もスムーズな対応で大変満足しております。

※引用:トラック王国公式サイトより

\トラック・重機業界 創業16年の実績/

トラック王国
公式サイトへ

トラック王国の買取事例

 
メーカー 車種 年式 走行距離 買取金額
いすゞ フォワード 2020年 -- 738万円
UDトラックス クオン 2014年 -- 448万円
日野 レンジャー(高圧洗浄車) 2015年 -- 1098万円
日野 レンジャー(4段クレーン) 1996年 -- 90万円

トラック王国 公式サイトにて、2025年7月確認

\トラック・重機業界 創業16年の実績/

トラック王国
公式サイトへ

【4位】カービュー(トラック・バス・重機の一括査定)

※画像:カービュー公式サイトより

カービュー(トラック・バス・重機の一括査定)の特徴
  • 提携社多数+最大10社へ一括査定依頼可能:LINEヤフー傘下のcarview!が運営し、トラック・バス・建機など商用車に特化した査定が可能。申し込み後、最大10社の専門業者から査定が受けられ、競合関係を生かして高額査定を狙える。
  • 簡単入力+スピーディーな手続きで利便性が高い:車両情報や連絡先をフォームに入力するだけで、45秒程度で申し込み完了。査定結果をすばやく比較できるため、忙しい方でも手間なく進められる。
  • 査定相場が把握でき、納得できる業者選びが可能:一括査定を利用することで、複数社の見積額を比較しやすく、相場感がつかめる。結果的に、妥当な価格や信頼できる業者を選びやすくなる。
\一括査定で高値の業者を選ぼう/

カービュー
公式サイトへ

カービューに対する専門家の評価

カーライフ・ジャーナリスト 渡辺陽一郎

カーライフ・ジャーナリスト 渡辺陽一郎さんからのコメント

カービューの一番の特徴は、最大10社の査定額を無料で比較して、売却したいトラック・バス・重機の“最高査定額”がわかるという点です。最低額との比較も行えるため、平均的な査定額がどの程度で、最高額がどのくらい上乗せされているのか、といったことも把握できます。10社の選定については、ユーザーが自分の希望に合った業者を選ぶことが可能です。

査定を気軽に受けられるということもカービューの特徴のひとつです。カービューのインターネットサイトで、メーカー名/モデル名/年式/走行距離などの情報を入力すると、45秒で査定額の概算を知ることができます。業者を自分で選び、迅速に査定を受けたいユーザーに適しています。

その後、登録したメールアドレス宛てに確認メールが送られ、買取業者から2日以内に電話またはメールでの連絡があります。そして愛車の相場情報が伝えられ、出張査定などの案内が行われるという流れです。

カービューについては、売買の実績も注目すべきポイント。累計500万人以上のユーザーがカービューを利用しています。買取実績が多ければ、流通コストが低減され、買取額の上乗せに充当されます。つまり、買取額がさらに高まることが期待できるのです。

\一括査定で高値の業者を選ぼう/

カービュー
公式サイトへ

【5位】ソコカラ

※画像:ソコカラ公式サイトより

ソコカラの特徴
  • どんな状態でも対応&全国無料対応:古いトラックや過走行車、故障車、事故車など、状態を問わず買取可能で、査定・引取・廃車手続きはすべて無料。全国26拠点からスピーディーに対応。
  • 自社オークション&輸出ルートで高価買取:日本国内だけでなく海外110カ国以上との販売ネットワークと、自社主催のオークションを活用し、中間マージンを削減。そのため、状態が悪くても高額査定のチャンスがある。
  • 3つの0円保証:査定費用・引取費用・手続き(廃車・名義変更)をすべて無料で提供。電話一本、フォーム入力だけで完結し、面倒な手続きをすべて任せられる手軽さが魅力。
\自社オークションによる高価買取/

ソコカラ
公式サイトへ

ソコカラの公式動画(どんなクルマでも篇)

ソコカラ
公式サイトへ

ソコカラに対する専門家の評価

カーライフ・ジャーナリスト 渡辺陽一郎

カーライフ・ジャーナリスト 渡辺陽一郎さんからのコメント

ソコカラの特徴は、自社でオークション(クルマのセリ市)や物流のネットワークを備えていることです。これによって流通に関するコストが抑えられ、買取価格を高めることが可能になりました。

ソコカラのオークションは海外の110カ国と取引があるため、高額で引き取ってくれる有利な相手に売却できます。物流拠点も全国に25カ所あり、陸送費用も抑えられます。このようにソコカラでは、大量の車両を合理的に流通させることで、出費を少なく抑えてユーザーに還元させています。

廃車を含めた車両の売却では、査定費用、車両を引き取って運送する費用、廃車の手続き費用などがかかることがありますが、これらも自社で負担してくれるソコカラは、なるべくクルマをお得に廃車にしたいユーザーに適しています。

\自社オークションによる高価買取/

ソコカラ
公式サイトへ

ソコカラのクチコミ・評判

手続き自体とても簡単だったのと、思っていた以上のお値段をつけていただけて大変ありがたかったです。他社より高い買取価格だから納得でき、なによりオペレーターの対応が非常に良かったです。(30代・男性)

クルマが1台いらなくなったので売ることにしました。他社に問い合わせた際に、「提示価格はあくまでも仮の金額なので、実際にクルマを査定した際の金額と変わる可能性がある」と言われました。ソコカラさんは提示価格から変動することはないと言っていただいたのでソコカラさんにお願いしました。実際も提示金額で買い取ってもらえたので大満足です。(30代・女性)

オペレーターの方が丁寧で、無理な依頼をしたのにもかかわらず完璧に対応をしていただけて大満足です。あまりよくない口コミも目にしていましたが、手厚いサポートで安心できる会社だなと私は思います!(30代・男性)

※引用:ソコカラ公式サイトより

\自社オークションによる高価買取/

ソコカラ
公式サイトへ

【6位】RANX(ランクス)

画像:RANX(ランクス)公式サイトより

RANX(ランクス)の特徴
  • 海外輸出ルートを直結し、中間マージンを大幅削減:海外(アジア・アフリカなど)向けの販路と提携パートナーを多数抱えることで、国内では価値の低い過走行・低年式・事故車でも高価買取が可能。
  • 店舗・在庫を持たないローコスト運営で査定額に還元:国内販売用の在庫や店舗コストを排除し、日本全国対応のシンプルな体制を維持。その結果、浮いたコストは査定額として還元される。
  • 査定額を下げない安心の取引+手数料無料:事前見積もりからの査定額は現場で減額されることはなく、書類手続き・廃車・輸送すべてを無料で代行。車検切れ・故障車でも買取OKという点も大きな安心材料。

RANX(ランクス)のクチコミ・評判

契約からクルマの引き取り、代金の支払い、そして名義変更まで、たったの1週間。とてもスピーディーで正確で、ていねいに対応していただき、とても信頼がもてました。次回もまたお願いしたいと思いました。ありがとうございました。(車種:アトラス)

親切、丁寧な対応していただき、安心してお任せすることができました。価格にも満足いたしましたし、また機会がありましたら、ご相談させていただきたいです。(車種:キャンター)

担当者の対応も早く、丁寧な説明で大変良かったです。安心満足のお取引ができて感謝しております。ありがとうございました。(車種:ダイナ)

引用:RANX(ランクス)公式サイトより

RANX(ランクス)の買取事例

 
メーカー 車種 年式 走行距離 買取金額
いすゞ エルフ 2018年 11万2000km 280万円
日野 デュトロ 2006年 10万8000km 100万円
三菱 キャンター 2015年 3万3000km 145万円
三菱 ファイター 1999年 33万2000km 128万円

RANX(ランクス) 公式サイトにて、2025年7月掲載確認

\顧客満足度95.8%/

ランクス
公式サイトへ

【7位】HOWA(ホウワ)

画像:HOWA(ホウワ)公式サイトより

HOWA(ホウワ)の特徴
  • 中間マージンなしの直接買取で高価査定:HOWAは自社で査定・買取・販売まで一貫して行い、中間業者を挟まないため余分なコストがかからず、そのぶんを査定額として還元してくれる。
  • 全国対応&即日出張査定・引取が可能:全国に複数拠点(新宿・神戸・仙台・九州など)を展開し、離島や山間部を含む日本全国でスピーディーな出張対応が可能。即日査定・即日現金払いにも対応している。
  • 海外販路を生かし、低年式・過走行・故障車も高値で買取:自社の国内販売に加え、東南アジアなどへの輸出ネットワークを活用。バッテリー切れや事故車、不動車でも再販ルートが確保されており、状態の悪い車両でも高額査定が期待できる。

HOWA(ホウワ)のクチコミ・評判

他の会社さんでもいろいろ査定金額を出してもらったのですが、一番高い金額を出してくれたので迷わずHOWAさんに決めました。結果、何社も呼んでその都度同じ話をする手間も省けるうえ、忙しいなか時間も取らなくて済むので一石二鳥どころか三鳥、四鳥になり、とっても助かってます。

支店に置いてある車両なので会社から遠くて困っていましたが、どこでも出張査定に来てくれるとのことで大変助かりました。査定してくれた方も遠いのに嫌な顔ひとつせず、とても良い対応をしてくれました。

現場で使用していた車両が急に故障し、修理をするにも時間がかかり、移動させるにも費用がかかるので困ってました。でもHOWAさんは故障している車両も無料で出張査定し引き取りもしていただけるとのことなのでお願いしました。 対応も早く翌日には引き取りに来てもらい現場に迷惑をかけることなく大変助かりました。

HOWA(ホウワ)公式サイトより

HOWA(ホウワ)の買取事例

メーカー 車種 年式 走行距離 買取金額
いすゞ QDG-CYZ52AM(脱着式コンテナ専用車) 2014年 -- 511万円
三菱ふそう 2TG-FBA00(アルミウイング) 2021年 -- 317万円
三菱ふそう PA-FK71F(ダブルキャブ) 2006年 -- 135万円
日野 2DG-FW1EH(クレーン付き重機運搬車) 2023年 -- 2116万円

HOWA(ホウワ)公式サイトにて、2025年7月掲載確認

\買取実績30万台突破!/

HOWA(ホウワ)
公式サイトへ

【8位】シマ商会

画像:シマ商会公式サイトより

シマ商会の特徴
  • 中間マージンゼロ&自社リユースで高価格買取:買取〜リユース・リサイクルまでをすべて自社で完結し、国内外100カ国以上への輸出ネットワークを生かすことで、中間コストを徹底排除し、高額査定を実現している。
  • どんな状態でも買い取る“廃車寸前OK”&査定額維持:走行不能・事故車・バッテリー上がり・車検切れなど、状態を問わず買取対応。査定額は現地確認時にも原則変更せず、他社より低ければ再査定も申し出てくれる安心設計。
  • スピーディー対応&書類手続きまでフルサポート:査定は全国対応の出張スタイルで、30分程度で完了。引取後には社名ロゴ消去・廃車手続き・名義変更も迅速に行い、即日現金払いも可能な体制が整っている。 

シマ商会のクチコミ・評判

何度かお世話になりました。とにかく大きくて見どころありの工場です。従業員の方も快く対応してくれています。

事務所がきれいで、対応がよく、整理整頓ができていて、トラックもきれいに展示していました。

Googleマップ クチコミより

シマ商会の買取事例

 
メーカー 車種 年式 走行距離 買取金額
三菱ふそう ファイター(KC-FK628K) 1997年 9万3000km 230万円
三菱ふそう ファイター(KC-FK619KZ)クレーン付き 1996年 37万8000km 127万円
いすゞ ギガ(PDG-CYL77V8) 2008年 101万3000km 150万円
日野 レンジャー(U-FD3HLK)クレーン付き 1993年 97万9000km 180万円

シマ商会公式サイトにて、2025年7月掲載確認

\ローンが完済されていないクルマも買取/

シマ商会
公式サイトへ

【9位】BeeTruck(ビートラック)

画像:BeeTruck(ビートラック)公式サイトより

BeeTruck(ビートラック)の特徴
  • どんな商用車でも無料査定&即日現金対応:トラック・重機・バスなど、あらゆる商用車の買取査定・出張引取は無料で、査定成立後は即日現金払いまたは振込対応。まとめて何台でもスムーズに取引できる。
  • 国内外の豊富な販路で高額査定が期待できる:国内外に広がる販売ネットワークと自社整備体制により、状態を問わず(古いクルマ・故障車・事故車もOK)高額査定が可能。
  • WEB・LINE・電話で簡単査定:申し込みはウェブフォーム・LINE・電話で完結。LINE査定は画像送信のみでOK。

BeeTruck(ビートラック)のクチコミ・評判

古くなってきたトラックだったので、見積もりに関してはあまり期待していませんでしたが、予想よりも高く買い取っていただけました。新しく購入したトラックの足しにもなりよかったです。

いつも、迅速で丁寧な対応ありがとうございます。定期的に買取や販売をお願いしていますが、電話一本ですぐに駆けつけてくれてとても助かっています。毎回何社にも電話をしてやり取りするのは面倒だし時間もかかるのでビートラックさんのような安心してお任せできる業者に出会えたのは奇跡だったかもしれません。

納得できれば売却しようと適当な気持ちで査定依頼をしましたが、思ったよりも高額での査定をいただけたので買い取っていただきました。説明も対応も丁寧で好感が持てるスタッフさんでした。

引用:BeeTruck(ビートラック)公式サイトより

BeeTruck(ビートラック)の買取事例

 
メーカー 車種 年式 走行距離 買取金額
いすゞ QDG-CYZ52AM(脱着式コンテナ専用車) 2014年 -- 511万円
三菱ふそう 2TG-FBA00(アルミウイング) 2021年 -- 317万円
三菱ふそう PA-FK71F(ダブルキャブ) 2006年 -- 135万円
日野 2DG-FW1EH(クレーン付き重機運搬車) 2023年 -- 2116万円

BeeTruck(ビートラック)公式サイトにて、2025年7月掲載確認

\ローンが完済されていないクルマも買取/

BeeTruck(ビートラック)
公式サイトへ

【10位】トラッカーズオークション

画像:トラッカーズオークション公式サイトより

トラッカーズオークションの特徴
  • 商用車専門・オークション形式で最高価格を目指せる:トラックやバンなど商用車のみに特化したオークションで、複数の中古車販売店が入札。最も高い提示価格で落札される仕組みなので、一般的な買取形式より高値が期待できます。
  • 中間マージンをカットし、売り主に還元:中古車買取店を仲介せず販売店へ直接出品することで、仲介手数料が不要となり、余剰コストをそのまま売却価格に反映。手元に残る額が増える効果がある。
  • 面倒な出品・取引手続きをすべて代行:写真撮影や車両状態の入力から掲載、落札後の商談や契約、書類処理までフルサポート。売り主は手間をかけずに進められ、ストレスなく取引できる。

トラッカーズオークションのクチコミ・評判

今までどおり買取業社7社に査定をお願いしたら、2台で380万円と、想定よりも安い査定価格しかつかず、売却を見送りました。どうしても1台400万円以上で売りたく売却先を探していたところ、トラッカーズオークションを見つけて、半信半疑で出品してみたところ、2台合わせて1000万円で売却することができました。買取会社よりも1台300万円以上高くてビックリしました。

今までは、営業所ごとで車を売る時、5社以上に相見積もりを取ってもらい車両売却していましたが、営業所ごとで車両売却価格に差があったため、本社でまとめて売却業務を行うことになりました。毎月10台以上売却する弊社にとってはとても業務負荷が高かったので、簡単に相見積もりが取れるトラッカーズオークションに一本化しました。一度の査定で簡単に相見積もりが取れて、高く売却することができるので重宝しています。

引用:トラッカーズオークション サービス紹介資料より

トラッカーズオークションの買取事例

 
メーカー 車種 年式 走行距離 買取金額
いすゞ エルフ(BKG-NJR85A)小型 Wキャブ -- 27万km 70万円
いすゞ エルフ(KR-NPR72LR) 小型 クレーン付き -- 14万5000km 90万円
三菱ふそう ファイター(PDG-FK64F)中型 冷凍冷蔵バン -- 19万3000km 140万円
いすゞ エルフ(KK-NKR66ED)小型 土砂ダンプ -- 15万3000km 35万円

トラッカーズオークション公式サイトにて、2025年7月掲載確認

\オークションシステムで高額買取/

トラッカーズオークション
公式サイトへ

5.トラック買取の査定基準

トラック買取相場の決め手となる主な要素は、トラックの走行距離、エンジンの状態、内装・外装です。中古車査定士がチェックの対象としているポイントを中心に説明します。

1.走行距離

走行距離が少ないトラックは、エンジンや主要な部品の摩耗が少ないと考えられ、長く安定して使える可能性が高いため、高く評価されます。特に商業用トラックの場合、走行距離は「そのクルマがこれまでどれほど使われてきたのか」「今後どのくらい使えるのか」を判断する目安になるので、査定額に大きな影響を与えます。

一般的には、走行距離が少ないほど査定額は高くなり、逆に多いと査定額が下がる傾向があります。

2.エンジンの状態

エンジンは「トラックの心臓」ともいえる部分で、その調子が車両全体の信頼性や寿命に大きく影響します。 査定では、エンジンの音、オイル漏れの有無、燃費の状態、そして過去にどのような整備が行われてきたかといった点が細かくチェックされます。 エンジンの調子が良ければ、「まだ長く使えるトラック」として高く評価され、査定額も上がります。 一方で、エンジンに不具合がある場合は修理が必要と判断され、そのぶんだけ査定額が大きく下がる可能性があります。

3.外装・内装のコンディション

外装ではキズやへこみ、塗装の劣化、サビの有無などがチェックされ、事故歴がある場合はマイナス評価になります。内装ではシートの破れ、汚れ、におい、計器類の不具合なども査定の対象です。業務用車両は使用感が出やすいため、日ごろのメンテナンスや清掃を怠らないことが大切です。

見た目にも状態の良いトラックは、次のオーナーにとっての印象が良くなるため、査定額がアップする可能性があります。

4.年式(登録からの年数)

年式とは、トラックが初めて登録された年のことで、「車両の新しさ」を示す目安になります。一般的に、年式が新しいほど車両の価値は高く、査定額も上がる傾向にあります。ただし、年式が古くても走行距離が少なく、整備が行き届いていれば高評価を受けることもあります。

また、一部の人気モデルや希少な車種については、年式が古くても需要が高く、高値がつくケースもあります。つまり、年式だけでなく、車両全体のバランスが重要なのです。

5.架装(荷台や装備)の仕様と状態

トラックは用途に応じて荷台や装備がカスタマイズ(=架装)されており、この内容と状態も査定で重視されます。

例えば、冷凍車やダンプ、ウイング車、クレーン付きトラックなど、特定のニーズに合った架装は需要が高く、高価買取につながりやすいといえます。ただし、架装部分に故障や破損があるとマイナス査定になります。加えて、架装が特殊すぎる場合は再販が難しいと判断されることもあるため、専門業者に査定を依頼するのが安心です。

もう一度 トラック買取業者ランキング を見る

6.トラックを高値で買い取ってもらうポイント

トラックを1円でも高く買い取ってもらいたい。そのためには何をすればいいでしょうか? 5つのポイントを説明します。

1.定期的なメンテナンスを行う

トラックは業務用で酷使されることが多いため、日ごろの整備状況が査定に大きく影響します。オイル交換やフィルターの交換、ブレーキの点検などを定期的に行い、整備記録を残しておくことが大切です。

整備記録があれば、車両がきちんと管理されていた証明になり、エンジンや足まわりの状態も良好と判断されやすくなります。また、消耗品を交換しておくことで、次のオーナーがすぐに使える状態であると評価され、査定額アップにつながる可能性があります。

2.洗車・清掃で第一印象を良くする

トラックの外装や内装がきれいな状態であれば、それだけで印象が良くなり、査定員にプラスの評価を与えます。洗車や室内の掃除、荷台の汚れ落としなど、簡単にできるケアでも効果的です。特に内装のにおいやシートの汚れ、破損は見落とされがちですが、マイナス査定の原因になります。

タバコやペットのにおいが強い場合は、消臭処理もおすすめです。そうした印象も「大切に使われていた」というイメージにかかわるものであり、配慮・工夫をすれば査定額が上がる可能性が高くなります。

3.売却時機を見極める

トラックの買取価格は季節や市場の需要によって変動します。例えば、建設業が活発になる春先や年度初めはトラックの需要が高まり、買取価格が上がる傾向にあります。

また、新型モデルの発表前や増税前後なども影響を受けやすいため、時機を見て売却することが重要です。市場の動きを把握するのは難しいですが、業者に「今売るべきか」を相談するのもひとつの手です。タイミングをうまく見極めれば、同じ車両でも数万円~数十万円の差が出ることもあります。

4.専門の買取業者を選ぶ

一般的な中古車買取店では、トラックの価値を正しく評価できないことがあります。一方、トラック専門の買取業者は、トラック特有の需要や販売ルートを持っており、適正価格での査定が期待できます。

なかには、不人気車でも海外販売ルートを活用して高く買い取ってくれるケースもあります。架装の有無や特殊装備の価値も的確に判断できるので、トラックの強みをしっかり評価してもらえます。高価買取を狙うなら、専門性のある業者を選ぶのが鉄則です。

5.複数の業者に査定を依頼する

1社だけでなく、複数の買取業者に査定を依頼することで、買取価格に差があることがよくわかります。特にトラックは、業者によって得意・不得意が分かれるため、専門業者に依頼することで高値がつくケースもあります。また、相見積もりをとることで価格交渉もしやすくなります。最近では一括査定サービスや、オンラインでの事前見積もりも充実しているため、手間をかけずに比較が可能です。時間に余裕がある場合は、複数査定を試してみるとよいでしょう。

トラック買取の一括査定なら、例えば、大手のカービューがおすすめできる業者のひとつです。

※画像:カービュー公式サイトより

カービュー(トラック・バス・重機の一括査定)の特徴
  • 複数社への一括査定依頼可能:LINEヤフー傘下のcarview!が運営し、トラック・バス・建機など商用車に特化した査定が可能。申し込み後、最大10社の専門業者から査定が受けられ、競合関係を生かして高額査定を狙える。
  • 簡単入力+スピーディーな手続きで利便性が高い:車両情報や連絡先をフォームに入力するだけで、45秒程度で申し込み完了。査定結果をすばやく比較できるため、忙しい方でも手間なく進められる。
  • 査定相場が把握でき、納得できる業者選びが可能:一括査定を利用することで複数社の見積額を比較しやすく、相場感をつかめるため、妥当な価格や信頼できる業者を選びやすくなる。
\一括査定で高値の業者を選ぼう/

カービュー
公式サイトへ

7.トラック買取のトラブル・注意点

トラック買取もモノの売買である以上、例えば情報の認識違いや業者とのミスコミュニケーションにより、トラブルが生じることはあり得ます。そうした要因になり得るポイントを以下に挙げますので、取引上の参考にしてください。

1.査定額と最終買取額の違い

事前に提示された査定額と、最終的な買取額が大きく異なるケースがあります。これは「現車を見たら、事前に説明されていたのとは状態が違った」といった理由で、後から減額されるパターンです。こうしたトラブルを防ぐためには、査定時に減額の可能性や取引の条件をあらかじめ確認しておくことが重要です。また、減額された場合には、明確な理由を説明してもらいましょう。信頼できる業者であれば、事前説明と現地査定に大きな差は出にくく、トラブルになりにくいものです。

2.強引な契約・キャンセル不可の圧力

一部の悪質な業者は、「今決めないと査定額が下がる」「キャンセルするとキャンセル料がかかる」といったプレッシャーをかけて、契約を急がせることがあります。こうした業者は、後から高額なキャンセル料や違約金を請求する場合もあるため注意が必要です。契約内容は必ず書面で確認し、口頭の説明だけで契約しないことが大切です。また、冷静に比較検討する時間を設けることもトラブルの回避につながります。

3.査定後の減額交渉(後から減額)

査定が終わったあとに「エンジンに問題があった」「修復歴が見つかった」などの理由で、後から買取額を減らされるケースもあります。このような減額交渉は、曖昧な基準や根拠のない説明で進められることが多く、トラブルの原因となり得ます。事前に車両状態を正直に申告し、できれば整備記録などの証拠を提示することで、減額リスクを下げることができます。信頼できる業者を選び、事後の交渉にも応じない姿勢を持つことも大切です。

4.名義変更や書類手続きの不備

トラックを売却したあとの名義変更が正しく行われないと、納税の義務や事故の責任が自分に残ってしまうリスクがあります。特に、自動車税や自賠責保険の名義がそのままだと、後日請求が来ることも。買取後の名義変更や抹消登録の完了報告をしっかりしてくれる業者かどうか、事前に確認しておきましょう。完了報告書を郵送やメールで送ってくれる業者であれば、安心して任せることができます。

5.入金遅れ・未払いのリスク

トラックを引き渡したにもかかわらず、代金の入金が遅れる、または支払われないといったトラブルもまれに発生します。こうした事態を防ぐためには、契約時に「入金日」を明記してもらいましょう。可能であれば、当日または即日入金を選ぶのが理想的です。また、過去に入金トラブルがあった業者の口コミや評判を事前にチェックしておくことも重要です。不安がある場合は、先に車両を引き渡さないなど慎重な対応を心がけましょう。

8.トラック買取でよくある質問

Q.複数の業者に見積もりを取るべきですか?

はい、複数の業者から見積もりを取ることで、査定額の違いを比較できます。業者によって得意なトラックの種類や販売ルートが異なるため、提示される価格に差が出ることがあります。特に一括査定サービスを使えば、効率的に複数の見積もりを取ることができます。

\一括査定で高値の業者を選ぼう/

カービュー
公式サイトへ

Q.売却に適したタイミングはいつですか?

新年度前(春)やボーナス時期はトラックの需要が高まりやすく、比較的高く売れる可能性があります。また、繁忙期を避けて使用頻度の少ない時期に売るのは有効です。市場動向を把握するために、早めに見積もりを取るのもおすすめできます。

Q.事故車でも売れますか?

はい、事故車や故障車でも買い取ってもらえる場合があります。部品取りや輸出用として需要があるため、状態によっては値がつくことも。もちろん、そうした懸念点のない車両よりは査定額が下がる可能性は高いですが、一度査定を受けてみる価値は十分あります。トラックを売却する際には、一般的には車検証・印鑑証明・実印・自賠責保険証などが必要です。業者によっては他にも書類を要求される場合があるので、事前に確認しておくと安心です。必要書類をそろえておくことで、スムーズに手続きを進められます。

Q.手続きにかかる時間はどのくらいですか?

査定から契約、引き渡しまでの手続きは、一般的に数日〜1週間程度で完了します。業者によっては即日対応も可能です。ただし、必要書類の準備や車両の状態によっては、もう少し時間がかかる場合もあります。

Q.ローンが残っているトラックでも売れますか?

ローンが残っている場合でも、トラックの買取は可能です。多くの場合、買取金額で残債を完済する「ローン一括精算」のかたちがとられます。買取価格がローン残高を下回る場合は、不足分の支払いについて業者と相談して対応します。

Q.トラックを高く売るためのコツはありますか?

高価買取を狙うには、まず車両の状態を良く保つことが大切です。定期的な整備や清掃を行い、丁寧に使うことで評価が上がります。また、複数の買取業者から見積もりを取り、査定額を比較することで、より良い条件で売却できる可能性が高まります。

Q.トラックの買取価格はどのように決まるのですか?

トラックの買取価格は、車種、年式、走行距離、車両の状態、そして市場での需要など、さまざまな要素で決まります。特定のモデルや仕様が人気の場合は、相場よりも高く買い取られることもあります。また、メーカーやグレードも査定額に影響するため、複数の業者に査定を依頼して比較するのが効果的です。

9.まとめ

  • 不要になったトラックや使わなくなった商用車を高値で売却するサービスとして、トラック買取の専門店が利用できる。それぞれ、多店舗での全国展開や独自の査定システム、ネットオークションの活用など、高価買取を実現するための特色があるので、自身にあったものを選ぶとよい。
  • 高値での売買を成立させるためには、インターネットのトラック買取一括査定を使うのも有効な手段である。各店の競争による査定額のアップが期待できる一方、現在では過剰な営業行為などは見られなくなっている。
  • 査定額に満足できるのであれば、早期タイミングでの売却が満足につながるといえる。査定額は刻々と変化しており、「新しいものほど高く売れる」という原則があるためである。

現代のトラック買取は、オンラインでの効率的なサービスではありますが、査定会社からの電話連絡や査定スタッフによる実車のチェックなど、アナログ的な側面もあります。上記のメリット・デメリット、そして注意点をよく理解したうえで、より大きな満足の得られる査定・売却を実現させましょう。

もう一度 トラック買取業者 おすすめ人気ランキング を見る

渡辺 陽一郎
渡辺 陽一郎

1961年生まれ。自動車月刊誌の編集長を約10年間務めた後、フリーランスのカーライフ・ジャーナリストに転向した。「読者の皆さまにけがを負わせない、損をさせないこと」が最も重要なテーマと考え、クルマを使う人の視点から、問題提起のある執筆を心がけている。特にクルマには、交通事故を発生させる甚大な欠点がある。今はボディーが大きく、後方視界の悪い車種も増えており、必ずしも安全性が向上したとは限らない。常にメーカーや行政と対峙(たいじ)する心を忘れず、お客さまの不利益になることは、迅速かつ正確に報道せねばならない。 従って執筆の対象も、試乗記をはじめとする車両の紹介、メカニズムや装備の解説、価格やグレード構成、買い得な車種やグレードの見分け方、リセールバリュー、値引き、保険、税金、取り締まりなど、カーライフに関する全般の事柄に及ぶ。クルマ好きの視点から、ヒストリー関連の執筆も手がけている。

webCG 編集部
webCG 編集部

1962年創刊の自動車専門誌『CAR GRAPHIC』のインターネットサイトとして、1998年6月にオープンした『webCG』。ニューモデル情報はもちろん、プロフェッショナルによる試乗記やクルマにまつわる読み物など、クルマ好きに向けて日々情報を発信中です。