■【出展車紹介】「三菱コンセプト-cX」現実味溢れるギャラン顔のコンパクトSUV
三菱自動車工業が東京モーターショーでジャパンプレミアを迎えるのは、逆スラントノーズの新世代三菱車デザインをまとうコンパクトSUVのコンセプトカーである。
■ディーゼルターボ+2ペダルMT
「三菱コンセプト-cX」は、フランクフルトモーターショーでデビューを果たしたコンパクトSUVで、東京ショーに出展されるのは同一の車両。
ボディサイズは、全長×全幅×全高=4100×1750×1550mm。「三菱コルト・プラス」に近いサイズといえばわかりやすいだろう。2007年6月に生産を終えた「パジェロ・イオ」の後継モデルとも思わせるコンセプトカーだ。
エンジンは三菱重工との共同開発によるもので、134psと28.6kgmを発生する1.8リッターディーゼルターボエンジンが搭載される。トランスミッションは、「ランエボX」にも採用された2ペダルMT「Twin Clutch SST」。駆動方式はアウトランダー、デリカD:5と同様の電子制御4WDである。
スタイリングコンセプトは「冒険心をかきたて、都会の雑踏を突き抜けるコンパクトカー」。エクステリアには、「ギャラン・フォルティス」でなどと共通のアイデンティティとなる「逆スラントノーズ」と台形のフロントグリルに加え、鋭い形状のヘッドランプが与えられた。リアビューで印象的なT字型のガラステールゲートは、アウトランダーのように上下開閉式となる。
三菱自動車独自の技術で、植物から抽出されたでんぷんが由来の樹脂「グリーンプラスチック」がインテリア素材に多用される。二酸化炭素の増加につながる石油の使用を抑えることで、環境への配慮をアピールしたものだ。
(NAVI ヤマダ)
-
NEW
フォルクスワーゲン・ゴルフRアドバンス(前編)
2025.9.7ミスター・スバル 辰己英治の目利き「フォルクスワーゲン・ゴルフ」のなかでも、走りのパフォーマンスを突き詰めたモデルとなるのが「ゴルフR」だ。かつて自身が鍛えた「スバルWRX」と同じく、高出力の4気筒ターボエンジンと4WDを組み合わせたこのマシンを、辰己英治氏はどう見るか? -
ロイヤルエンフィールド・クラシック650(6MT)【レビュー】
2025.9.6試乗記空冷2気筒エンジンを搭載した、名門ロイヤルエンフィールドの古くて新しいモーターサイクル「クラシック650」。ブランドのDNAを最も純粋に表現したという一台は、ゆっくり、ゆったり走って楽しい、余裕を持った大人のバイクに仕上がっていた。 -
BMWの今後を占う重要プロダクト 「ノイエクラッセX」改め新型「iX3」がデビュー
2025.9.5エディターから一言かねてクルマ好きを騒がせてきたBMWの「ノイエクラッセX」がついにベールを脱いだ。新型「iX3」は、デザインはもちろん、駆動系やインフォテインメントシステムなどがすべて刷新された新時代の電気自動車だ。その中身を解説する。 -
谷口信輝の新車試乗――BMW X3 M50 xDrive編
2025.9.5webCG Movies世界的な人気車種となっている、BMWのSUV「X3」。その最新型を、レーシングドライバー谷口信輝はどう評価するのか? ワインディングロードを走らせた印象を語ってもらった。 -
アマゾンが自動車の開発をサポート? 深まるクルマとAIの関係性
2025.9.5デイリーコラムあのアマゾンがAI技術で自動車の開発やサービス提供をサポート? 急速なAIの進化は自動車開発の現場にどのような変化をもたらし、私たちの移動体験をどう変えていくのか? 日本の自動車メーカーの活用例も交えながら、クルマとAIの未来を考察する。 -
新型「ホンダ・プレリュード」発表イベントの会場から
2025.9.4画像・写真本田技研工業は2025年9月4日、新型「プレリュード」を同年9月5日に発売すると発表した。今回のモデルは6代目にあたり、実に24年ぶりの復活となる。東京・渋谷で行われた発表イベントの様子と車両を写真で紹介する。