バンとクーペの融合「日産タウンポッド」出展
2011.11.08 国産車■日産、バンとクーペを合体させた「タウンポッド」を出展
日産自動車は、2011年11月30日のプレスデイで幕を開ける第42回東京モーターショーに、EVのコンセプトモデル「Townpod(タウンポッド)」を出展する。
「タウンポッド」は、機能的なバンとスタイリッシュなクーペの融合をコンセプトに掲げるコンセプトカー。都市部で生活する起業家など、ビジネスとプライベートとの明確な境界を持たないユーザーを念頭に開発された。
ころりと丸いボディーは、左右両側とリア、そしてルーフと4方向に観音開きのドアをもつ。乗員の乗降性はもちろん、狭い場所における荷物の積み下ろしや、(天井を突き通しての)長尺物の積載にも役立つという。
インテリアも個性的かつ機能的だ。運転席まわりは、柔らかいカーブを描く有機的なデザインでまとめられ、シートには座面一体型のジョイスティック(シフトレバー)が備わる。薄型のリアシートはフロントシートのシートバックに重なるように収納でき、ラゲッジルームを拡大することができる。
カーナビゲーションシステムがユーザーのスマートフォンにあるスケジュール情報と自動的に連動して、道案内を含む先々の移動計画を組み立ててくれるなど、ソフト面でのユニークな機能もアピールポイントとなっている。
(webCG 関)
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