麗しのタクシードライバー ロールス・ロイス・カリナンに触れる
2018.11.15 ロールス・ロイス・カリナンが魅せる新世界<PR>ロールス・ロイスの正規販売を手がけるコーンズ・モータースが、最新モデル「カリナン」をはじめとしたモデルラインナップの一般向け試乗会を開催。イベントを取材したタレント&タクシードライバーの生田佳那さんは、ロールス・ロイスというブランドに何を感じたのか? カリナンへの試乗と関係者へのインタビューを通して分かった、英国の老舗の“今”をリポートする。
(語り=生田佳那/まとめ=堀田剛資/写真=尾形和美/ヘア&メイクアップ=長谷川さほ/提供=ロールス・ロイス・モーター・カーズ 東京)
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1/27今回は、世界の名だたる高級車の販売を手がけるコーンズ・モータースが開催した、ロールス・ロイスの一般向け試乗会にお邪魔しました。写真はロールス・ロイスの最上級モデル「ファントム」です。大きい……。
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2/27私が言うのもおこがましい話ですが、ロールス・ロイスといえば、言わずと知れたイギリスの高級車メーカー。その誕生は1904年にまでさかのぼるそうです。1904年といえば、日本は明治時代。すごい歴史です……。
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3/275種類ある最新モデルの中でも、今最も注目を集めているのが最新モデルの「カリナン」。ロールス・ロイスにとって初のSUVなのだとか。
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4/27ロールス・ロイスというと「運転はショーファー任せの大型サルーン」というイメージが強かったので、こういったSUVがラインナップされているとは意外でした。
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5/27それにしても「カリナン」は大きい! 展示車両の紹介パネルを読んだところ、ボディーサイズは全長×全幅×全高=5340×2000×1835mmもあるのだとか。大きなSUVが大好きな私ですが、果たして運転できるのでしょうか? そう、この後私は、このクルマに試乗する予定なのです……。
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6/27ドアはご覧の通り観音開き。リアシートにはボタンを押し続けていると自動でドアが閉まるスイッチが用意されています。まさに至れり尽くせり。
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7/27コーンズ・モータースのスタッフさんいわく、インテリアはいかようにもオーダーメイド可能。こちらのクルマは、白いシートと青いアクセントとのコントラストが目を引くデザインとなっていました。
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8/27大きなアームレストを備えた、いかにも乗り心地がよさそうなリクライニング付きのリアシート。運転するのが大好きな私ですが、このクルマでは運転席に座るか、リアシートに座るか、迷ってしまいますね。
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9/27車内の静かさを保つため、乗車スペースとガラスで仕切られたトランクルーム。ご覧の通り、どこもかしこもカーペットで覆われていて、荷物を積むのがなんだかもったいなくなってしまいます。
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10/27そうこうしているうちに、いよいよ試乗の番がまわってきました。まずはシートポジションを合わせ、シートベルトを装着。大きなクルマなのでシートポジションが不安でしたが、調整幅の大きな運転席のおかげで、自然な着座姿勢をとることができました。
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11/27スタッフさんから操作方法のレクチャーを受ける私。輸入車ならではの、日本車とは逆のウインカーレバーの位置に戸惑いますが、そのほかの点は至って普通。シフトはステアリングコラムから伸びたレバーで操作します。
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12/27運転してみると、とにかくクルマの動きの「やわらかさ」にびっくり! 乗り心地はもちろんですが、アクセル操作、ブレーキ操作に対する反応も穏やかで、タクシードライバー風に言うと、「お客さまに優しい運転」がとてもしやすいクルマでした。
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13/27試乗を終えて会場に戻り、あらためて展示車の「カリナン」を拝見。うーん。こんなに大きなクルマだったのか。運転してみると、個人的に不慣れな左ハンドルであることの方が気になったくらいで、大きさによるストレスはあまり感じませんでした。
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14/27試乗に続き、ロールス・ロイス・モーター・カーズでアジア太平洋北部地域の広報活動を担当する、ローズマリー・ミッチェルさんにお話を伺います。
生田:「この『ファントム』の天井は、星空なんですね!」
ミッチェル:「『スターライトヘッドライナー』ですね。星の位置はオーダーメイド可能で、例えば、奥さまや恋人の生まれた日、生まれた場所の夜空を再現することもできます」 -
15/27ミッチェル:「お客さまの要望はさまざまで、例えば庭の倒れた木を持ってこられて、『この木で内装を作ってほしい』という方もいらっしゃいました。また『愛犬の毛並みと同じ色の内装にしてほしい』という依頼を受けて、その方のためにインテリアカラーを開発したこともあります」
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16/27ミッチェル:「ロールス・ロイスにショーファーカーのイメージを持っている方も多いかもしれませんが、今では半分以上のお客さまが、自らハンドルを握ってドライブを楽しんでいるんですよ」
うーん。私がロールス・ロイスに抱いていた「運転手付きで乗るクルマ」というイメージは、ちょっと古いものだったようです。ミッチェルさん、ありがとうございました。 -
17/27試乗会に参加された方のお話も伺えました。「今乗っているクルマは背の低いスポーツカー、おふたりとも運転好き」というこちらのご夫婦は、ATのクルマが欲しいという奥さまの要望もあって「カリナン」を見に来られたとのこと。「乗り心地がいいのはもちろん、アクセルもブレーキも、変に気を使わないで運転できる。不用意に(アクセルを)強く踏んでしまっても、ドンと前に出ないのがいい」「ロールス・ロイスには全幅1850mmくらいの、日本でも扱いやすいサイズの高級車も造ってほしい」とのことでした。
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18/27今回の試乗会では、「カリナン」の他にもさまざまなクルマに触れることができました。こちらは「ファントム」よりひとまわり小さな(……小さな?)4ドアセダンの「ゴースト」。会場に展示されたクルマの中では、個人的に一番のお気に入りでした。
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19/27こちらは2ドアクーペの「レイス」。まさかロールス・ロイスに2ドアのクルマがあったとは! こんなに大きなクルマなのにドアが2枚しかないなんて、本当に贅沢(ぜいたく)なクルマです。
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20/27贅沢といえば、こんなクルマを発見しました。「ロールス・ロイスのオープンカー」というだけでも贅沢の極みのような「ドーン」ですが……。
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21/27回り込んでみると、リアシートがカバーで覆われています。スタッフさんいわく「今回が日本初披露」というこのカバー、取り付けてしまえば、もちろんリアシートは使えません。こんなに大きなロールス・ロイスなのに、2人しか乗れないなんて……。もったいない! でも、かっこいい。
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22/27こちらの「ロールス・ロイス・ドーン」、「どんなオーダーにも応えてみせる」というインテリアはつややかなブラックでコーディネートされています。
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23/27私に似合うでしょうか? 「すてきな紳士にエスコートされて助手席に」というものいいですけれど、私は運転が好きなので、ぜひ運転席で「ドーン」を体験したいと思いました。
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24/272ドアクーペの「レイス」にオープンカーの「ドーン」。ミッチェルさんの言う「自らハンドルを握って運転を楽しむお客さまが増えている」という、今どきのロールス・ロイス像を感じさせる2台でした。
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25/27ところで皆さんは、「ゴースト」や「レイス」「ドーン」のボンネットを飾るマスコットが、「ファントム」や「カリナン」と違って“黒”だったことに気付いたでしょうか? 実はこれらの展示車両は、「ブラックバッジ」と呼ばれるスポーティーモデル。積極的にドライビングを楽しむための、新しいロールス・ロイスだったのです。
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26/27伝統的なサルーンに加えて、オープンカーや2ドアクーペ、スポーティーな「ブラックバッジ」、ブランド初のSUV「カリナン」と、さまざまなキャラクターのモデルをラインナップしている今日のロールス・ロイス。これからも、どんどんと新しい姿を私たちに見せてくれるのでしょう。
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27/27生田佳那(いくた かな)
1991年長野生まれ。読者モデルとしての活動を経てタレントを目指すようになり、タクシードライバーとして勤務しつつデビューを目指す『飛鳥交通ドリームプロジェクト』に応募。2014年のグランプリを獲得する。今日でもタクシードライバーを務めながら、タレントやモデルとしての活動を続けている。