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noblechairs | EPIC Mercedes-AMG Petronas Motorsport Edition

オフィスや書斎に“ゲーミングチェア”という選択 2020.04.22 F1チームの名を冠したドイツ生まれのゲーミングチェア<AD> 谷津 正行 長時間ゲームが楽しめるよう、優れた座り心地と疲れにくさに主眼を置いて開発された“ゲーミングチェア”。今回は、ドイツのnoblechairs(ノーブルチェアーズ)がラインナップするF1チームとの限定コラボモデルを“美しすぎるレーシングドライバー”塚本奈々美さんに試してもらった。

ゲーミングチェアが人気の理由

今、比較的若い層に人気のゲーミングチェアという製品をご存じだろうか? それは読んで字のごとく、ゲームをするためのイスで、一日に10時間以上もディスプレイの前で過ごすというプロゲーマーのために開発され、進化してきたアイテムだ。

国内外各社からさまざまなゲーミングチェアが発売されているが、その座面およびシートバックの形状はどれも、クルマのセミバケットシートに極めて近い。というか「ほぼそのまんま」である。

リクライニングやその他の細かな調整が可能なセミバケットシートの左右に、これまた調整可能なアームレストを付け、高級オフィスチェアとほぼ同様の脚部とキャスターを付けたもの。大まかに言うなら、それがゲーミングチェアだ。

プロゲーマーたちがこぞってゲーミングチェアを選び、今やアマチュアゲーマーの間でも大人気(というか常識)になった理由は3つある。

ひとつは長時間に及ぶトレーニングにおいて「正しい姿勢を長時間維持させてくれるから」で、もうひとつは「その結果として、ゲーム用コントローラーの操作性と安定性を向上させてくれるから」。そしてもうひとつの理由が「それと同時に、チェア上でひたすらリラックスして休憩することも可能だから」である。

なぜひとつでそれらが可能になるのか? という説明は次ページ以降に譲るとして、ここでひとつイメージしてみてほしい。「もしもそんなチェアがあったなら、それってゲーマーだけじゃなくてわれわれ、つまりデスクワークを毎日長時間行っている人間にも最適なんじゃないか?」と。

→“ゲーミングチェア”noblechairsの詳しい情報はこちら

【EPIC Mercedes-AMG Petronas Motorsport Edition】
ノーブルチェアーズの基幹シリーズ「EPIC(エピック)」にラインナップされたメルセデスAMGペトロナスF1チームとのコラボレーションモデル。全体のデザインは2018年F1のチャンピオンカー「F1 W09 EQ Power+」からインスピレーションを得たという。数量限定で価格は6万2820円(税込、2020年4月現在)
【EPIC Mercedes-AMG Petronas Motorsport Edition】
	ノーブルチェアーズの基幹シリーズ「EPIC(エピック)」にラインナップされたメルセデスAMGペトロナスF1チームとのコラボレーションモデル。全体のデザインは2018年F1のチャンピオンカー「F1 W09 EQ Power+」からインスピレーションを得たという。数量限定で価格は6万2820円(税込、2020年4月現在)。拡大
各部に配された「メルセデスシルバー」と「ペトロナスグリーン」のステッチ。完成に至るまで山のようなサンプルを作成し、厳しい審査を経て、メルセデスAMGペトロナスF1チームの正規ライセンス製品として認定されたという。クッション部分に用いられたカーボン柄は、このコラボモデルにのみ採用されている。
各部に配された「メルセデスシルバー」と「ペトロナスグリーン」のステッチ。完成に至るまで山のようなサンプルを作成し、厳しい審査を経て、メルセデスAMGペトロナスF1チームの正規ライセンス製品として認定されたという。クッション部分に用いられたカーボン柄は、このコラボモデルにのみ採用されている。拡大
左右に用意されたアームレストは、4方向に調整可能。簡単に好みのポジションに設定できる。天面にはソフト素材のポリウレタンが使用され、柔らかなタッチになっている。
左右に用意されたアームレストは、4方向に調整可能。簡単に好みのポジションに設定できる。天面にはソフト素材のポリウレタンが使用され、柔らかなタッチになっている。拡大

レジェンドの知見をもとに開発

「ゲーミングチェアとは、もしかしたらゲーマーのためだけのモノではないのでは?」というのはまさにその通りで、特に今回ご紹介するドイツのノーブルチェアーズが手がけた限定モデル「EPIC Mercedes-AMG Petronas Motorsport Edition(エピック メルセデスAMGペトロナス モータースポーツ エディション)」は、あまりゲームを嗜(たしな)まないというタイプの自動車好き各位にも、オフィスワーク用のチェアとしてぜひ注目していただきたい製品だ。

ノーブルチェアーズの母体は、ヨーロッパ全土に販売網を持つドイツのPC周辺機器商社「Caseking(ケースキング)」。最初は他社製のゲーミングチェアを商社として取り扱っていたCasekingだったが、当時は粗悪なチェアも多かったという。

そのため「自分たちが本当に良いと思えるモノだけを届けたい」と思うに至り、同国で “レジェンド”と称されている殿堂入りの元プロゲーマーを招聘(しょうへい)。そのうえで自社製ゲーミングチェアの開発をスタートさせた。

ちなみに2001年~2006年頃に「JohnyR」と名乗っていたそのレジェンドは現役時代、一日に16時間(!)はゲーム機の前に座り続けていたという猛者。そんなレジェンドの膨大な知識と実体験をもとにデザイン・開発されたのが、ノーブルチェアーズの各ラインナップなのだ。

そしてここで紹介するモデルは、ノーブルチェアーズの基幹モデルであるエピックが、なんとあの「メルセデスAMGペトロナス モータースポーツ」と公式かつ綿密なコラボレーションを果たしたという一品である。

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「EPIC Mercedes-AMG Petronas Motorsport Edition(エピック メルセデスAMGペトロナス モータースポーツ  エディション)」のヘッドレスト部分。メルセデスAMGペトロナスF1チームのロゴが刺しゅうされている。
「EPIC Mercedes-AMG Petronas Motorsport Edition(エピック メルセデスAMGペトロナス モータースポーツ  エディション)」のヘッドレスト部分。メルセデスAMGペトロナスF1チームのロゴが刺しゅうされている。拡大
ヘッドレスト背後にも、前面と同じ刺しゅうが入る。シート表皮はハイグレードなPUレザー、座面や背もたれのクッションには弾力のある高密度モールドウレタンが使用されている。一般的なソファやオフィスチェアの表皮が0.8mmから1.2mmの厚さであるの対して、「EPIC(エピック)」シリーズでは1.5mmの厚みのものを採用。しわが寄りにくく耐久性に優れるという。
ヘッドレスト背後にも、前面と同じ刺しゅうが入る。シート表皮はハイグレードなPUレザー、座面や背もたれのクッションには弾力のある高密度モールドウレタンが使用されている。一般的なソファやオフィスチェアの表皮が0.8mmから1.2mmの厚さであるの対して、「EPIC(エピック)」シリーズでは1.5mmの厚みのものを採用。しわが寄りにくく耐久性に優れるという。拡大
背もたれの角度調整用レバー。最大135度のリクライニングのほか、最大11度のロッキング(かけた体重に合わせて、座面と背もたれが後方に同調可動する機構)設定ができる。大柄なドイツ人が座ることを念頭に設計されているため、フレームは頑丈なスチール製で、耐荷重は120kgを誇る。
背もたれの角度調整用レバー。最大135度のリクライニングのほか、最大11度のロッキング(かけた体重に合わせて、座面と背もたれが後方に同調可動する機構)設定ができる。大柄なドイツ人が座ることを念頭に設計されているため、フレームは頑丈なスチール製で、耐荷重は120kgを誇る。拡大

シートポジションは“命”

エピック メルセデスAMGペトロナス モータースポーツ エディションの全体デザインは、2018年F1のチャンピオンカー「F1 W09 EQ Power+」にインスピレーションを受けたもの。スリーポインテッドスターとメルセデスAMGペトロナス モータースポーツのロゴが刺しゅうされ、メルセデスを体現するシルバーと、ペトロナスのコーポレートカラーであるペトロナスグリーンが随所に配置されている。

ちなみにこのシルバーとグリーンの色味を“本物”と合わせるためだけでも星の数ほどの試作品が作られ、そして製造マニュアルは「ロゴの入れ方」という項目だけで優に40ページが割かれているという。

そんな数量限定のレアなコラボモデルの座り心地や「本当に疲れにくいか?」「正しい姿勢が取れるか?」というインプレッションについてはこの方、“美しすぎるレーシングドライバー”として知られる塚本奈々美さんにお願いすることにしよう。

塚本さんは「オフィスワークでもそうなのでしょうが、カーレースにおいてはシートとシートポジションは“命”にも近いといえます」と語る。

「レーシングカーではつくりのいいシートがしっかり固定されていない限り、体や首の角度がコーナリング中などに微妙にずれてしまい、路面やマシンからの“正しいインフォメーション”を得ることができなくなります。またそうやって姿勢がズレると、狙った操作が本来入れるべき力で正しく行えなかったりもしますので、わたしの場合は経験上シートがダメなだけでタイムは数秒落ちてしまいますね」

そのような形でイスにはかなりのこだわりを持っている塚本さんのエピック メルセデスAMGペトロナス モータースポーツ エディションに対する評価は、いかなるものか?

→“ゲーミングチェア”noblechairsの詳しい情報はこちら

今回“美しすぎるレーシングドライバー”として知られる塚本奈々美さんにnoblechairs(ノーブルチェアーズ)の製品インプレッションをお願いした。
今回“美しすぎるレーシングドライバー”として知られる塚本奈々美さんにnoblechairs(ノーブルチェアーズ)の製品インプレッションをお願いした。拡大
【EPICシリーズ】
付属のネックピローとランバーサポートを装着した「EPIC Mercedes-AMG Petronas Motorsport Edition(エピック メルセデスAMGペトロナス モータースポーツ  エディション)」(左)と、同じく付属のネックピローとランバーサポートを装着したエピックの「Premium White(プレミアムホワイト)」(右)。
【EPICシリーズ】
	付属のネックピローとランバーサポートを装着した「EPIC Mercedes-AMG Petronas Motorsport Edition(エピック メルセデスAMGペトロナス モータースポーツ  エディション)」(左)と、同じく付属のネックピローとランバーサポートを装着したエピックの「Premium White(プレミアムホワイト)」(右)。拡大
ホワイトとブラックのコントラストが印象的な「EPIC Premium White(エピック プレミアムホワイト)」。価格は5万4816円(税込、2020年4月現在)
ホワイトとブラックのコントラストが印象的な「EPIC Premium White(エピック プレミアムホワイト)」。価格は5万4816円(税込、2020年4月現在)。拡大
「EPIC Premium White(エピック プレミアムホワイト)」の右側サイドサポート部分に「noblechairs」のロゴが入る。
「EPIC Premium White(エピック プレミアムホワイト)」の右側サイドサポート部分に「noblechairs」のロゴが入る。拡大

もはやゲーマーだけのものではない

「まずは全体にとても上質感があります。PUレザーも見るからに厚みがありますね。(一般的なオフィスチェアは0.8mmから1.2mm程度だが、これは1.5mmだという話をスタッフから聞いて)なるほど、やはりそうでしたか。そして座面とバックレストは硬めですが、そこがいいと思います」

というと?

「つまり座面などが柔らかめだと、その人の体というか姿勢の悪いクセが、そのまま出ている状態で座り続けることになってしまいます。しかし硬めであれば矯正されるかまではわかりませんが、姿勢のクセが少なくとも出づらいはずです。それは“正しい姿勢で座れる=長時間座っていても疲労しづらい”という結果になるんです。その意味で、このゲーミングチェアの硬さはベストに近いんじゃないでしょうか? もうひとつ、付属品(ネックピローとランバーサポート)も本体と同じデザインテイストやクオリティーが感じられ、機能性と肌触り、柔らかさも絶妙ですね」

さらに塚本さんは「このチェアは、位置や角度などを調整できる箇所が非常に多いというのもうれしいポイント」だと言う。

「人間、体格が違えば“疲れやすい場所”も変わってきます。わたしの場合はヒジを置く場所を適切にしないと、なぜかすぐに肩がこってしまうのですが、アームレストをこれだけ細かく調整できるなら、肩こりの心配はほとんどなさそうですね。あと、ドイツの方がつくったイスらしく全体のサイズは大きめなんですが、身長165cmのわたしでも余裕で地面に足が着くように調整できる。このあたりもきちんと考えられていますね」

そのほか、バックレストを最大135度までリクライニングさせることで、まるでゆりかごで昼寝をするかのようにリラックスできるモードにも、いたく満足したらしい塚本さんであった。

機能性に優れ、一般的なゲーミングチェアよりも派手さを抑えたノーブルチェアーズのラインナップは、長時間のデスクワークを余儀なくされる医師や弁護士、設計者、各種デザイナーなどからの引き合いも少なくないという。そうした例に漏れず「メルセデスAMGペトロナス モータースポーツ」の正規ロゴと正規カラーリングが施されたゲーミングチェアを、なにもゲーマーだけに使わせておく手はないと思う。繰り返しになるがこのコラボモデルは販売数量限定なので早い者勝ちといえるが、バリエーション豊かな他のシリーズも一度チェックしてもらいたい。

(文=谷津正行/語り=塚本奈々美/写真=塚原孝顕/撮影協力=メルセデス・ベンツ日本)

→“ゲーミングチェア”noblechairsの詳しい情報はこちら

【ICON/HEROシリーズ】
エレガントな流線形フォルムが洗練された印象となるノーブルチェアーズの人気モデル「ICON(アイコン)」(右)。写真は2020年春に発売予定の本革シリーズで、撮影アイテムのカラーは「コニャック」。アイコンシリーズよりも大ぶりなサイズが特徴の「HERO(ヒーロー)」(左)は2020年春に発売される予定。
【ICON/HEROシリーズ】
	エレガントな流線形フォルムが洗練された印象となるノーブルチェアーズの人気モデル「ICON(アイコン)」(右)。写真は2020年春に発売予定の本革シリーズで、撮影アイテムのカラーは「コニャック」。アイコンシリーズよりも大ぶりなサイズが特徴の「HERO(ヒーロー)」(左)は2020年春に発売される予定。拡大
緩やかな形状で、さまざまな体形の人間を受け入れる包容力の高さが魅力の「ICON(アイコン)」シリーズ。アームレストは他のラインナップと同様に、4方向への調整が可能。
緩やかな形状で、さまざまな体形の人間を受け入れる包容力の高さが魅力の「ICON(アイコン)」シリーズ。アームレストは他のラインナップと同様に、4方向への調整が可能。拡大
「HERO(ヒーロー)」の座面と背もたれ。クッションには同社製品に共通する弾力に富む高密度ウレタンが使用される。
「HERO(ヒーロー)」の座面と背もたれ。クッションには同社製品に共通する弾力に富む高密度ウレタンが使用される。拡大
<プロフィール>
塚本奈々美(つかもと ななみ)
ブラジル・サンパウロ生まれの“美しすぎるレーシングドライバー”。モデル、タレントとしてさまざまな雑誌やウェブサイト、イベント、テレビ番組などで活躍しながら、レース、ドリフト、ラリーの3つのカテゴリーに参戦する“三刀流”プロドライバーとして活動。2020年3月に開催されたドリフトイベント「MSCチャレンジ」第2ラウンド鈴鹿ツインでは予選2位、決勝3位という成績をおさめた実力派である。プロゲーミングチーム「バーニングコア」のアンバサダーに就任するなど、ゲーミングチェアが用いられるeスポーツとのつながりも深い。
<プロフィール>
	塚本奈々美(つかもと ななみ)
	ブラジル・サンパウロ生まれの“美しすぎるレーシングドライバー”。モデル、タレントとしてさまざまな雑誌やウェブサイト、イベント、テレビ番組などで活躍しながら、レース、ドリフト、ラリーの3つのカテゴリーに参戦する“三刀流”プロドライバーとして活動。2020年3月に開催されたドリフトイベント「MSCチャレンジ」第2ラウンド鈴鹿ツインでは予選2位、決勝3位という成績をおさめた実力派である。プロゲーミングチーム「バーニングコア」のアンバサダーに就任するなど、ゲーミングチェアが用いられるeスポーツとのつながりも深い。拡大

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