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中古車購入指南 ~レクサス編~ 2020年版

目的・条件別レクサスの選び方 2020.04.16 失敗しない中古車選び 日本が世界に誇るプレミアムブランド、レクサス。1989年誕生、2005年日本導入と、このジャンルでは比較的“若い”存在でありながら、今日ではすでに確固とした地位を築いている。よそのブランドとは一味違う魅力を持つレクサスの、ユーズドカー事情を紹介する。

“高品質”を身上とする和製プレミアムブランド

2005年の日本市場への本格展開から15年。着実にプレミアムブランドとしてのポジションを確立してきたレクサス。定番のセダンやコンパクト、人気のSUV、そしてクーペを取りそろえ、かつその多くのモデルに“Fスポーツ”というスポーティーバージョンをラインナップする。

もともと、レクサスはトヨタの北米における重要戦略のひとつだった。メルセデス・ベンツやBMWなどのプレミアムブランドに対し、“大衆ブランド”トヨタのバッジではこの領域で勝負できない。そういった中で生まれたのがレクサスなのだ。

北米では1989年にブランドとして立ち上がっているが、車両開発はもちろん、市場調査やブランディングなどに約5年という歳月をかけた。その結果生まれたモデルは、従来までの「押し出しの強い重厚さを持つ高級車こそがプレミアム」という概念を否定するもので、品質と安全性、そして経済性を高い基準で取りまとめることで、北米にて短期間で顧客の獲得とブランドの確立を果たしたのである。

特に品質に関しては、開発段階で発生する問題を原因までさかのぼり改良・根絶する徹底した「源流主義」を実践。「レクサス=高品質」というイメージが定着するのに、それほど時間はかからなかった。

日本では2005年8月からセダンモデルを中心に導入がスタートしたが、その後は人気のSUVの拡大や高性能モデルである「F」、そして従来よりさらに未来を見つめてデザインされたクーペなどのラインナップを充実させ、日本が世界に送り出すプレミアムブランドとしての姿をぶれることなく発信し続けている。

日本におけるレクサスの販売台数は、母体であるトヨタと比べて非常に少なく、現在日本国内に流通している中古車も、海外のプレミアムブランドと比しても決して多くはない。もともとレクサスが“台数主義”ではなく、かつブランドの姿勢に共感してくれるロイヤルカスタマーが多いことが、保有年月の長さにつながっているようだ。一方で、プロダクトが生来持ち合わせる品質の高さに加え、後述する認定中古車「CPO」などにより、メーカーが中古車のバリューを積極的に高めている点も特徴である。

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条件で選ぶ 希望で選ぶ

とにかく安くレクサスに乗りたい

低価格でレクサス車を求めるのであれば、年式が古く、かつ一定の量が市場で流通しているという条件が必須となる。また台数は少なくとも、やや人気の低かった車種を選ぶというのも手だ。具体的には、初代「IS」やハイブリッド専用車である「HS」などが狙い目である。

IS(初代)
HS

これぞレクサスというコンセプトを体感したい

レクサスの神髄といえば、やはりホスピタリティー、言い換えれば快適性の高さである。ゆえに最高級モデルである「LS」をチョイスした。またあえて入手は極めて困難とわかっていても、夢のスーパースポーツである「LFA」を挙げたい。これもブランドを体現する重要なモデルである。

LS(2代目)
LFA

レクサスの中でも一味違うクルマを選びたい

セダンはもちろん、人気のSUVでもスポーツモデルでもない選択となると限られるが、ここでぜひ注目したいのが2種類のオープンモデルだ。いずれも電動開閉式のメタルトップを採用。オープンカーとクーペの2種類のスタイルを堪能できる希少なモデルといえるだろう。

IS C
SC

最新のレクサスに乗りたい

先進運転支援システム(ADAS)の進化をはじめ、デザインや走りも時代とともに変化しているレクサス。最新のモデルを選ぶとなれば、国内初導入となるハイブリッド専用セダン「ES」と、人気のコンパクトクロスオーバーとして2018年11月に登場した「UX」をオススメする。

ES
UX

ボディータイプで選ぶなら

セダン

レクサスのラインナップで中核を占めるのがセダン。旧型も含めれば販売期間が長く、物件数も比較的多くて探しやすいのが特徴だ。その中から狙い目のモデルと、所有欲を満たす希少性の高いモデルの2台をセレクトした。

LS(初代)
GS F

SUV/ハッチバック

世界的にも人気のSUV。レクサスもこのジャンルのモデルを数多く投入している。全体的に平均価格は高めだが、リセールバリューを考えるとそれでも魅力的だ。一方、現時点でレクサスがリリースしたハッチバックは「CT」のみとなる。

LX
CT

クーペ/コンバーチブル

北米や欧州ではまだまだニーズの高いクーペ。何よりも流麗なデザインが、多くの人の目を引きつける。レクサス車で中核となるのは「RC」だが、より個性を主張したい人向けに、ここではその高性能版である「RC F」と、また数多くのデザイン賞を受賞している「LC」をオススメする。

LC
RC F

レクサス車種一覧<現行モデル>

日本国内においてはセダンとオープンカーのみでスタートしたレクサスブランドも、今やクーペやクロスオーバーSUVなどバリエーションを広げていくことで、より多くのユーザーに対応できる体制を整えている。走りと経済性を両立したハイブリッド車の豊富なラインナップや、「F」の名を冠したハイパフォーマンスモデルも魅力といえる。

CT

<CTのライバル車種は……>
「CT」同様の5ドアハッチバックとしては、「BMW 1シリーズ」が挙げられる。BMWがこれまでかたくなにこだわってきたFR(後輪駆動)から、現行型では「MINI」などに使われるFF(前輪駆動)に変更した。

IS(2代目)

<ISのライバル車種は……>
このクラスのベンチマークといえば「BMW 3シリーズ」。6代目は2019年3月にデビュー。ガソリン、ディーゼルを含め、豊富なバリエーションが魅力だ。日本初導入の、3眼カメラを使った運転支援システムも搭載される。

ES

<ESのライバル車種は……>
スマートなたたずまいが特徴のDセグメントセダンといえば「ジャガーXE」。アルミを多用したモノコック構造のボディーにより、軽量化と安全性の向上を同時に実現している。

GS(2代目、GS Fを含む)

<GSのライバル車種は……>
このセグメントで世界のベンチマークといえば「メルセデス・ベンツEクラス」。プラグインハイブリッドからAMGモデルまでバリエーションが豊富で、どのようなニーズにも対応できる強みを持つ。

LS(2代目)

<LSのライバル車種は……>
メルセデス・ベンツのフラッグシップモデル「Sクラス」を挙げたい。現行型の発表は2013年8月だが、常に最新のパワートレインが搭載され、ブラッシュアップが続けられている。

UX

<UXのライバル車種は……>
BMW X2」は、スポーティーなクーペフォルムと高いユーティリティー性能、走破性能を両立させたSUV。日本では2018年4月に発表された。「MINI」同様のFFベースで、4WDも設定される。

NX

<NXのライバル車種は……>
メルセデス・ベンツGLC」は、主力セダン「Cクラス」のSUV版ともいえるモデル。オーソドックスなSUVフォルムのほか、クーペルックの派生モデルもラインナップされる。

RX(2代目)

<RXのライバル車種は……>
メルセデス・ベンツGLE」を挙げたい。2019年6月にフルモデルチェンジされた「Mクラス」の実質的な後継車種。ホイールベースを拡大したことで、7人乗り仕様となっている。

LX

<LXのライバル車種は……>
BMW X7」は同ブランド初となるフルサイズSUVで、7人乗り。日本では2019年6月に発表された。高級車らしい内外装や、充実した先進安全装備などが特徴。

RC(RC Fを含む)

<RCのライバル車種は……>
BMW 4シリーズ」を挙げたい。「3シリーズ」と基本を共有するスペシャリティーモデルで、2ドアクーペのほか、「カブリオレ」、4ドアの「グランクーペ」も設定される。

LC

<LCのライバル車種は……>
このジャンルのモデルは意外と多いが、ここでは先日生産終了がアナウンスされた「マセラティ・グラントゥーリズモ」をライバルとしたい。2007年から販売されていた4シータースポーツクーペで、高出力版の「スポーツ」は460PS(338kW)を発生した。

レクサス車種一覧<先代モデル>

日本では2005年8月にレクサスが“開業”。導入時のラインナップは「GS」「SC」「IS」の3モデルだった(ISのみ9月販売開始)。2006年9月には、まさに待望の最高級セダン「LS」を発表。国内におけるレクサスのブランドイメージを確立した。

HS
IS(初代、IS F、IS Cを含む)
GS(初代)
LS(初代)
RX(初代)