今回紹介する「Jackeryポータブル電源1000」は、Jackeryブランドの中で最大の容量を誇る、持ち運び可能なバッテリー。どんな使い方ができるのか、詳しくは本文で!
Jackeryは、アメリカ・カリフォルニア州発の、アウトドア用ポータブル電源のトップブランド。その名は「jacket」と「battery」に由来する。
鮮やかなオレンジ色はJackery製品共通の特徴。ビビッドなカラーに、ユーザーのココロも明るくなる。
今回のドライブの友は、アウトドアフィールドにふさわしい新型「ランドローバー・ディフェンダー110 SE」。2リッターモデルとは思えないパワフルな走りが印象的だ。
タフなクロスカントリー車の荷室に、頼りになるアウトドアギア。絵になるイメージに、思わずほほがゆるむ。
「Jackeryポータブル電源1000」の寸法は、幅332×奥行き233×高さ243mm。大人が抱えるとご覧のようなサイズ感。
重さ約10.6kgの「Jackeryポータブル電源1000」だが、折り畳み式のしっかりしたハンドルのおかげで楽に持ち運びできる。
本体正面には、AC出力(コンセント)およびUSB出力のコネクターとシガーソケット、入力用の端子が整然と並ぶ。液晶画面にはリチウムイオンバッテリーの残量と充電・給電の状況が表示される。
今回ドライブした「ディフェンダー110 SE」も、USBソケットを7つ、シガーソケットを3つ、コンセントを1つ備えるなどユーティリティーの高さは相当なもの。それでも、車体から独立して持ち出せるポータブル電源には代えがたい魅力がある。
スマートフォンであれば100回の充電能力を持つ「Jackeryポータブル電源1000」。1日5人分(5台)のペースで約3週間充電可能なスタミナは、十分といえるだろう。
仕事を抱えたままキャンプ場に……という場面でも、コンセント経由でPCに電力を供給できる。これは、小型のモバイルバッテリーにはない機能である。
せっかく持ってきたラジコンはあいにくバッテリー残量ゼロ! しかし、「Jackeryポータブル電源1000」のおかげで楽しむことができた。
近年はやりの空撮用ドローンも、バッテリー残量が気になるアイテム。そんな不安をポータブル電源が一発解決してくれる。
「キャンプなのだから、煮炊きに家電は使わない!」という人でも、「あったらいいな……」と願うのが電気毛布。特に女性にはよろこばれるはず。
キャンピングカーやミニバンに限らず、「ランドローバー・ディフェンダー」のように広くフラットな荷室が得られるクルマは、車内に寝泊まりすることが可能。しかし、そうした車中泊の場所は、得てして不便なもの。Jackeryのポータブル電源を常備しておけば、容易に照明や温熱器具、PCなどを使うことができ、大きな安心が得られる。
「Jackeryポータブル電源1000」が活躍できる温度域は-10度から40度となっている。
撮影で活躍した一眼レフカメラにもチャージ。このクラスの機器であれば約42回、小型のアクションカメラであれば約180回充電できる。
Jackeryでは、今回使用した「ポータブル電源1000」(写真)のほかに、容量とボディーサイズの小さな「同700」「同400」「同240」などもラインナップしている。
クルマにソケットが豊富に備わっていても、車載バッテリーの残量を考えると過度の使用は気になるもの。その点、ポータブル電源は強い味方になってくれる。
給電用のソーラーパネル「SolarSaga」シリーズも用意される、Jackeryのポータブル電源。ドライブ以外にも、テレワークのPC用、庭先でのBBQや趣味用途、災害時のバックアップなど、その用途は極めて幅広い。
Jackeryポータブル電源1000
Jackeryポータブル電源700
Jackeryポータブル電源400
Jackeryポータブル電源240
Jackery SolarSaga 100
Jackery SolarSaga 60 PRO