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2/13“初代ブリザック”こと「ブリザックPM-10」と、最新モデルの「ブリザックVRX3」。(写真:荒川正幸)
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3/13金属鋲によって氷上でのグリップ力を確保していたスパイクタイヤ。今日のスタッドレスタイヤと比べて経済性が悪く、またアスファルトを削ってしまうという問題があった。
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4/13ブリヂストンの独自技術「発泡ゴム」は、「PM-10」(写真)を含む“初代ブリザック”で初採用された。
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5/13「発泡ゴム」の拡大写真。無数の穴によって路面の水を吸い取り、滑りを抑制する仕組みである。
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6/131988年当時のリーフレット。サイズやトレッドパターンに応じて、乗用車向けには「PM-10」と「PM-20」の2種類が用意された。
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7/13「ブリザック」が代を経るとともに「発泡ゴム」も進化。気泡の形状を工夫したり、内側に親水性コーティングを施すなどの改善がなされてきた。
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8/13近年はスタッドレスタイヤに求められるパフォーマンスも多様化。2013年に登場した「VRX」は、非降雪地区のユーザーが求めるウエット路面やドライ路面での操作性・快適性に加え、「ブリザック」シリーズとして初めて、燃費性能まで考慮した製品となっていた。
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9/13「REVO GZ」の試走会における、氷上ブレーキのデモの様子。左右に新旧「ブリザック」を装着したテスト車両は、新製品のREVO GZを履く右側のグリップ力のほうが高いため、クルマは右に頭を向けて停止する。
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10/13他の製品とは異なり、スタッドレスタイヤは一般ユーザーでも「クルマが滑るか、滑らないか」の限界領域でタイヤを使用することになる。
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11/132021年に登場した「VRX3」。「発泡ゴム」は毛細管現象により吸水力を高めた「フレキシブル発泡ゴム」に進化している。
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12/13アイススケートリンクで行われた試走会の様子。これまでのモデルチェンジ時と同様、「VRX3」でも過去の製品からの着実な進歩が感じられた。
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13/13「滑らないタイヤ」を目指し、33年にわたり改善が続けられてきた「ブリザック」。不断の進化が、雪国のユーザーからの厚い信頼につながっているのだ。