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2/38<筆者プロフィール>
小林ゆき
専門誌への寄稿をはじめ、安全運転セミナーでの講習やYouTubeへの出演など、多方面で活躍するモーターサイクルジャーナリスト。ロングツーリングからロードレースまで守備範囲は広く、特にマン島TTレースの取材は1996年から続けるライフワークとなっている。 -
3/38「スカウト」シリーズは、インディアンのなかでも軽快な走りと取り回しのしやすさを身上とするミドルウェイトクルーザーだ。「スカウト ローグ」はダークなカスタムスタイルが特徴のモデルで、2022年に設定された。
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4/38エンジンは排気量1133ccの水冷V型2気筒DOHC。気持ちのよいパワーデリバリーに加え、ブラック塗装と切削加工を組み合わせた美しい意匠も特徴だ。
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5/38649mmという低いシート高はクルーザーモデルならでは。車体もスリムで、“足下ろし”の際に邪魔になるものもなく、小柄な筆者でもぺったりカカトまで地面に足がつく。
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6/38創業は1901年と、現存するバイクブランドとしてはアメリカ最古の歴史を誇るインディアン。初代「スカウト」をはじめ、革新的なマシンを数多く輩出したほか、国内外のロードレースにも積極的に参戦。数々の偉業を成し遂げてきた。
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7/38「スカウト」シリーズのなかでも“アウトロー寄り”な意匠が目を引く「スカウト ローグ」。ボディーからは光り物を排し、エンジンやマフラーなどはことごとくブラックアウトされている。
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8/38フロントまわりに独特の表情を付与するクオーターフェアリング。高速クルーズ時にはしっかりと風を退け、ライダーの負担を低減してくれる。
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9/38個性的なスタイルに一役買っているミニエイプハンガーハンドル。グリップの位置は良好で操作もしやすく、デザインのために機能が犠牲になっていないのが好印象だ。
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10/38コーナリング特性は非常に自然でクセがない。ホイールベースの長いクルーザーモデルながら、「曲がらなくて困る」といったことは一切なかった。
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11/38「スカウト」のなかでも他のモデルが130/90B16という小径・肉厚なフロントタイヤを履くのに対し、「スカウト ローグ」のフロントのタイヤサイズは130/60B19。ほかとは異なるスタイルとハンドリング特性が与えられている。
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12/38シートはスポーツスタイルのソロシートが標準だが、試乗車にはアクセサリーの「Syndicateツーアップシート」が装備されていた。いずれも優れたホールド性と快適性、質感の高さを併せ持っている。
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13/38アイドリング時、あるいは低回転域でのクルーズ走行時に覚える振動は控えめ。これならロングツーリングでも疲れは少ないはずだ。
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14/38豊富に用意されたアクセサリー類は、インディアンの各モデルに共通する魅力。その内容は、イメージを大きく変えるミラーやガード類に、サドルバッグなどの収納類、エンジンの性能を引き出すパフォーマンスエキゾーストなどと多岐にわたる。
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15/38試乗車に装着されていた「Foxプリローデッドパフォーマンスショック」。プリロードとリバウンドの特性を調整可能で、よりライダーの意に沿う乗り心地やハンドリングを実現できる。
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16/38スゴみの利いたスタイリングに加え、取り回しのしやすさや、シーンに合わせたクレバーな走りを併せ持っていた「インディアン・スカウト ローグ」。「Rogue」(=ならず者)というインパクトのある車名の向こうに、インディアンというブランドの伝統と、インテリジェンスが透けて見えるマシンに仕上がっていた。
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17/38インディアン・スカウト ローグ
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