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2/22「ブリヂストン・レグノGR-XIII」は、2024年2月に発売されたばかりのプレミアムタイヤの新製品。乗り心地や静粛性、操縦安定性、ウェットグリップ性能……と、従来モデルより全方位的に進化を遂げた製品となっている。
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3/22「ENLITEN(エンライトン)」とは、ブリヂストンの商品設計基盤技術。基本となるタイヤ性能を引き上げたうえで、タイヤに求められる多様な性能をユーザーやモビリティーに応じて最適化し、提供するというものだ。
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4/22モータージャーナリストの藤島知子氏。ミドルフォーミュラを含むさまざまなレースへの参戦経験があり、そこで得た知見と女性目線をもとに、自動車にまつわるインプレッションを発信している。
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5/22試走に供されたクルマは「メルセデス・ベンツEQE350+」。ドイツのプレミアムブランドが擁する上質なBEVのセダンだが、その車重は実に2360kg。サンルーフを備えた取材車両は、2390kgにもなっていた。
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6/22高速道路で加減速を試したところ、「レグノGR-XIII」は反応がいいのに加え、クルマをのけぞらせたり、つんのめらせたりすることがなかった。非常にスムーズに運転ができたのだ。
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7/22BEVは、エンジンを搭載しないがゆえに、その他の騒音が目立ちがちだ。特に空力性能に優れる「メルセデス・ベンツEQE」では、タイヤのノイズが耳につくかと思われたが、「レグノGR-XIII」ではまったくそんなことはなかった。
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8/22ロードノイズの抑制に際しては、路面からの入力によるベルトの振動を抑え、騒音を低減する「GR-tech Silentゴム」を新開発。タイヤの内部構造も静粛性に配慮したものとするなど、見えないところで静かさの追求がなされているのだ。
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9/22トレッド面に繰り返し彫られた“穴”に注目。これは「シングルブランチ型消音器」と呼ばれるもので、タイヤのミゾを通る空気の共鳴を抑制。ショルダー部のブロックを貫通する「突き通しサイプ」も、パターンノイズの低減に寄与する。
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10/22今回の取材では、東名高速道路、小田原厚木道路、西湘バイパスと高速道路、有料道路を走行。路面がうねっていたり、大きな目次段差のある場所も走行したが、「レグノGR-XIII」は終始当たりが柔らかく、かつクルマの姿勢をフラットに保ってくれた。
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11/22ワインディングロードを走行する「メルセデス・ベンツEQE」。車重約2.4tというヘビー級のクルマだが、「レグノGR-XIII」はそれを持て余すことがない。
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12/22コーナーをリズムよく駆け抜けてみても、タイヤがよじれてハンドル操作への反応が遅れたり、あるいはたわんでアクセル/ブレーキ操作に対する応答が遅れたりといったところがない。
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13/22「ULTIMAT EYE」とはブリヂストン独自のタイヤ解析技術だ。「レグノGR-XIII」ではタイヤ接地面に発生するコーナリング力を計測し、最適化することで、高い操縦安定性を実現している。
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14/22乗り心地は快適でありながら、コーナリングではしっかりクルマを支え、腰くだけにならない。「レグノGR-XIII」は、相反する性能を高次元で両立している。
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15/22新開発のケースライン「GR-tech Motionライン」は、高い張力剛性と常に好適なトレッド面の接地形状を実現するだけでなく、従来比で軽量な設計も特徴。静粛性や、環境負荷の低減にも寄与している。
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16/22「レグノGR-XIII」は快適性や走りのよさだけでなく、環境負荷の低減も追求。持続可能な製品に対する国際認証「ISCC PLUS」に基づいたマスバランス方式により、再生資源や再生可能資源を原材料の一部(合成ゴム)に用いている。
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17/22「全方位に高い性能を持っている」という藤島氏の感想は、まさに「レグノ」シリーズが追求する製品のテーマ「GREAT BALANCE」そのものだ。
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18/22「レグノGR-XIII」は視覚的な美しさも追求。「REGNO」や「B」のロゴには黒のコントラストを際立たせる微細加工技術「LUX BLACK」を使用。またサイドウォールの各部に、レグノの「GREAT BALANCE」の世界観を表現するという「分銅つなぎ」の模様が施されている。
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19/22「メルセデス・ベンツEQE」との組み合わせで、シーンを問わず高いパフォーマンスを示してくれた「レグノGR-XIII」。一般的な国産車はもちろん、輸入車やBEVにも好適なプレミアムタイヤといえるだろう。
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20/22メルセデス・ベンツEQE350+
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