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2/29ルノー・スポールが手がけた最後のマシンとして世界限定1976台のみが販売される「ルノー・メガーヌR.S.ウルティム」。購入希望者に残された時間はあとわずかだ。
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3/29「メガーヌR.S.」といえば量産FF車世界最速の座をめぐるバトルの話題は外せない。2019年5月にはドイツ・ニュルブルクリンクの北コースで当時の新記録となる7分40秒100を計時した(アタックマシンは「トロフィーR」)。
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4/29webCGではおなじみのレーシングドライバー山野哲也。「メガーヌR.S.」を「スポーツテイストを漂わせつつ大人な雰囲気も併せ持つ」と評価する。
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5/29山野:「メガーヌR.S.」はストリートユースでの快適性を犠牲にしていないところが素晴らしい。
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6/29山野:シートはたっぷりとしたサイズがいいですね。表皮がアルカンターラなのでハードなコーナリングでもきっちりホールドしてくれます。
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7/29山野が絶賛したシートはRECAROのバケットタイプ。サイズがゆったりとしているうえに、リクライニングも可能だ。
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8/29ニュルアタックマシンの「トロフィーR」とは異なり、きちんとリアシートが残されている。ライバル車には4人乗りのものもあるため、5人乗りは確かなアドバンテージだ。
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9/29フロント:ストラット、リア:トーションビームの足まわりにはバンプストップラバーの代わりにサブダンパーを使う「HCC(ハイドローリックコンプレッションコントロール)」を採用している。
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10/29山野:これだけ開口部の大きなホイールは珍しいですね。軽量化は走りにまつわるすべての要素に影響を与えます。
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11/29「フジライト」と名づけられた軽量ホイールはスタンダードな「メガーヌR.S.」のホイールよりも1本あたり2kgも軽く仕上がっている。ブリヂストンの「ポテンザS007」は専用開発を示す「R.S.」マーク入り。
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12/29アルミ製のセンターハブには冷却効率を高める穴がいくつも開けられている。
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13/29山野:チェッカードフラッグがモチーフのコーナリングランプもいいですね。気持ちを高めてくれます。
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14/29パワーユニットは最高出力300PS/6000rpm、最大トルク420N・m/3200rpmの1.8リッター4気筒ターボエンジン。低回転域での豊かなトルクと高回転域での優れたパワーを併せ持つ。
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15/29インテリアはブラックを基調に赤のアクセントをさりげなく。ドアパネルなどにはカーボン柄をあしらったソフトパッドを使っている。
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16/29センターコンソールには開発ドライバーであるロラン・ウルゴン氏のサインと車両のシリアルナンバーを刻んだプレートが貼られる。
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17/29webCG:ロラン・ウルゴン氏は通勤用に1台買うとおっしゃっていましたが? 山野:「メガーヌR.S.ウルティム」なら通勤に使っても快適でしょう。
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18/29カバー等を省いた質実剛健なエンジンルーム。カバーはなくてもパイピング等のディテールにモータースポーツからのフィードバックが見え隠れする。
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19/29後輪もステアすることで低速域での旋回性と高速域での安定性を高める「4コントロール」を装備する。
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20/29山野:FFスポーツカーを極めたルノー・スポールが最後にたどり着いた技術が「4コントロール」だという印象を受けました。見事なセッティングです。
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21/29山野:このディフューザーは奥まで入り込んでいて、高い効果を予感させます。
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22/29ボンネットやルーフなどにあしらわれたロサンジュ(ひし形)のデカールが「メガーヌR.S.ウルティム」の特徴。ボディーサイドのこの部分には、光の加減によって「1976」の文字が姿を現す。
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23/29グリルとナンバープレートの間に「ULTIME」のロゴがレイアウトされる。
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24/29山野:「メガーヌR.S.ウルティム」はコーナリング中に「曲がっているから大丈夫」とドライバーの背中を押してくれます。
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25/29液晶式のメーターパネルはドライブモードに応じてレイアウトが変わる。「レース」モードでは滑走路のようなスタイルのタコメーターが奥行きをもって中央に表示される。
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26/29山野:「メガーヌR.S.ウルティム」はファミリー層でも使える世界最速の量産FF車といえるでしょう。街なかのドライブでも自然にきれいなラインを走れ、心地よさを味わえます。
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27/29ルノー・メガーヌR.S.ウルティム
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