第2回:Vector 4Seasons 雪の霧ヶ峰を行く
2017.12.25 四季の国に“4Seasons”という提案を<PR>話題のオールシーズンタイヤ「グッドイヤー・ベクター4シーズンズ」の走りを試すべく、モータジャーナリストの藤島知子が雪の霧ヶ峰に挑戦! 東京からのドライブの様子を、写真でリポートする。
(語り=藤島知子/写真=荒川正幸)
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1/32オールシーズンタイヤの実力を知るために企画された今回のツアー。“旅のお供”に選んだのは、プジョーのコンパクトSUV「2008」である。このクルマには、オールシーズンタイヤの「グッドイヤー・ベクター4シーズンズ」が新車装着されているのだ。
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2/32出発前に、ちょっとクルマの紹介を。「プジョー2008」は全長4160mmのコンパクトSUV。フランス車ならではのユニークなデザインが魅力で、サイドビューでは“段付き”のルーフラインが目を引く。
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3/32今回の試乗には、スポーティーな内外装が魅力の上級グレード「GTライン」を選択した。
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4/32エクステリアではブラックのドアミラーやウィンドウモール、17インチのアルミホイールなどが「GTライン」の特徴だ。
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5/32プジョー伝統の、ライオンのエンブレム。
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6/32インテリアでは、各所に施された赤いステッチが「GTライン」の目印である。
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7/32ステアリングホイールの上から視認する、ユニークなレイアウトのメーター。速度計とエンジン回転計の間には、走行情報などが表示されるインフォメーションディスプレイが装備される。
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8/32オプションで用意される電動シェード付きのパノラミックガラスルーフ。縁の部分にアンビエンスランプが仕込まれている。
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9/32クルマの撮影もほどほどに、いよいよ東京を出発。目指すは長野県の霧ヶ峰だ。
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10/32首都高速道路を抜け、中央自動車道を諏訪方面へ。天気は良好で、一同「本当に雪なんてあるの?」と不安になり始める。
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11/32遠くに見える、中央アルプスのそれとおぼしき山々。ドライ路面の中央自動車道では、「ベクター4シーズンズ」の高いグリップ力と快適な乗り心地、ロードノイズの小ささを実感することができた。
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12/32目的地に近づくにつれ、周辺の様子も降雪地のそれに変わり始める。高速道路の電光掲示板にはチェーン規制の情報も表示されていたが、冬用タイヤの性能を満たしている「ベクター4シーズンズ」なら、チェーン無しでも規制区間を走ることができる。
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13/32諏訪インターチェンジで中央自動車道を降り、スキー場へとつながる山道を登る。市街地を出ると、いよいよ路面が雪に覆われ始めた。
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14/32雪道でも期待以上のグリップ力を発揮する「ベクター4シーズンズ」。コーナリングで違和感を覚えることはなく、ブレーキの利きも十分だ。
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15/32ドライ路面での性能はもちろん、冬用タイヤとしての性能でも、「ベクター4シーズンズ」は昔のオールシーズンタイヤとはすっかり“別物”だった。
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16/32雪上では、動きだしで少しタイヤが空転することもあったが、それも、ゆっくりとしたアクセル操作を心がければ問題ないレベルだった。
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17/32霧ヶ峰スキー場の駐車場でひと休憩。ゆるやかな傾斜の多い霧ヶ峰は、冬はウィンタースポーツで、その他の季節はキャンプや山歩き、グライダーなどでにぎわう。
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18/32スキー場を後にし、ビーナスラインをさらに登っていく。
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19/32往来するクルマによって踏み固められた雪の上を走る。こうした場面でも、「ベクター4シーズンズ」は十分なグリップ力を発生。上り坂での静止状態からの発進も難なくこなしてくれた。
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20/32目的地である見晴台に到着。ビーナスラインの名物である絶景の展望を期待していたのだが、この日はやや雲が垂れ込めていた。残念。
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21/32季節に応じてさまざまな風景を見せる霧ヶ峰。冬もいいが、高山植物で緑に染まる、ほかの季節も見てみたい。
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22/32長野県に入ったあたりから空を覆い始めた雲に、いつの間にか切れ間ができていた。せっかくなので、表情豊かな空を背景に「プジョー2008」を記念撮影。
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23/32「プジョー2008」に搭載される1.2リッターガソリンターボエンジン。急峻(きゅうしゅん)な坂道でも、力強く2008の車体を引っ張ってくれた。
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24/32ブラックとメッキのコントラストが美しいセンターコンソール。トランスミッションは6段ATで、手動での変速も可能となっている。
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25/32「GTライン」には、雪道や悪路などでの運転をアシストするドライブモードセレクターが装備される。
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26/32シートはファブリックとテップレザーの組み合わせ。東京-長野間の長距離ドライブも、快適に過ごすことができた。
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27/32リアシートはベンチタイプの3人乗り。6:4の分割可倒機構が備わっており、格納時にはシートバックが水平に、荷室床面と同じ高さになるように設計されている。
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28/32ラゲッジルームの容量は、5人乗車時で360リッター。リアシートを倒すと1172リッターのスペースが得られる。
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29/32ライオンのツメを思わせる3連のリアコンビランプと、テールゲートを飾る「2008」のバッジ。「∞(無限)」の記号をモチーフにした、「00」のデザインがスタイリッシュ。
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30/32今回のツアーの主役である「ベクター4シーズンズ」。「プジョー2008」の他にも、複数の輸入SUVに新車装着される。
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31/32ドライ、ウエット、スノーと、さまざまな路面状況を考慮した「ベクター4シーズンズ」のトレッドパターン。日本では、この国の市場特性に合わせて改良を受けた「ベクター4シーズンズ ハイブリッド」が販売されている。
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32/32見晴台を後にする「プジョー2008」。サマータイヤと冬用タイヤの性能を併せ持つオールシーズンタイヤは、季節の変化が大きい日本のユーザーの行動範囲を広げてくれるかもしれない。