日本では2017年10月にデビューした、新型「メガーヌGT」。先代よりも前後に70mm長い、伸びやかなスタイリングをまとう。
「メガーヌGT」の18インチアルミホイール。タイヤはコンチネンタルの「コンチスポーツコンタクト5」が組み合わされていた。
個性的なデザインのリアコンビランプ。その下には、車両の開発に関わった「RENAULT SPORT」のエンブレムが配される。
ボディーカラーはテスト車の「ブルーアイロンメタリック」(写真)のほか、「ブランナクレメタリック」と「グリチタニアム」が選べる。
ブラック基調のインテリア。ところどころにブルーのアクセントカラーが添えられる。
メーターパネルは7インチの液晶タイプ。表示パターンは、ドライバーの好みに応じて変更できる。
トランスミッションは、デュアルクラッチ式の7段AT。シフトレバーおよびカバーには、ブルーの差し色があしらわれる。
インテリアを彩るアンビエントライトは5色から選べる。メーターパネルのカラーも、これにあわせて変化する。
前席は、表皮にアルカンターラを採用した「GTスポーツシート」。ヘッドレストにはチェカードフラッグの刺しゅうも。
上質なナッパレザーで仕立てられたステアリングホイール。下部のスポークには「GT」のロゴが添えられる。
「メガーヌGT」の0-100km/h加速タイムは7.1秒。ベストの発進加速を実現する「ローンチコントロール」機能が備わる(写真はシステム作動時のメーターパネル)。
「メガーヌGT」には、車間距離警報や車線逸脱警報、緊急自動ブレーキ、後側方車両検知警報などの安全装備が備わる。
ルノー・スポールがシャシーチューニングを担当した「メガーヌGT」。専用のサスペンションやアンチロールバーなどが備わる。
「メガーヌGT」には、後輪を前輪と同方向または逆方向に切ることで旋回性や走行安定性を高める「4コントロール」システムが搭載されている。写真はBピラー部に見られるエンブレム。
走行モードの選択画面。コンフォート、スポーツ、ニュートラル、ペルソ(パーソナル)の4モードが選べ、スポーツモード選択時のみ、後輪の操舵方向の切り替えタイミングが80km/hに高められる。
後輪の切れ角は、前輪と同位相の時で最大1度。逆位相の時は最大2.7度となっている。
「4コントロール」は、コンフォートからスポーツまで、すべての走行モードで作動する。
センターコンソールには「R.S.ドライブボタン」が備わる。これを押すだけで、走行モードがスポーツモードに切り替わる。
60:40分割可倒式の後席。前席と同様に、アルカンターラで仕立てられている。
荷室の様子。後席の背もたれを前方に倒すことで、積載容量を拡大できる。
ルノー・スポールがモータースポーツにかける情熱とテクノロジーを凝縮させたという新型「メガーヌGT」。ワゴンタイプの「メガーヌ スポーツツアラーGT」もラインナップされている。
ルノー メガーヌGT
「メガーヌGT」の1.6リッター直4ターボ。エンジンカバーを持たないため、補器類が見えている。
フロントホイール(写真)の内側には、直径320mmのブレーキディスクがおさまる。リアのサイズは290mm。
助手席前方の化粧プレートには、「RENAULT SPORT」のバッジが添えられる。
マフラーエンドは2本出し。ディフューザータイプのプレートも個性を主張する。