DJサッシャが聞く BMWの走りを支える承認タイヤの秘密
スターマークタイヤはBMWのベストパートナー 2021.12.17 “駆けぬける歓び”に欠かせないスターマーク付きタイヤ<AD> BMW車のタイヤ側面にある“スターマーク”は、BMWの品質基準を100%満たす承認タイヤの証し。市販の汎用(はんよう)タイヤとは何が異なるのか? プライベートでBMWに乗るラジオDJサッシャさんが、Motoren Saitamaさいたま東でとことん聞いてきました。“スターマーク”は信頼の証し
サッシャ:僕は現在の愛車(320dツーリングMスポーツ)に9年ほど乗っています。走行距離が多めなのでタイヤは比較的よく換えているほうだと思うんですが、ディーラーで交換したほうがいいんですか?
サービス部アドバイザー平賀啓司(以下、平賀):私たちはBMWの承認タイヤということで、“スターマークタイヤ”をお薦めしています。サイドウォールに星のマークが記されているものですね。BMWとタイヤメーカーが連携し、クルマの特性に合わせて共同で開発しています。
サッシャ:僕はいつもディーラーで交換していたんですが、そのことは知りませんでした。でもさっき確認したら、確かに(愛車のタイヤにも)星のマークが付いていましたよ。スターマークタイヤは、どんなところにアドバンテージがあるんですか?
平賀:それぞれのモデルに合わせて専用開発しています。スポーツモデルであれば、ドライグリップやウエットグリップを重視しますし、通常のモデルであれば乗り心地や静粛性を優先します。
サッシャ:3シリーズでもいろいろあって、街乗りに適したファミリー向けのモデルもあれば、Mスポーツのような走り指向のタイプもありますからね。
平賀:タイヤのブロックやコンパウンドをそれぞれのモデルに合わせて専用開発していますから、自信を持ってお薦めしております。
サッシャ:ドイツ本国でテストしているんですか?
平賀:ドイツはもちろん、日本でもテストしています。高速道路の舗装も国によって違いますから、対応する必要があります。日本の高速道路では耐水性を重視した舗装を行っていて、そういう路面に合うタイヤをご提供しています。
→さまざまな情報をお届けする「BMWサービスラウンジ」はこちら
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
タイヤ交換に1年間の補償サービスが付帯
サッシャ:ディーラーで交換する時、タイヤの種類を選ぶことはできますか?
平賀:スターマーク付きのタイヤは、ブリヂストン、コンチネンタル、ダンロップ、ミシュラン、ピレリといったグローバルメーカーのタイヤのなかから選ぶことが可能です。
サッシャ:そのなかでこれがいいですよ、と薦めていただけるのでしょうか?
平賀:お客さまの要望を伺って、そのうえでご案内します。もともと付いていたタイヤにご満足いただけていればそのまま同じタイヤをご提案しますし、お好みのブランドを選んでいただくこともできます。どんなサイズでも、2つか3つのタイヤメーカーから選べるようになっていますよ。
サッシャ:あと大事なのは、価格ですよね。
平賀:同じサイズでも、メーカーによって多少の価格差はあります。
サッシャ:ディーラーだと、お値段が高いというイメージがありますが……。
平賀:そう思われる方がいらっしゃいますね。でも、基本的にタイヤの価格というのはオープンプライスとなっていますので、決して高いということはありません。同じサイズ、同じ種類のタイヤであれば、同等の価格で販売しています。
サッシャ:格安タイヤというのもありますが、やっぱりよくないんでしょうね。
平賀:値段が安いというのは、それなりの理由があるのだと思います。最近皆さん目が肥えてきて、タイヤの側面にある製造年月日を気にする方も多いですね。安いタイヤは古かったりすることも。そういうものは正規ディーラーでは販売しません。
サッシャ:今乗っているクルマは、4回パンクしたんです。それまで一度もなかったのに、高速道路でくぎを踏んでしまったり、原因不明のスローパンクチャーだったり。交換した1カ月後にまたパンクしたこともありました。さすがに出費がかさんでしまって(笑)、なんとかならないものでしょうか……。
平賀:正規ディーラーでご購入いただくと、1年間のメーカー補償サービスが付きます。破損タイヤの交換時にはお客さま負担がいくらかありますが、その交換費用をメーカーとして10万円まで補償するサービスです。
サッシャ:それは安心ですね!
→さまざまな情報をお届けする「BMWサービスラウンジ」はこちら
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
パンク修理はあくまでも応急処置
サッシャ:タイヤの点検はどのくらいのインターバルで行えばいいんでしょう。
平賀:乗る方の環境によっても違いますが、月に2回はご自身で空気圧とともに簡単にタイヤの様子をチェックし、できれば半年に1回はディーラーにもご相談いただければと思います。もちろん車検や定期点検の時には、私どもディーラーでも必ずチェックしています。あとは、長距離を走る場合には、その前に寄っていただくのが安心ですね。
サッシャ:なんかお手間かけちゃうかなって遠慮してしまうんですが……。
平賀:安心安全に乗っていただくためですから、ぜひお越しください。1tから1.5tを超えるようなクルマをタイヤ4つで支えているわけですから、気をつけるに越したことはありません。路面に接地している面積は、1本のタイヤあたりでハガキ1枚ぐらいなんですよ。
サッシャ:え、それじゃハガキ4枚でクルマを走らせているんですか?
平賀:だからこそ、タイヤは重要なんですね。BMWでは、タイヤの溝の深さが3mmになると交換をお勧めしています。車検の基準では1.6mmですが、溝が浅くなればなるほど制動距離は長くなりますし、クルマの性能を引き出すことができないと考えるからです。
サッシャ:前にパンクした時はディーラーが近かったので、数百メートル自走して行きました。BMWはランフラットタイヤなので、なんとか走れますからね。
平賀:走ることはできますが、最高速度80km/hで航続距離が80kmと定められています。正規ディーラーであれば、どこでも対応いたします。ただ、パンク修理はあくまでも応急処置だと思ってください。パンクすると内部の構造までは元に戻すことができないので、交換を推奨しています。
サッシャ:空気圧についても、気にかけたほうがいいでしょうか。
平賀:メーカーが指定している空気圧というのは非常に大事です。燃費ですとか運動性能を左右しますので。BMWには空気圧のセンサーが付いていますから、ご自分で確認することができますね。何か気になることがあれば、ディーラーに持ってきていただければ溝の残量チェックも合わせて拝見いたします。
→さまざまな情報をお届けする「BMWサービスラウンジ」はこちら
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
名探偵であり名医でもある
サッシャ:ディーラーでタイヤ交換をお願いする際は、こちらからはどんな情報をお伝えすればいいんでしょうか。
平賀:ある程度はこちらからご質問して、今のタイヤで満足いただけないところはありますかとか、どういうのがお好みですかとお聞きします。静粛性が大切なのか、コーナリングの安定感やハンドリングを重視するのかなど、お客さまによってそれぞれですから。
サッシャ:僕としては、長持ちすることが大切だし、静粛性も重視したいですね。
平賀:320dツーリングMスポーツ向けのタイヤですと、ほとんどのメーカーのスターマークタイヤが選べると思いますよ。ディーゼルエンジン搭載車ですから、大きなトルクに耐えられるタイヤがいいのかなと思います。
サッシャ:確かに減りが早いですね。特にフロントのショルダーが早く減るような気がします。
平賀:BMWは小回りが利くので、ハンドルの舵角が大きくなってショルダーの減りが早くなる傾向がありますね。
サッシャ:なるほど。それでですか。うちの駐車場の前の道が狭くて、何回も切り返しをしないと入らないので。
平賀:その車両のタイヤを見せていただくと、どんな使われ方をしているのかはある程度わかりますね。ブロックの減り方などでも判断できますから。走り志向で山道などを走るのが好きな方だと、タイヤがささくれたりしていることも。「結構飛ばしてますね」とお声がけすると、「あれ、わかります?」と驚かれることもあります。
サッシャ:タイヤを見て運転の傾向がわかってしまうなんて、探偵みたいですね!
平賀:駐車場の状況もわかりますね。青空駐車だと太陽の紫外線で表面にオゾンクラックというヒビが入ってしまいます。あまり乗らなくて溝は残っていても、ゴムが硬くなれば地面に食いつく力は弱まりますから、やはりタイヤを交換しなければなりません。
サッシャ:なるほど、名探偵であり名医でもあるわけですね。ディーラーであれば記録も残っているし、クルマの状況を把握できている。だからこそ、タイヤをディーラーで交換するメリットは大きいといえます。しかも、BMWの各モデルに合わせて開発したスターマークタイヤなら安心。僕もまた、BMWのディーラーでタイヤ交換したいと思います。
(語り=サッシャ/まとめ=鈴木真人/写真=花村英典)
→さまざまな情報をお届けする「BMWサービスラウンジ」はこちら
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |