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noblechairs|EPIC - Mercedes-AMG PETRONAS F1 Team - 2021 EDITION

理想の椅子に出会えた 2024.11.27 そのゲーミングチェアにドイツのこだわりが宿る<AD> プロのゲーマーだけでなく、今や幅広い分野のユーザーに支持されているゲーミングチェア。ドイツのクラフトマンシップが息づくnoblechairsのメルセデスF1チーム限定コラボモデルに触れたインテリアのプロが、その印象を語る。

これまでに使っていた椅子とは違う

家具のなかで、人の体に触れることが最も多いのが椅子だろう。生活の質を左右する重要なアイテムなのだ。インテリアコンサルタントとして活躍する神戸アレック氏が注目しているのが、ドイツのnoblechairs(ノーブルチェアーズ)が開発した「EPIC - Mercedes-AMG PETRONAS F1 Team - 2021 EDITION(エピック メルセデスAMGペトロナスF1チーム 2021エディション)」。ゲーミングチェアである。意外なセレクトのように思えるが……。

「何時間もディスプレイの前に座ってゲームを楽しむ人のためにつくられたのがゲーミングチェアです。座り心地や快適さ、耐久性などで高い水準が求められるので、家具として完成度が高いのは当然ですよね。僕自身はゲーマーではありませんが、エピックは気に入りました。事務所で作業するのに使っていて、とても具合がいいことがわかったんです」

神戸さんは、筋金入りの腰痛持ち。長年、自分の体に合った椅子を探し求めてきたという。

「小学生の頃からギックリ腰に悩んでいました(笑)。仕事で椅子に座っていると、だんだん腰がつらくなってきます。長時間座っていて立ち上がる時は、また痛めてしまうのではないかと不安になってしまう。仕方がないので、立ったままで作業することもあります。エピックに座った時も、最初はこまめに立ち上がったりしていました。でも、集中して作業していたら、気づかないうちに長い時間を椅子の上で過ごしていたんですよ」

座ることに恐怖心を感じていたが、安心して仕事に打ち込むことができた。エピックは、これまでに使っていた椅子と何が違っているのだろう。

「座面が程よい硬さなんです。柔らかいほうが座り心地がいいと思われがちですが、実は柔らかすぎると姿勢が固定されてしまい、むしろ疲れやすい。ある程度の硬さがあると、姿勢を変えながら動けるので、リラックスできるんですね」

→“ゲーミングチェア”noblechairsの詳しい情報はこちら

ノーブルチェアーズの「EPIC(エピック)」シリーズにラインナップされたメルセデスAMGペトロナスF1チームとのコラボレーションモデル第2弾が「エピック メルセデスAMGペトロナスF1チーム 2021エディション」。ヘッドレストに入った同チームのロゴとペトロナスグリーンのステッチが目を引く。
ノーブルチェアーズの「EPIC(エピック)」シリーズにラインナップされたメルセデスAMGペトロナスF1チームとのコラボレーションモデル第2弾が「エピック メルセデスAMGペトロナスF1チーム 2021エディション」。ヘッドレストに入った同チームのロゴとペトロナスグリーンのステッチが目を引く。拡大
「エピック メルセデスAMGペトロナスF1チーム 2021エディション」のデザインモチーフは、2020年シーズンのF1チャンピオンマシン「Mercedes-AMG F1 W11 EQ Performance」。ハイパフォーマンスカーのシートを想起させるスポーティーなフォルムが特徴で、長時間にわたりPC作業やゲームを行うハードユーザー向けに設計されている。価格はオープン。
 
「エピック メルセデスAMGペトロナスF1チーム 2021エディション」のデザインモチーフは、2020年シーズンのF1チャンピオンマシン「Mercedes-AMG F1 W11 EQ Performance」。ハイパフォーマンスカーのシートを想起させるスポーティーなフォルムが特徴で、長時間にわたりPC作業やゲームを行うハードユーザー向けに設計されている。価格はオープン。
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カーボン調のサイドラインやシルバーに光るハーネスホール、ペトロナスグリーンのステッチなどは、「Mercedes-AMG F1 W11 EQ Performance」からインスピレーションを得たもの。最先端素材の使用や質感の高さもセリングポイントである。
カーボン調のサイドラインやシルバーに光るハーネスホール、ペトロナスグリーンのステッチなどは、「Mercedes-AMG F1 W11 EQ Performance」からインスピレーションを得たもの。最先端素材の使用や質感の高さもセリングポイントである。拡大
インテリアコンサルタントとしてクライアントの“住まいと空間”をサポートする神戸アレック氏。これまでに50台以上のクルマを乗り継いできたカーマニアでもある。今回は横浜、河口湖、八ヶ岳の3拠点生活のうち、主に横浜で使用しているノーブルチェアーズのアイテムについて話をうかがった。
インテリアコンサルタントとしてクライアントの“住まいと空間”をサポートする神戸アレック氏。これまでに50台以上のクルマを乗り継いできたカーマニアでもある。今回は横浜、河口湖、八ヶ岳の3拠点生活のうち、主に横浜で使用しているノーブルチェアーズのアイテムについて話をうかがった。拡大

マテリアルへのこだわりもドイツ流

エピックの座面と背もたれに使われているのは、弾力のある高密度モールドウレタン。適度な反発力があり、体が沈み込むことなく安定感のある座り心地が得られるのだ。

「座面の形状もいいですね。サイドが盛り上がっているんですが、窮屈ではありません。クルマのシートのように湾曲して広がっていて、お皿の縁のようです。よくあるゲーミングチェアだときつく拘束されるような感じになるんですが、これなら制限するというより支えになってくれる。足を開いていると、ストレッチしながら座るかたちになるんですね。太ももの筋肉が硬直して引っ張られると腰痛の原因になりますから、手を添えてくれている感じで心地よく座れるのがありがたいんです」

自分好みに調整するためのクッションも用意されている。ランバーサポートを腰の位置に装着したりヘッドクッションを用いたりすることによって、よりフィット感を高めることができるのだ。高さが変えられるのは当然として、神戸さんが好感を持ったのはアームレストの調節機能だ。4方向(上下・前後・左右・斜め)に動かすことができる。

「スマホでゲームをする時は、アームレストを上げておくと疲れません。図面を書く時には、前端が内側を向くようにして前のめりの姿勢をとればいい。必要がなければ取り外すこともできるというのは親切設計ですね」

調整の自由度が高いことはうれしいが、神戸さんには気がかりな点があった。座面や背もたれに使われているマテリアルについての不安である。

「こういう素材は表皮にパンチングが施されているのが普通です。エピックの素材はツルッとしていて、ももの裏がベタベタするんじゃないかと思ったんですね。短パンで作業することも多いので、蒸れたりこもったりするのは困ります。でも、実際には粉を塗っているのかと思ってしまうほどすべすべで、感動的でした」

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重厚感のあるしっかりとしたつくりも「エピック メルセデスAMGペトロナスF1チーム 2021エディション」の魅力。フローリングとカーペットの両方に使えるキャスターはF1マシンのタイヤをイメージしたもので、ブラックをベースにペトロナスグリーンの縁取りが施された専用デザインになっている。
重厚感のあるしっかりとしたつくりも「エピック メルセデスAMGペトロナスF1チーム 2021エディション」の魅力。フローリングとカーペットの両方に使えるキャスターはF1マシンのタイヤをイメージしたもので、ブラックをベースにペトロナスグリーンの縁取りが施された専用デザインになっている。拡大
「座面の形状もいいですね。サイドが盛り上がっているんですが、窮屈ではありません」と神戸アレック氏。クッション部分に用いられたカーボン柄とペトロナスグリーンのステッチは、このコラボモデルにのみ採用されている。
「座面の形状もいいですね。サイドが盛り上がっているんですが、窮屈ではありません」と神戸アレック氏。クッション部分に用いられたカーボン柄とペトロナスグリーンのステッチは、このコラボモデルにのみ採用されている。拡大
ヘッドレストの背面にも「AMG PETRONAS FORMULA ONE TEAM」ロゴとスリーポインテッドスターの刺しゅうが入る。従来モデルの「エピック メルセデスAMGペトロナス モータースポーツエディション」から、表皮をはじめロゴやシートバックデザイン、キャスターのカラーなどいくつかのアップデートが施されている。
ヘッドレストの背面にも「AMG PETRONAS FORMULA ONE TEAM」ロゴとスリーポインテッドスターの刺しゅうが入る。従来モデルの「エピック メルセデスAMGペトロナス モータースポーツエディション」から、表皮をはじめロゴやシートバックデザイン、キャスターのカラーなどいくつかのアップデートが施されている。拡大
ワーキングスペースでPCに向かう神戸アレック氏。「短パンで作業することも多いので、蒸れたりこもったりするのは困ります。でも、実際には粉を塗っているのかと思ってしまうほどすべすべで、感動的でした」と、「エピック メルセデスAMGペトロナスF1チーム 2021エディション」のハイブリッドPUレザー表皮を絶賛した。
ワーキングスペースでPCに向かう神戸アレック氏。「短パンで作業することも多いので、蒸れたりこもったりするのは困ります。でも、実際には粉を塗っているのかと思ってしまうほどすべすべで、感動的でした」と、「エピック メルセデスAMGペトロナスF1チーム 2021エディション」のハイブリッドPUレザー表皮を絶賛した。拡大

インテリアに溶け込むデザイン

エピックに使われているのは、ドイツ生まれの新しい合成皮革「ハイブリッドPUレザー」。生地構造に無数のミクロな通気孔があり、水蒸気と空気の流れを促すため、透湿性・通気性が高いのだ。ハイテク素材でサラッとした使用感を実現している。本革よりも汗を吸いやすく、耐久性やメンテナンス性は折り紙付きだ。

エピック メルセデスAMGペトロナスF1チーム 2021エディションは、メルセデスAMGペトロナスF1チームとのコラボ製品。ノーブルチェアーズ限定のオフィシャルライセンス取得製品で、F1でコンストラクターズタイトル8連覇を成し遂げたチームのエッセンスが注ぎ込まれている。2021年のリニューアルでディテールをブラッシュアップし、さらに魅力的になった。

「クルマに乗る時は高揚感が生まれますが、このチェアはその気分を家の中に持ち込んでくれます。ヘッドレストにスリーポインテッドスターがあって、特にメルセデスオーナーはテンションが上がりますよね。ステッチのグリーンが、インテリアに合わせやすい色合いです」

F1マシンのタイヤをイメージしたというキャスターにもペトロナスグリーンがあしらわれている。ブラックを基調にカーボン調のサイドラインとシルバーのハーネスホールを組み合わせ、レーシーな雰囲気が最大限に演出されているのだ。

「ゲーミングチェアには未来感を強調してメカメカしく仕立てたものもありますが、大人はちょっと気が引けてしまいます。エピックはゲーム用にデザインされていても過剰さはないので、インテリアに溶け込みます。ゲーマー以外にも広い層に受け入れられると思いますよ」

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「エピック メルセデスAMGペトロナスF1チーム 2021エディション」には、専用デザインの「メモリーフォームクッションセット」や、「フットレスト2ブラックエディション」といったオプションアクセサリーが用意されている。
「エピック メルセデスAMGペトロナスF1チーム 2021エディション」には、専用デザインの「メモリーフォームクッションセット」や、「フットレスト2ブラックエディション」といったオプションアクセサリーが用意されている。拡大
ノーブルチェアーズの主な最新ラインナップ。左からブラックでコーディネートされた「HERO - BLACK EDITION(ヒーロー ブラックエディション)」、専用の白い表皮を採用する「EPIC - WHITE EDITION(エピック ホワイトエディション)」、神戸アレック氏が日常的に使用している「EPIC - Mercedes-AMG PETRONAS F1 Team - 2021 EDITION(エピック メルセデスAMGペトロナスF1チーム 2021エディション)」、流線形のバックレストがインテリアにもマッチする「ICON - JAVA EDITION(アイコン ジャワエディション)」。
ノーブルチェアーズの主な最新ラインナップ。左からブラックでコーディネートされた「HERO - BLACK EDITION(ヒーロー ブラックエディション)」、専用の白い表皮を採用する「EPIC - WHITE EDITION(エピック ホワイトエディション)」、神戸アレック氏が日常的に使用している「EPIC - Mercedes-AMG PETRONAS F1 Team - 2021 EDITION(エピック メルセデスAMGペトロナスF1チーム 2021エディション)」、流線形のバックレストがインテリアにもマッチする「ICON - JAVA EDITION(アイコン ジャワエディション)」。拡大
スタイリッシュなホワイトの「エピック ホワイトエディション」は、体をしっかりと包み込むレーシングスタイルのデザインと、ホワイトのカラー専用に開発された高機能レザー表皮「ハイテクビニールレザー」の採用が特徴。表皮はミクロな通気孔によって透湿性・通気性が高く、長時間座っても蒸れやベタつきが少ないという長所を持つ。
スタイリッシュなホワイトの「エピック ホワイトエディション」は、体をしっかりと包み込むレーシングスタイルのデザインと、ホワイトのカラー専用に開発された高機能レザー表皮「ハイテクビニールレザー」の採用が特徴。表皮はミクロな通気孔によって透湿性・通気性が高く、長時間座っても蒸れやベタつきが少ないという長所を持つ。拡大

多くのシーンに対応する機能性

神戸さんはインテリアコンサルタントとしてさまざまな物件を見ていて、家の間取りについての考え方が大きく変化していると感じている。エピックは最近のトレンドにマッチするチェアだというのだ。

「かつてはリビングルームにソファがあるのが当たり前でした。テーブルとテレビを組み合わせるのが決まりになっていたんです。最近はそういう固定観念が崩れて、フレキシブルになっていますね。キッチンを重視して大きくしたいという希望が多く、リビングは小さめでいいと考える人も多いんですよ」

ソファとテーブルがリビングルームの大半を占めてしまうのではスペース効率が悪い。オープンキッチンにして一人掛けの椅子を使い分けるという発想が広がっている。

「昼はテレワークで使い、夜になったら向きを逆にしてテレビを見たりすることができます。エピックは仕事にもプライベートにもマッチするデザインですから、新しい間取りの考え方に相性がいいですね。しかも、くつろぐのに適した機能があることに感心しました」

エピックは背もたれの角度を90°~135°に調整できる。デスクに向かう時には立てた状態にし、息抜きをしたければ後ろに大きく倒せばいい。うれしいのはロッキング機構が備わっていることだ。ゆらゆらと前後に揺らすことで、心地よい安らぎを得られる。

「エピックは仕事とくつろぎのどちらにも適したデザインと機能を持っています。インテリアのトレンドを体現したかのような新しさがありますね。ノーブルチェアーズにはほかにもいろいろなモデルがラインナップされていて、体形や好みに合わせて選ぶことができます。ゲーマーだけに独占させておくのはもったいないですよ(笑)」

(語り=神戸アレック/文=鈴木真人/写真=花村英典/車両協力=メルセデス・ベンツ日本)

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本革よりも汗を吸い、一般のPUレザーよりも乾きやすいという「ハイブリッドPUレザー」が使用された「ヒーロー ブラックエディション」。ブラックで統一された表皮とパーツによって、個性が表現されている。
本革よりも汗を吸い、一般のPUレザーよりも乾きやすいという「ハイブリッドPUレザー」が使用された「ヒーロー ブラックエディション」。ブラックで統一された表皮とパーツによって、個性が表現されている。拡大
アームレストのステーや、背もたれの角度調整機構をマットブラックでコーディネート。リクライニング用のレバーやランバーサポートの調整用ダイヤルに用いられたメタリック調の加飾が、ブラックのなかで輝くアクセントになっている。
アームレストのステーや、背もたれの角度調整機構をマットブラックでコーディネート。リクライニング用のレバーやランバーサポートの調整用ダイヤルに用いられたメタリック調の加飾が、ブラックのなかで輝くアクセントになっている。拡大
ノーブルチェアーズでは長時間座ることを想定し、耐久性や蒸れ感、肌触りなどを考慮した表皮素材を用意。合成レザーやリアルレザー、ファブリックといった豊富なラインナップから、好みや使用環境に合わせてアイテムを選択できる。
ノーブルチェアーズでは長時間座ることを想定し、耐久性や蒸れ感、肌触りなどを考慮した表皮素材を用意。合成レザーやリアルレザー、ファブリックといった豊富なラインナップから、好みや使用環境に合わせてアイテムを選択できる。拡大
「アイコン ジャワエディション」をリビングに置き、愛犬とともにリラックスタイムを過ごす神戸アレック氏。座面と背もたれが連動して可動するシンクロロッキング機構で、ゆりかごのような自然で滑らかな動きが楽しめる。
「アイコン ジャワエディション」をリビングに置き、愛犬とともにリラックスタイムを過ごす神戸アレック氏。座面と背もたれが連動して可動するシンクロロッキング機構で、ゆりかごのような自然で滑らかな動きが楽しめる。拡大