あなたの行動範囲を無限大に 「クムホ・ソルウス4S HA32」を試す
雪予報にも慌てない 2026.03.30 毎日をアクティブにするクムホのオールシーズンタイヤ<AD> クムホのオールシーズンタイヤ「ソルウス4S HA32」は春夏秋冬の全季節に対応。その心は高いドライ&ウエット性能で夏タイヤとしての高い性能を満たしたうえで、高い雪上性能を付与しているということだ。「三菱デリカD:5」に装着した印象をリポートする。履き替えの手間を最小限に
冬になったら、タイヤも衣替えするのがルール。夏タイヤのまま雪道を走るのがいかに危険なことであるかが理解されるようになったのは喜ばしい。突然の雪で立ち往生したら、まわりにも迷惑をかけてしまう。東京でも、11月ぐらいになったら積雪に備えてスタッドレスタイヤを装着するという習慣が広がってきた。でも、もし夏でも冬でもOKなタイヤがあれば、面倒な交換作業はしたくないのが本音である。
そんなワガママな夢をかなえてくれるのがクムホ・ソルウス4S HA32。オールシーズンタイヤと呼ばれる万能タイプの優れモノだ。ヨーロッパの冬用タイヤの証明であるスノーフレークマークが刻印されており、一年中履きっぱなしでいられる。夏タイヤと同じような感覚で運転できるのに、不意に雪が降ってきても慌てずにそのまま走れるというのだからありがたいではないか。
正直に言うと、雪道での走行性能は同じクムホのスタッドレスタイヤ「ウインタークラフト」には及ばない。ソルウス4S HA32は氷上走行には対応していないので、アイスバーンを走るのはご法度である。オールマイティーでないことは事実だが、豪雪地帯に住んでいるのでなければスタッドレスタイヤの性能が必要になるシーンにはほとんど遭遇しないだろう。太平洋側の都市部ならば、冬でもドライ路面を走る時間が圧倒的に長いはずだ。
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ドライ路面では夏タイヤと変わらない
その実力を確かめるために、三菱デリカD:5にソルウス4S HA32を装着して北に向かうことにした。2007年にデビューした古株ながら2025年に大幅な改良を受け、本格的な悪路走破性能を持つミニバンという他メーカーにはない特徴で人気となっている。“デイリーアドベンチャー”というコンセプトを掲げており、環境×安全・安心・快適を重視する。ソルウス4S HA32と相性がいいはずだ。
出発地の東京は晴天。路面は完全ドライだ。デリカD:5は2.3リッターのディーゼルターボエンジンを搭載する4WDモデル。走りだすと、ソルウス4S HA32は力強いトルクをしっかりと受け止めていることを感じる。オールシーズンタイヤで走っていることはまったく意識しない。夏タイヤと異なるフィールは皆無だ。
かつてオールシーズンタイヤのイメージは芳しいものではなかった。雪上での性能には限界があり、ドライ路面ではノイズが大きくハンドリングに難があるといわれていたのだ。数少ない雪道走行の機会に備えるために日常のドライブでガマンを強いられるのでは本末転倒である。でも、ソルウス4S HA32で走っていると、意地悪くネガティブな部分を探そうとしても何も見つからない。ハンドリングは素直だし、段差を越えるときにはショックを柔らかく受け止めてくれる。
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ロードノイズもしっかりと抑制
高速道路では、レーンチェンジを試してみた。路面のインフォメーションが確実に伝わり、不安感はない。高速コーナーでは安定した姿勢で駆け抜けていく。従来は弱点とされていたロードノイズもしっかりと抑えられている。前後の席で会話を交わすのにストレスを覚えることはないはずだ。
関越自動車道でサービスエリアに入ると、駐車場に何台ものデリカD:5があって驚いた。大人数でたくさんの荷物を積んでスキー場へ向かうにはおあつらえ向きのクルマで、レジャーを楽しむ都市生活者に支持されていることが分かる。彼らが目いっぱい楽しむために必要としているのがオールシーズンタイヤなのだろう。
北へと走り関越トンネルを抜けると風景が一変する。左右に雪景色が広がり、前方には白い山がそびえ立つ。湯沢ICで降りればスキー場はもうすぐだ。いよいよソルウス4S HA32の雪上性能を試すときがやってきた……と思ったのだが、道はきれいに除雪されていて乾いた路面が続く。
雪国では行政のシステムが整備されていて、早朝に除雪車が出動して生活道路に積もった雪をきれいに除去する。住民や観光客の安全を確保するための努力には敬意を表するが、テストにならないのは困った。さらに山を上って進んでいくと、ようやく除雪が間に合っていない道が現れた。気温は5℃を超えているので、雪が溶けかかってシャーベット状になっている部分もある。
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路面状況の変化がきちんと伝わる
デリカD:5の走行モードをスノーに切り替えてゆっくりとアクセルを踏み、慎重に前進する。路面の状態が変わったことがステアリングに伝わるが、グリップが失われることはない。ハンドルがブレることもないし、ブレーキを踏んだらしっかりと止まった。ドライ路面と同じ感覚ではないのは当然で、タイヤからの情報を受け取ることでむちゃな運転をしてはいけないことを知らされる。フィールの変化が穏やかなので、危険な状況に陥ることを避けられるのだ。
上り坂で静止状態から発進する際に、一瞬タイヤが空転する場面もあった。急なアクセル操作は禁物だということを思い知らされる。クルマのトラクションコントロールシステムと協働して雪道での安全な走行をサポートするのがオールシーズンタイヤの役割なのだ。
今回の試乗ではスキー場への道にはほとんど雪がなく、夏タイヤでもたどり着けただろう。でも、カーブを曲がった先が雪道だったり、天候が急変したりすることもある。うっかりすれば帰れなくなることだってあり得る。ソルウス4S HA32はいざという時に慌てないための頼もしい相棒になってくれるのだ。
撮影を終えた直後、にわかに雨が降ってきた。以前はオールシーズンタイヤがウエット路面に弱いという問題が指摘されていたが、ソルウス4S HA32は雨でも優れた安定性を発揮することを確認できた。夏でも冬でも、晴れていても雨が降っても安心で、違和感のない操縦性を持つ。不意の雪でもパニックにならずに安全に帰路につくことができる。アクティブなライフスタイルを支え、行動範囲を広げてくれるタイヤがソルウス4S HA32なのだと思う。
(文=鈴木真人/写真=郡大二郎)
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車両データ
三菱デリカD:5 P
ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4800×1815×1875mm
ホイールベース:2850mm
車重:1980kg
駆動方式:4WD
エンジン:2.3リッター直4 DOHC 16バルブ ディーゼル ターボ
トランスミッション:8段AT
最高出力:145PS(107kW)/3500rpm
最大トルク:380N・m(38.7kgf・m)/2000rpm
タイヤ:(前)225/55R18 102V XL/(後)225/55R18 102V XL(クムホ・ソルウス4S HA32)
燃費:12.9km/リッター(WLTCモード)
価格:494万4500円







































