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2/22今回カープライスのオークションに出品したのは、フルオリジナルの「ランチア・デルタHFインテグラーレ エボルツィオーネII ディーラーズコレクション」。初年度登録は1995年で、19万2000kmを後にしている。
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3/22「デルタ」のオークションをwebCGスタッフが見守る。このように、競りの様子はインターネットを介してリアルタイムで“観戦”できる。
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オークションの開催時間は10分間(入札状況により延長あり)。スタートの日時は、申し込み時に相談のうえ決定する。写真は上が「残り時間」と「入札件数」、下が「現在の入札価格」を示している。
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5/22オークションの様子は、日ごろ使っているスマートフォンでも確認できる。
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6/22オークションに参加する全国の中古車販売店は900以上。今回は、東京、千葉、神奈川、香川などの各地域から絶え間なく入札が繰り返された。写真は価格が更新されたことを知らせる、スマートフォンの画面表示。
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7/22オークションは複数案件が同時に開催される。取材日は「ホンダS2000」「ポルシェ・ケイマンGT4」などがエントリー。他車の動向も思わず気になる。
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8/22取材対応いただいた、カープライスの奥山 学さん(写真左)と松井亮輔さん(右)。オークションのエントリーに必要な事前査定は、奥山さんが担当した。場所は都内のガソリンスタンド。望めば自宅ガレージなどでも実施可能だ。
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9/22まずは車検証の確認から。車両の基本情報を専用アプリの入ったスマートフォンに記録していく。
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10/22内外装とも、目で厳しくチェックされる。この事前査定はあくまで車両のコンディションを確認し入札側に伝えるもので、「ウリキリ価格」と呼ばれる希望落札価格などは、売り主側が決める。
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11/22査定では車体のリフトアップは行わない。下まわりのチェックは、車両を地面に置いた状態で入念に行う。
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12/22査定員は、塗装の状態や傷などを写真とメモで記録。これらが中古車販売店にとっての、入札の判断材料になる。
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13/22パネルの合わせ目をチェックする奥山さん。査定で最も重視するのは事故歴の有無だという。
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14/22インテリアは、シートのコンディションはもちろん、インストゥルメントパネルや天井の状態も確認する。
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15/22機関のチェックはアイドリングにおける目視のみで、車両を走らせることはない。ただし見方は極めて綿密。
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16/22今回の車両は、「ディーラーズコレクション」と名付けられたマニアックな限定車。こうした“レア車”については、特徴的なディテール(写真はシリアルプレート)も記録される。
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17/22査定を済ませ、インターネットを介して正式にエントリー。この際、落札の希望額や、実際に売買が成立した際の車両引き渡し日を申告する。
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18/22「インターネットオークションによるクルマの買い取りサービスは、中古車販売店とユーザーの双方にとってメリットのあるもの」と語る、カープライス取締役の松井亮輔さん。今後は査定のパートナーを増やし、いま以上に利便性を高めるという。
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19/22ほぼオリジナルの状態を保つインテリア。後付けのカー用品などは、車両の保護のためにも無理に外す必要はないとのこと。
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20/22カーオーディオをチェックする奥山さん。シート下のウーファーやグラブボックス内のETCなど、入札金額に関わる隠れた装着部品についても別途申告する。
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21/22整備点検記録簿は、価格を左右する極めて重要な要素。今回の車両であれば、エンジンのオーバーホールをはじめとするメンテナンスの記録がその品質をアピールすることになる。これらの情報は、売り主の許可があれば入札の判断材料として提供される。
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今回出品した「デルタ」の、“車検の残り”は約22カ月。オークションでは、車検証の有無は価格を左右するものの、有効期限までの長さはあまり関係ないという。