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2/18生粋のスポーツカーに、スポーツセダン、SUV、果ては電気自動車(BEV)と、さまざまな製品を取りそろえるジャガーだが、それらの根底には、常に一貫したイメージが宿っている。
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3/18創業者のウィリアム・ライオンズが「ジャガー」というブランド名を使いはじめたのは1935年のこと。今年で85年を迎える、伝統ある名称なのだ。
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4/18「XE」と「E-PACE」のリアを飾るエンブレム。衝突安全の観点から、ボンネットのマスコットが消えて久しいが、勇躍するジャガーの姿は、今日でもクルマの各所に見られる。(写真:花村英典)
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5/18英国旗“ユニオンジャック”と「ジャガーD-TYPE」。
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6/18長い歴史を持つジャガーは、クラシックカーの“保護”にも熱心。2020年6月には、1950~60年代のモデルに搭載されたXK型エンジンのブロックを再生産すると発表し、ファンを喜ばせた。伝統や文化を大事にするブランドならではの取り組みである。
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7/182018年3月に発表された「I-PACE」。欧州プレミアムブランドがリリースする高性能BEVの先駆けとなった。
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8/18「I-PACE」のインストゥルメントパネルまわり。フルデジタルのメーターパネルやタッチ式コントローラーといった先進的なデバイスと、伝統あるブランドならではの上質な仕立てが融合している。(写真:向後一宏)
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9/18「『E-TYPE』の再来」とも評されるピュアスポーツカー「F-TYPE」。ジャガーのエッセンスのなかでも、特に操る楽しさを強く感じさせる一台だ。
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10/18古くからのファンの中には、ジャガーといえば“猫足”と呼ばれるしなやかな乗り心地を思い浮かべる人も多いだろう。
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11/18前後にモーターを搭載した電動4WDと、従来モデルとはまったく異なるパワートレインを持つ「I-PACE」だが、他のジャガーに乗ったときと同質の喜びをもたらしてくれる点が実に不思議で、面白い。
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12/18美しさへのこだわりに加え、速さにかける情熱もジャガーの特徴。1950年代にはルマン24時間レースで通算5勝を挙げ、その名を世界にとどろかせた。
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13/18ジャガーは1980年代の中ごろから世界各国の耐久レースに参戦。88年にはレーシングプロトタイプの「XJR-9LM」で再びルマンを制している。
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14/18ジャガーは2016-2017年シーズンより、電動のレーシングカーで競われるフォーミュラEへの参戦を続けている。
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15/18世界初のBEVによるワンメイクレース「ジャガーI-PACE eTROPHY」。世界10都市を転戦する国際レースである。
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16/18英国の象徴的な建築物である、ウエストミンスター宮殿の横を行く、ジャガーとランドローバーの歴代モデル。
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17/182017年に発表され、話題を呼んだ「E-TYPE ZERO」。なんと「E-TYPE」をベースとしたBEVである。ある意味、“伝統と革新”を実践し続けるジャガーを象徴するモデルであり、また、こうした取り組みを受け入れる懐の深さが、かの国のイノベーティブネス(先進性)を支えているのだろう。
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18/18戦前から続くブランドの伝統に加え、英国の気質ともいえる先進性とスポーツへの情熱。これこそがジャガーの魅力の源なのかもしれない。