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2/22アメリカを代表するプレミアムブランドのキャデラック。かつてはおおらかなアメリカンカルチャーの象徴とされていたが、今日では知的なグローバルブランドとしてのイメージも持ち合わせている。
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3/22「XT4」はキャデラックが手がけた初のプレミアムコンパクトSUV。上質なしつらえとスポーティーな走りが身上だ。
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4/22他ブランドのモデルとは間違えようのない、エッジの効いたスタイリングも「XT4」の特徴。2003年登場の「CTS」から受け継がれてきた、モダンキャデラックならではの造形だ。
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5/22<神戸アレックさんプロフィール>
住居のリノベーションやインテリアのコーディネートなどを専門とするインテリアコンサルタント。50台以上のクルマを乗り継いできた、生粋のカーマニアでもある。 -
6/22試乗車の内装色は明るいグレーとブラックのツートン。“明るい”といっても目が痛くなるほどのものではなく、ほのかな色味とも相まって、優しく上質な車内空間を演出している。
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7/22本革でしつらえられたフロントシート。「プラチナム」では、シートヒーターやベンチレーション機能、マッサージ機能などが標準装備される。
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8/22全グレードでリアシートヒーターを標準装備するなど、後席の快適性も申し分ない。
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9/22内装色に加え、メッキパーツにも文化が表れていると語る神戸氏。「キャデラックはメッキパーツも少しくすんだものを好みますよね。ギラギラし過ぎず、上品に感じます」
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10/22クルマ好きの神戸氏はマフラーにも注目。「いまどきはプレミアムブランドでもバンパーの飾りでごまかしているクルマがあるんですが、『XT4』のテールは本物ですね。しかも、円形のパイプと連続する、手の込んだ形をしています」
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11/22シート表皮をチェックする神戸氏。「プラチナム」では、開放感のあるパノラマ電動サンルーフも標準装備となる。
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12/22インテリアは“本物志向”で、ダッシュボードやドアトリム、センターコンソールには、本物の杢目材や金属装飾、レザーなどが用いられている。
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13/22上質な素材の選択に加え、キャデラックは内装の仕立て方も重視。「カット・アンド・ソー」という、職人が手作業で素材を裁断・縫製し、ステッチを縫う製法を守っている。
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14/22インフォテインメントシステムの「CUE(キャデラック・ユーザー・エクスペリエンス)」は、ご覧の通りしっかり日本語に対応。ゼンリン製の通信ナビゲーションシステムも標準装備される。
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15/22BOSEは世界で初めて自動車用のプレミアムオーディオを手がけた音響機器メーカーとして知られている。同社の機器を初めて採用したのはキャデラックで、1983年製「セビル」に搭載された。
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16/22神戸氏愛用のタンブラーをしっかりとホールドするドリンクホルダー。自動車が生活の一部となっている、アメリカならではのポイントだ。
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17/22アームレストの下に備わる、ワイヤレスチャージャー付きのスマホホルダー。もちろんUSBやUSB Type-Cのポートも備わっている。
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18/22それ自体も十分多機能な「CUE」だが、Apple CarPlayやAndroid Autoといった、携帯端末のミラーリングにも対応。端末内のアプリをCUEのインターフェイスで操作することもできる。
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19/22ドアに貼られた、生産拠点を示すステッカー。「QUALITY From the Heart of America」という言葉に、生産スタッフのプライドが感じられる。
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20/22ステアリングホイールに備わる運転支援システムのスイッチ。「XT4」には全車速追従型のアダプティブクルーズコントロールや、高精度のレーンキーピングアシスト、パーキングアシストなどの運転支援システムが用意される。
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21/22ボディー下部に巻かれた樹脂製のプロテクターは、SUVとして真面目につくられたクルマの証し。それでいて都会的なイメージが保たれている点にも、このクルマのデザインの巧みさが感じられた。
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22/22確かな存在感を示しながらも、上質で攻撃的なところのない「キャデラックXT4」は、プレミアムSUVとして貴重な存在といえそうだ。